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テーマ : 富士宮市

偉業たたえ胸像 外国人初の富士登山者オールコック 村山浅間神社(富士宮)で除幕

 外国人で初めて富士登山した英国公使ラザフォード・オールコックの胸像が村山浅間神社(富士宮市村山)の駐車場に完成し、10日に除幕式が開かれた。

除幕されたラザフォード・オールコックの胸像=富士宮市村山
除幕されたラザフォード・オールコックの胸像=富士宮市村山


 胸像は高さ約1・8メートル。本体がブロンズ製で台座は御影石を使った。オールコック卿顕彰会が市制施行80周年に合わせて制作し、市に寄贈した。同顕彰会はこれまでにもオールコックの偉業をたたえて、村山浅間神社や富士山5合目に記念碑を設置してきた。このうち同神社境内に設置したオールコック富士登山150周年記念碑とオールコック著「大君の都」出版150周年記念碑を今回、胸像とともに、市に寄贈して駐車場に移設した。
 同顕彰会の斉藤斗志二名誉会長から目録を受けた須藤秀忠市長は「未来永劫(えいごう)、胸像と石碑が神社を訪れる多くの皆さんと村山地区の皆さんに愛され存続することを強く祈念する」と感謝した。会場にジュリア・ロングボトム駐日英国大使も駆け付けた。
 顕彰会からは富士根北小中などに、記念の手ぬぐいも贈られた。
 (富士宮支局・吉田史弥)

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