外壁塗装のトラブル防ぐには 藤枝のリフォーム会社がセミナー
住宅リフォーム「あんしんりふぉーむ」(藤枝市)は22日、悪徳リフォーム業者からの被害を防ぐためのセミナーを同社焼津ショールーム(焼津市西小川)で開いた。同社の貝沼求社長が講師となって、外壁塗装でのトラブル事例を踏まえ、予防策や信頼できる業者を見極めるポイントを伝えた。
貝沼社長はリフォーム関連の不要な工事などを契約させる「点検商法」のトラブルが県中部での高齢者宅を中心に多発していると警告。なかでも外壁塗装の手抜きに関しては「10年ほど経過しないと被害の有無が分からない」と指摘した。
外壁塗装で使用する塗料は1缶約50平方メートル塗ることができると説明。塗装範囲にフルで使用すれば、空の缶がその分だけ出ることから、使い切った缶を撮影した写真を業者に提示させることを勧めた。貝沼社長は「嫌がる業者とは契約しない方が良い」と訴えた。