テーマ : 裾野市

トヨタ未来都市着々 裾野・第1期エリア 建物の外観が次々と

 トヨタ自動車が裾野市に建設する次世代技術の実証都市「ウーブン・シティ」で、最も早く開業する第1期エリアの建築工事が8月ごろ完成する。事業を主体する子会社のウーブン・バイ・トヨタ(東京)によると、「工事は順調に進んでいる」という。

夏完成に向け、建築工事が進むウーブン・シティの第1期エリア=裾野市
夏完成に向け、建築工事が進むウーブン・シティの第1期エリア=裾野市

 第1期エリアは敷地南端の約5万平方メートル。本体建築工事は2022年11月から始まり、実証実験の場や居住スペース、店舗などとして利用する建物の外観が次々と現れている。準備期間を経て、実証実験は25年から始める。次世代エネルギーとして期待される水素、健康食、新しい物流システムなどの実用化に向けた実験が計画されている。
 ウーブン・シティでは研究者らが実際に生活しながら実証実験に取り組み、第1期エリアは当初、約360人が居住する予定。エリアを区切って順次開発し、将来的には2000人以上が生活するという。

いい茶0

裾野市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞