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裾野市副市長に国交官僚堀越氏 正副市長 全て20~30代

 裾野市は14日までに、空席になっている2人目の副市長について、国土交通省官僚の堀越崇志氏(32)を起用する方針を固めた。地域活性化に向けた社会基盤整備や観光戦略の推進役を担う。18日の市議会2月定例会最終本会議に人事案を提出する。
 2022年1月に県内最年少の市町長として就任した村田悠市長(36)は副市長に元総務省官僚の及川涼介氏(29)を起用し、行政のデジタル化などを進めた。2人目の副市長も外部から招き、20~30代の若い力による「トロイカ体制」でまちづくりをけん引する。
 堀越氏は群馬県出身。東京大法学部卒。15年に国土交通省に入省し、観光庁国際観光課係長、近畿地方整備局建政部計画管理課長を経て、22年7月から不動産・建設経済局建設市場整備課長補佐を務めている。
 同市は、道の駅や新東名高速道スマートインターチェンジの整備を計画。JR裾野駅と岩波駅周辺で再開発を進め、新しい観光戦略を策定している。トヨタ自動車による次世代技術の実証都市「ウーブン・シティ」の第1期エリア開設も間近に迫る中、堀越氏の経験や知見に期待している。
 (東部総局・杉山諭)

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