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あいのうた短歌コンテスト 表彰式や10周年トーク 静岡

 静岡県はこのほど、出会いから子育てまでをテーマにした「第10回あいのうた短歌コンテスト」の表彰式と10周年記念トークショーを静岡市駿河区のグランシップで開いた。

表彰状を手に、壇上に立つ入賞者=静岡市駿河区のグランシップ
表彰状を手に、壇上に立つ入賞者=静岡市駿河区のグランシップ

 応募作品3152首の中から選ばれた最優秀賞は、一般の部が徳島市の会社員の金城沙代さんの「君が言う 『土星くらい おいしい』が きっかけで知る 土星のデカさ」、ジュニアの部は静岡市立服織中2年の鈴木香春さんの「クローバー 君と探した あの時間 見つかんなくても 最高の思い出」。式典では、入賞者に川勝平太知事が表彰状を手渡した。
 審査員を務めた歌人の俵万智さんと田中章義さん(静岡市出身)、お笑いコンビ「トータルテンボス」(御殿場市出身)によるトークショーでは、来場者が短歌作りに挑戦。一部が空欄となった過去の入賞作品などをお題に、さまざまな言葉を入れて短歌の味わいを楽しんだ。
 イベントでは、同コンテストの歴代受賞作品など計412首を掲載した書籍「俵万智 田中章義・選 あいのうた短歌集」(4日発売)も紹介した。
 このほかの主な受賞者は次の通り。
【優秀賞】一般の部 中村鈴奈(大阪府豊中市)山口秀夫(焼津市)▽ジュニアの部 戸井口卓磨(科学技術高1)中村この海(静岡市立長田西小4)
【審査員特別賞】一般の部 阿江美穂(兵庫県加東市)大嶽浩(裾野市)▽ジュニアの部 樋川智慧臨(磐田南高1)平田高成(掛川市立西中2)

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