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「最後の1年生」9人、元気に入学式 25年度統合の裾野・向田小

 裾野市の向田小で8日、入学式が開かれた。少子化に伴い、2025年4月に隣の東小と統合するため、向田小として最後の新入生となる36期生9人が小学校生活をスタートさせた。

入学式で黄色い帽子を受け取る代表児童(右)=裾野市の向田小
入学式で黄色い帽子を受け取る代表児童(右)=裾野市の向田小

 新1年生は6年生や地域住民らの拍手に迎えられ、少し緊張した表情で入場。代表児童が教科書と黄色い帽子を受け取り、松本律子校長は「向田小最後の1年をとっても楽しいものにするため、毎日元気に通ってきてください」と呼びかけた。2年生12人が動画で学校生活を紹介し、歓迎の言葉を贈った。
 統合に向け、両校の児童は授業や学校行事を通して交流するという。規模の大きい東小を存続校とし、向田小跡地には高台にある東中が移転する。
 (東部総局・杉山諭)

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