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不二聖心が慶応大、藤田医科大と協定 農業研究、医学教育で連携へ

 裾野市の不二聖心女子学院はこのほど、慶応大SFC研究所(神奈川県藤沢市)と藤田医科大医学部循環器内科学講座(愛知県豊明市)とそれぞれ連携協定を結んだ。同学院の中高生が大学の専門機関との交流を通し、持続可能な社会づくりや医学分野への関心を高める。

大学教授による特別授業で、研究内容について質問する生徒=裾野市の不二聖心女子学院
大学教授による特別授業で、研究内容について質問する生徒=裾野市の不二聖心女子学院

 SFC研究所とは富士山を望む緑豊かな同学院の敷地をフィールドに農業分野などの研究で連携する。持続可能な社会の実現に向けた学習(ESD)として、同学院の生徒もワークショップなどに参加するという。協定締結を記念し、神成淳司教授が高校1年生を対象に特別授業を行った。
 医学部講座は中高大連携を通して、医学や医療従事者への理解を深めてもらう。第1弾として心臓移植や人工心臓が専門の簗瀬正伸教授が特別授業を行い、中学3年生が脳死を通して人の命について考えた。
 同学院は6月に、上智大(東京)とも連携協定を結んだ。

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