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こども園誘致見直し 裾野市議会 水泳場跡地で市長答弁

 老朽化などで廃止した旧裾野市立水泳場(石脇)の跡地利用について、村田悠市長は8日、再検討する考えを明らかにした。市は幼保一体型の認定こども園を誘致する方針を示していたが、少子化などを受けて見直す。
 市議会9月定例会で、浅田基行氏(未来すその)の代表質問に答えた。村田市長は「想定以上の出生数減少や、近隣に別のこども園が新設されるなどの状況を踏まえ、あらためて速やかに判断する」と説明した。昨年9月の市議会で市は水泳場を取り壊した後に、民間こども園を誘致する方針を明らかにしていた。
 1962年に開設した市営プールの水泳場は老朽化が進み、大規模な漏水が起きたため、2019年度に営業を休止。翌20年度に廃止が決まった。中心街の近郊に位置し、周辺に公共施設や店舗も多く、市は国道246号沿いを候補地に整備を計画する「道の駅」と連動した跡地利用などを幅広く検討するという。

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