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余った食べ物 必要な人に 裾野東小児童 50キロを市に寄託

 裾野市の東小5年生が29日、余った食べ物を集めて必要な人に贈る「フードドライブ活動」として、食料品約50キロを市に寄託した。市を通して担当のフードバンクふじのくに(静岡市葵区)に送り、生活困窮世帯や支援団体などに配る。

フードドライブ活動で食料品を集めた東小の児童ら=裾野市役所
フードドライブ活動で食料品を集めた東小の児童ら=裾野市役所

 同活動について学んだ5年生15人が全校児童に協力を呼びかけ、校内に箱を置いて回収した。賞味期限や種類を確認し、活動で再利用するレトルト食品や缶詰、即席麺、菓子など常温保全ができる未開封の食料品を市役所に運んだ。
 児童は「授業でお米を作り、食べ物の大切さを学んだ。自分たちにできることを考え、他学年にも協力してもらいました」と活動を紹介した。受け取った村田悠市長は「近くに困っている人がいたら、思いやる優しい人間になってほしい」と呼びかけた。

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