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若山牧水の遺徳しのぶ 吟詠や合唱披露 裾野・鈴木図書館短歌会

 裾野市の鈴木図書館短歌会は17日、同市ゆかりの歌人若山牧水(1885~1928年)をしのぶ「第48回裾野牧水祭」を市民文化センター前の歌碑で2年ぶりに開いた。

日本酒が注がれた若山牧水の歌碑=裾野市民文化センター
日本酒が注がれた若山牧水の歌碑=裾野市民文化センター

 市合唱連盟と市吟道連盟がそれぞれ、富士山麓の風景などを詠んだ牧水の短歌を題材にした合唱と吟詠を披露した。同短歌会講師の湯川邦子さんは、牧水の歌碑のいわれを解説。牧水が酒をこよなく愛したことにちなみ、歌碑には牧水が好んだとされる日本酒「白雪」が注がれた。
 晩年の8年間を沼津市で過ごした牧水は隣接する裾野市もたびたび訪れ、紀行文や短歌を残した。市内6カ所に歌碑が設置されている。

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