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就職目指す障害者 企業担当者と対談 沼津で110人参加

 就職を目指す障害者と保護者、障害者を積極的に雇用する企業の担当者らが対談する「企業と語ろうINぬまづ」がこのほど、沼津市のプラサヴェルデで開かれた=写真=。約110人が参加。障害者と保護者は障害者雇用の現状に理解を深めた。

障害者と保護者、企業の担当者らが対談した「企業と語ろうINぬまづ」=沼津市
障害者と保護者、企業の担当者らが対談した「企業と語ろうINぬまづ」=沼津市

 10人弱のグループに分かれ、企業側は仕事内容や雇用条件などを説明した。障害者や保護者は求められる能力や支援体制などを尋ねた。特性に合わせた柔軟な担務変更制度を、具体的な事例を挙げて紹介する企業もあった。担当者の1人は「自己分析で得意分野と不得意分野を見極めて仕事を選んで」と呼びかけた。
 NPO法人障害者雇用部会(横浜市)の小形秀夫理事長が講演し、自己肯定感は働く意欲の源泉になると説いた。障害者と保護者が早い段階で就労を意識し、スムーズに働けるようにしようと、障害者支援を手がけるNPO法人いろは(裾野市)が開いた。

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