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裾野産米の焼酎完成 「芋」に続く特産に 老舗酒店発売

 裾野市佐野の老舗酒店「みしまや」は28日、裾野産原料の焼酎の販売を始めた。遊休農地の有効活用を進めるNPO法人みらい建設部と取り組む特産品開発プロジェクト。3年目を迎えた芋焼酎に加え、新たに米焼酎を発売した。

裾野産原料の焼酎発売を報告する「みしまや」の江森さん(左)=裾野市役所
裾野産原料の焼酎発売を報告する「みしまや」の江森さん(左)=裾野市役所

 米焼酎はすっきりとしたのどごしとさわやかな香りが特徴。裾野産の米と温泉水を使い、アルコール分25度の本格焼酎に仕上げた。同40度の力強い原酒も数量限定で販売する。
 裾野産のサツマイモと温泉水を原料にした芋焼酎は同25度で、どっしりとした味わいと香りを楽しめる。
 4代目の江森慎さん(39)が同日、市役所に村田悠市長を訪ね、「原料生産者や蔵元など多くの協力に感謝している。新たな一歩を少しずつ踏み出していきたい」と発売を報告した。
 店は創業100年を迎えた2020年に焼酎づくりを始めた。昨年度は天候不順で原料のサツマイモが足りなかったこともあり、米焼酎を開発したという。720ミリリットルで、税込み価格は2090円から。

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