「婚活イベント 参加しやすく」 富士宮で議論
富士宮市は31日、庁内の少子化対策推進本部の第2回会議を開き、新婚生活支援や男女の出会いの場づくりの事業を充実させる方向で意見交換を行った。
会議では2022年に国が調べた25~39歳の未婚率が男女別に示され、市内の男性は52・9%と全国平均を2・8%上回り、女性は35・7%と全国平均を2・8%下回ったことを共有した。出席者からは、市主催の婚活イベントを気軽に参加しやすく工夫するといった提案が挙がった。
同市の子育て世帯は3人以上の子どもがいる世帯の割合が高いとのデータも示され、「祖父母ら親族に子育てを手伝ってもらえる環境の人が多いのかもしれない」との意見も出た。