廃棄予定の制服など持ち出し 空自静浜基地、2等空尉を懲戒処分
航空自衛隊静浜基地(焼津市)は31日、廃棄予定の被服を許可なく持ち出したとして、第11飛行教育団整備補給群の男性2等空尉を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
同基地によると、2等空尉は2005年ごろから18年8月ごろまでの間、静浜を含む所属していた基地で補給倉庫内に保管されていた廃棄予定の制服や作業服、靴など計116点を許可なく持ち出して、不法に所持していたという。持ち出した被服類は自宅や貸倉庫で保管していた。2等空尉は「廃棄されるのがもったいないと思い、予備用のため確保していた」と話しているという。