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裾野ゆかり 葛山氏の書籍 城址保存会が市に寄贈

 裾野市の葛山城址の継承などを目指す有志による「葛山城址保存会」(長谷川博会長)は15日、2025年度で同会が設立50周年を迎えるのに先立ち、ゆかりのある葛山氏について取り上げた書籍「富士山のむこう側」16冊を市に寄贈した。本は市内の小学校と図書館に置く。

風間教育長(右)に書籍「富士山のむこう側」を手渡す長谷川会長=裾野市役所
風間教育長(右)に書籍「富士山のむこう側」を手渡す長谷川会長=裾野市役所

 作文は児童文学作家として知られる岩崎京子さんが手がけ、画家小泉るみ子さんが絵を担当した。戦国時代の今川氏、武田氏、北条氏の間でほんろうされた葛山家の娘「ふじひめ」が主人公となっている。主人公の心身の成長を描写しながら歴史の事実を追う内容に仕上げた。
 同日、長谷川会長らが市役所を訪れ、風間忠純教育長に手渡した。長谷川会長は「児童には本を読んだり、現場に足を運んだりして歴史を学んでほしい」と話した。

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