ハーモニカ演奏 聴衆魅了 SBS学苑生ら静岡市で発表会
SBS学苑パルシェ校などでハーモニカ教室を開く栗田満穂さん(静岡市駿河区)の教室生ら約80人による発表会が29日、同市葵区のしずぎんホールユーフォニアで開かれた。ハーモニカの美しい音色が約300人の来場者を魅了した。
所属する教室ごとに発表し、「サライ」やアイルランド民謡「春の日の花と輝く」などを披露。焼津市で活動するしおかぜハーモニーによる「東京ブギウギ」では、息の合った軽やかなメロディーに、来場者は体を揺らしリズムに乗って演奏を楽しんだ。フィナーレは教室生全員でベートーベンの交響曲第9番「歓喜の歌」と童謡「ふるさと」を奏でた。
栗田さんは「コロナ禍で外部イベントへの出演がなくなった分、この発表会が教室間の交流や教室生の張り合いにつながったらうれしい」と期待した。