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富士山麓で育った裾野産イチゴ 目ぞろえ会 強い甘みと適度な酸味特徴

 JAふじ伊豆裾野いちご組合は22日、裾野市特産のイチゴの目ぞろえ会を同市内で開いた。富士山麓の寒暖差から生み出される甘みの強さと適度な酸味が特徴で、出荷は3月にかけて最盛期を迎える。

目ぞろえ会でイチゴの出荷基準を確認する関係者=裾野市
目ぞろえ会でイチゴの出荷基準を確認する関係者=裾野市

 今季は夏から秋にかけての暑さで苗の定植が遅れたが、暖冬の影響で生育は例年とほぼ同じペースに戻ったという。生産者や市場関係者、JA職員が果実の色づきや大きさ、形などの出荷基準を確認した。
 組合員は9人。富士山の麓に苗を山あげして、花芽の分化を促す高冷地育苗を取り入れている生産者もいる。「紅ほっぺ」「きらぴ香」「章姫」を栽培し、6月上旬ごろまで計22・5トンの出荷を計画する。
 清水佑一組合長(63)は「鮮度にこだわり、丹精を込めて育てた安心・安全なイチゴを味わってほしい」と話した。

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