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秋の味覚クリ 収穫が本格化 裾野市

 秋の味覚クリの収穫が、裾野市深良の山口農園で本格化している。

収穫期を迎えたクリ=裾野市深良
収穫期を迎えたクリ=裾野市深良

 同園では約5千平方メートルの敷地に270本ほどのクリの木を栽培している。国見や紫峰、利平などの種類を扱い、一日で20~30キロのクリを収穫する。園主の勝又俊博さん(75)によると、今年は夏の暑さと雨の少なさの影響で熟すのが遅く、収穫は10月中旬まで続く見込み。9月中旬ごろからは、同市などの福祉事業所の働き手とも協力して盛期を乗り切る。
 勝又さんは「渋皮煮やくりご飯がおすすめ。甘くてホクホクした食感を楽しんでほしい」と話した。同市のファーマーズマーケットなどで販売している。

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