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テーマ : 富士宮市

富士山生かす街づくり研究 静岡・山梨の4小学校連携 発表目指し顔合わせ

 富士山の登山口に近い静岡、山梨両県の小学校の児童が連携し、地域課題の解決策を探る「富士山登山口子供サミットプロジェクト」を始めた。5日、オンラインによる「スタートの会」を開き、富士山周辺の魅力や課題を共有した。

通信アプリ「Zoom」を通じて開かれた「スタートの会」
通信アプリ「Zoom」を通じて開かれた「スタートの会」

 参加するのは富士宮市の大宮小、小山町の須走小、御殿場市の印野小、山梨県富士吉田市の吉田小の6年生。4校の児童は総合学習の授業の中で富士山を生かした街づくりについて考え、9月ごろに途中経過を報告し合う。12月~来年1月に、研究成果を披露するサミットを開催する。
 初顔合わせとなったスタートの会では、各校がスライドで富士山に関連した地域の魅力や課題を説明。須走小は富士山周辺の野鳥や観光施設の現状などを取り上げた。印野小は地域の人気スポットを紹介するなど観光面に重点を置いた。
 プロジェクトは持続可能な社会づくりへの参画意識を持ってもらおうと、常葉大教職大学院の秋山勝美准教授が企画した。県富士山世界遺産センターのスタッフらがアドバイザーを務める。
 秋山准教授は「子どもたちは未来の主人公。社会に参画する意識をもって、富士山の自然や魅力を生かした地域づくりを考えてほしい」と期待した。

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