2022年5月28日(土)

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新商品・新技術の記事一覧

新商品・新技術
  • 都市伝説「きさらぎ駅」 映画公開に合わせグッズ販売 遠州鉄道

     遠州鉄道(浜松市中区)は6月3日から、都市伝説を題材にした映画「きさらぎ駅」の公開に合わせて、映画とのコラボグッズを新浜松駅で販売する。5日からは映画の場面写真などを並べた「ギャラリー電車」を同駅ホームに停車展示する。  「きさらぎゆき」「さぎの宮ゆき」と記載した2枚のレプリカ切符のセット(税込み500円)をはじめ、駅名看板をデザインしたキーホルダー2種(各600円)とステッカー(300円)、映画の撮影地になった同社鉄道線と上田電鉄(長野県)の1日フリー切符のセット(2180円)を用意した。  ギャラリー電車は5~26日の毎週土日に登場する。入場にはグッズ購入者に配布する入場券が必要となる。

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  • 児童生徒の栄養補給支援 天神屋「ジュニアアスリートむすび」

     弁当・総菜販売の天神屋(静岡市駿河区)が6月10日まで、スポーツに取り組む児童生徒の効率的な栄養補給を支援する「ジュニアアスリートむすび」を県内28の同社全店で販売している。  マグロやチーズといった疲労回復に効果的なタンパク質を豊富に混ぜた「甘辛まぐろチーズ」など全3種類。いずれも130円。

    速報NEWS
  • 光制御で顕微鏡能力向上 浜松ホトニクス、脳研究へ応用期待

     浜松ホトニクスは26日、空間光制御デバイス(SLM)を使って神経細胞などを観察できる「2光子励起蛍光顕微鏡」の識別能力を約20%向上する技術を確立したと発表した。従来より細かく観察できるようになり、脳機能研究や腎臓病の原因解明への応用が期待されるという。  SLMは顕微鏡で使うレーザーの光を自由な形に反射できる。同社は顕微鏡のレンズや観察する試料によって生じる光のひずみに対し、SLMを光学部品と組み合わせてより適正に補正する方法を見いだすことに成功した。  浜松医科大と2009年から共同研究を進めている技術。顕微鏡に使う部品として、3年以内の製品化を目指して開発を進める。

    速報NEWS
  • 家康公らイメージ 地元織物で小物開発 浜松市西区の工房

     浜松市西区の手作り体験工房「ルーベラ」を運営するカラフルスタジオ(同市中区)はこのほど、徳川家康や徳川四天王ら歴史上の人物をイメージした手作り品の販売を同工房とオンラインショップで始めた。遠州織物や地元産ガーベラを取り入れたアクセサリーなど多彩な19種類を開発した。  細く平らな「真田紐(ひも)」にパワーストーンをあしらったキーホルダーや犬猫用の首輪を用意した。ドライフラワーに加工したガーベラの花びらで、徳川家の家紋を表現した装飾が付くヘアゴムや、「なないろ紬(つむぎ)」を使ったネックレスやネクタイピンなどをそろえた。  家康が題材になる2023年放送の大河ドラマに向けて企画した。同社の袴田

    速報NEWS
  • EV、自動運転に照準 横浜で展示会 静岡県内企業が提案

     国内最大規模の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展」(自動車技術会主催)が25日、横浜市のパシフィコ横浜で始まった。電気自動車(EV)や自動運転車などの開発が急速に進む中、県内に本社や主要拠点を持つ約20社が国内外の企業と共に、次世代車に対応した新技術を発信した。27日まで。  変速機メーカーのジヤトコは、2020年代半ばに市場投入予定のEV向け駆動ユニット「eアクスル」を初披露した。佐藤朋由社長は30年に年間生産500万台を目指す方針を示し、「競争力のある商品を展開し、今後間違いなく進む電動化時代に対応していく」と強調した。  エフ・シー・シーは、クラッチ製造で培った加工技術を生かし、

    速報NEWS
  • 手のひらサイズの本格的電子楽器 27日発売 ローランド

     ローランドは小型電子楽器「AIRA Compact(アイラ・コンパクト)」を27日、発売する。本格的なエレクトロニック・ミュージックを奏でることができる。小型化とシンプルな操作性にこだわり、開発した。  ドラムやベースの音を作り出すビート・マシン「T―8」、コード・シンセサイザー「J―6」、マイク接続が可能で音声を加工するボイス・トゥウィーカー「E―4」の3機種を用意した。それぞれの組み合わせも可能。  サイズは「T―8」が幅約19センチ、奥行き約11センチ、高さ約4センチなど。国内外の初年度販売予定は3機種で3万5千台。オープン価格で、3機種とも2万2千円前後を想定する。

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  • 感染対策配慮のデスク 沼津の鉄工所開発、コワーキング施設で紹介

     新型コロナウイルス禍でオフィス環境が変化する中、沼津市の鉄工所「伊藤工業」が3Dレーザーの加工技術を活用し、鉄製のオフィス用デスク家具「KAKINE」を開発した。4月から同市新町のコワーキングスペース「シンマチ」と連携してショールームのように商品を紹介しつつ、新しい働き方を提案している。  2008年創業の同社は、溶接や製缶加工、板金などの自社技術を生かした商品開発を模索する中、コロナ禍で変化する職場環境に着目。3Dレーザー加工技術で鉄を曲線に加工した、デザイン性の高いデスクフレームを開発した。  デスクには複数のモニターを取り付けられるほか、フレーム内にコード類を通すことができる。コンセン

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  • 浜松食材ふんだん 「フレイル予防弁当」第6弾 1日から販売

     浜松市の浜松パワーフード学会、聖隷福祉事業団などは24日、地元食材をふんだんに使ってフレイル(虚弱化)予防を支援するパワーフード弁当の第6弾「25品目の風味豊かな栄養はなまる弁当 夏の陣」を発表した。6月1日から遠鉄ストア全33店で販売する。  米や野菜など14品目が地元産。こだわりの「鶏むね肉バター焼き」は夏バテ対策として、老舗調味料メーカー「鳥居食品」(中区)のみかんポン酢ソースを使用。このほか、「コシヒカリのカリカリ梅と乾燥しらすのり風味ご飯」「うなぎ芋のリンゴ煮」など8種を詰めた。  素材の味や風味を生かし、塩分はわずか2・6グラムに抑えた。肉、卵などフレイル予防に役立つ10食品群全

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  • スズキ、HVリチウムイオン電池再利用 ソーラー街灯の電源に

     スズキは23日、同社製乗用車のハイブリッド車(HV)に搭載されている小型リチウムイオン電池について、廃車になった車両から回収した後、ソーラー街灯用の電源に再利用する技術を開発したと発表した。まだ使える状態で処分されていた資源を有効活用し、持続的な循環型社会の構築に貢献する。  使用済みの小型リチウムイオン電池は20センチ四方ほどの大きさ。ソーラー街灯はこれを10個内蔵し、雨天時など日照量がなくても5日間稼働する想定で設計した。容量は新品時から10%程度の劣化を見込んで計324ワット。浜松市南区の本社敷地に7基と近くの駐車場に1基の計8基を配置し、検証を進めている。  同社は2012年、ブレー

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  • 80年代人気シンセ、進化させ復刻発売 ローランド

     ローランドは27日、シンセサイザー「JUNO(ジュノ)―X」を発売する。1980年代に好評を得たジュノシリーズの音色を再現しながら、新開発の音源や機能も備えた。  同社の「ZEN―Core(ゼンコア)シンセシス・システム」を搭載し、新開発の音源と、かつての2種類のアナログシンセサイザーの音色も再現した。サウンドの切り替えや、複数の音源を重ねることができる。ボディーは金属製で、クラシックな外観デザインを採用した。  サイズは幅約107センチ、奥行き約33センチ、高さ約12センチ。初年度販売予定は国内外で2300台。価格は税込み22万円前後を想定している。

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  • 焼津の畳店、柔らかさ特徴寝ござ製品化 熊本のイ草農家と連携

     焼津市中新田の松葉畳店は、畳の良さを手軽に感じられる寝ござ「Ando」を7月中旬から販売する。需要減に苦しむ熊本県のイ草農家の現状に危機感を覚え、連携して製品化した。同店の伊藤知美さんは「畳の魅力を知るきっかけになれば」と話す。  新商品は縦90センチ、横190センチ。熊本県のイ草農家から需要減に伴い製品化できずに余っているイ草が3年分あることを聞きつけ、製品化を企画した。  通常の畳と比べてイ草を詰めすぎずに織ることで、肌に触れた時の柔らかさなどが特徴。イ草の心地よい香りも相まって、夏場の寝苦しい夜に適しているという。  同店は畳を使ったブックカバーや財布といった雑貨の販売を通じて「畳のあ

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  • 新茶やコラボクッキー発売 新鮮安心市場さすが市 お茶処いっぷく(JA掛川市)【直売・しずおかの幸】

     JA掛川市のファーマーズマーケット「新鮮安心市場さすが市」は、新鮮で安全安心な農産物をはじめ、精肉、鮮魚、総菜、生花など、豊富な品ぞろえが自慢の直売所です。  店内に併設する茶直売所「お茶処いっぷく」は、100%掛川産茶葉使用にこだわり、三大品評会(深蒸し煎茶の部)で農林水産大臣賞や産地賞に輝く掛川深蒸し煎茶を取り扱っています。  シーズンの到来を迎え、店頭には新茶が並びます。じっくり、ゆっくり育った新芽にはうまみ成分のテアニンが豊富に含まれているため、そのおいしさは格別。また、立春から数えて88日目の八十八夜に摘まれた新茶を飲めば、「病気にならない」あるいは「長生きする」など、縁起の良い言

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  • 17日から自動運転実証実験 浜松・西区で「レベル2」走行

     浜松市は9日、官民で自動運転技術の実用化を目指す「浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の3回目となる実証実験を17日から20日まで、西区庄内地区で実施すると発表した。運転手同乗で手放し走行も可能な「レベル2」の距離を延ばす。  運転支援機能や遠隔監視システムに対応したスズキのミニバン「ソリオ」2台を使い、自治会関係者らを乗せて、庄内協働センターから白洲町まで往復6・8キロを走行する。このうち半分以上の区間でハンドル操作や加減速を自動制御するレベル2の実験を行う。  利用者がスマートフォンで乗車予約する便利なシステムも試行する。今回は感染症対策のため、試乗モニターの公募はしない。  ソフトバン

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  • ハスラー仕様を変更 安全装備を充実 スズキ

     スズキは9日、軽乗用車「ハスラー」の安全装備充実を図るなど一部仕様を変更し、23日から発売すると発表した。特別仕様車「J STYLE(スタイル)2」も設定する。  前方車との車間距離を保ちながら自動追従し、停止までサポートするアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能を標準装備した。車体色は従来の11種から13種に拡充する。  特別仕様車はハイブリッドXと同Xターボがベース。フロントグリルやエンブレムに専用装備を採用し、同社で初めて、空気清浄システム「ナノイーX」をフルオートエアコンに搭載した。  販売目標台数は月6千台。メーカー希望小売価格は138万7100円(ハイブリッ

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  • 展示会やライブ 照明を自動演出 ローランドが新製品

     ローランドは、同社初のビデオ・ライティング・コンバーター「VC―1―DMX」を発売した。ハードウエア処理で映像や音声の信号を解析し、展示会やライブの照明演出を自動的に行う。  幅18センチ、奥行き11・5センチ、高さは約4センチ。初年度は国内外で5千台を販売予定。価格は6万円台後半を想定している。

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  • 専門店と開発 バナナワニ園のプリン大人気 東伊豆・奈良本

     東伊豆町奈良本の熱川バナナワニ園が伊豆市の専門店と開発した「熱川バナナプリン」が4月下旬の発売以来、人気を集めている。連日100個が完売し、担当者はうれしい悲鳴を上げる。  プリン専門店「修善寺プリン工房」(伊豆市)と共同で開発した。海外産のバナナを使った12種類の試作品を同園の職員らが吟味。完熟バナナを使い、人工甘味料不使用で芳醇(ほうじゅん)な香りと風味を実現した一品を選んだ。カラメルソースも専用に開発し、食感と味のアクセントにバナナチップも添えた。保存料や添加物も不使用という。  1個480円で園内の売店のほか、通販でも販売。園内のフルーツパーラーでもドリンク付き800円で味わえる。

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  • 乳幼児対象の新商品4種発売 浜松のシャオール

     浜松市東区の知育玩具メーカー「シャオール」はこのほど、想像力をはぐくみ遊びの幅を広げる乳幼児対象の新商品4種を、同社オンラインショップで発売した。  乳児向け玩具は、花をモチーフにした布製ソフトミラーと、手を入れて人形遊びができるスタイ(よだれかけ)。ペアの絵柄を見つけて記憶力を高める効果を狙ったカードゲームと、昔ながらのお手玉とすごろく、的当てを組み合わせた商品は「世代を超えて遊べる。家族のコミュニケーションのきっかけに」と企画した。  同社は玩具のOEM生産のほか、自社オリジナル商品の開発を手掛けている。

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  • 学校で授業に集中、盛り上げ… 鈴木楽器製作所、効果音装置を発売

     鈴木楽器製作所(浜松市中区)はこのほど、学校生活で活用できる効果音9種類を収録したスクールサウンドボックス「SSB―1」を発売した。  授業などで集中させたい時、盛り上げたい時など、全国の教員にアンケートを行い、ニーズの高い効果音を選定したという。  幅15センチ、高さ6センチ、奥行き16センチほどの大きさで、「ジャジャン」「ピンポーン」といった効果音名を、イラスト風のデザインで選択ボタンに書き入れた。  価格は税込み7480円。年間5千台の販売を目指す。

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  • 補聴器代わり会話装置発売 浜松・やまと興業

     二輪、四輪部品製造の「やまと興業」(浜松市浜北区)はこのほど、補聴器の代わりになる会話装置「聴こえ♪ルンです」の販売を始めた。高齢者が使いやすいように、手に持って使う耳当て式のスピーカーと、マイク部分をコードでつないだシンプルな構造にした。コロナ禍では、アクリルパーテーション越しの会話などでの活用を見込む。  同社はコンサート会場で使われる発光ダイオード(LED)ペンライトや、べにふうき粉末緑茶の製造販売など事業の多角化を進めているが、福祉機器分野への参入は初めて。  新製品のマイク部分は縦6センチ、横4センチで、電源スイッチと2段階で音量を調整するつまみを備える。スピーカーは、音の感度を大

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  • シェフの味、食卓に 掛川グランドホテル、冷凍食品の販売開始

     掛川市亀の甲の掛川グランドホテルは、冷凍食品の販売を開始した。新型コロナウイルス禍に伴う家庭内需要の高まりを踏まえ、本格的なホテルシェフの味を自宅で楽しめる洋食と中国料理の計17品を用意した。  メニューは煮込みハンバーグや牛ほほ肉赤ワイン煮、ホイコーローなど。従来は仕込みなどで使っていた瞬間冷凍機で試作を重ね、品質を落とさずに鮮度や風味を閉じ込めることに成功した。価格は600~1500円(税込み)で、いずれも湯煎や電子レンジで調理できる。  佐々木毅一総料理長(52)は「テイクアウトで持ち帰っても、温かいうちに食べられないケースもある。冷凍食品なら空いた時間に買っておける」と話す。  午前

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  • ヘンプ活用、日傘や帽子… 磐田の寝具店「菊屋」開発

     磐田市中泉の寝具店「菊屋」がヘンプ(植物繊維)の布を使った商品開発に取り組んでいる。2019年に販売を始めたヘンプ100%のストールを皮切りに寝具以外の製品の開発を進め、22年4月からは新たに日傘や帽子、衣類など10種以上の販売を開始した。  同店は05年からヘンプを使った蚊帳を販売する。しかし、安価な海外製品の増加や新型コロナウイルスによる売り上げ減少を受け、寝具以外の商品開発にも注力。最近はコロナ下に合わせ、ヘンプを活用したマスク製作もした。新商品は、ヘンプの特徴の吸湿性▽消臭性▽紫外線を防ぐ-などを生かした。  同店は22年3月、17年以降使っていなかった本店の解体に着手。地元の商店街

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  • 発酵野菜使い料理試作 食品ロス減へ活用模索 磐田農高生と地元店

     磐田農高の食品研究部と磐田市二之宮のイタリア料理店ラ・カンティーナは、同部が考案した地元産野菜の発酵食「糀(こうじ)ベジあん」を使った料理を試作し、29日、関係者を同店に招いて試食会を行った。同部は野菜の残さや規格外品を発酵させ、食品ロスを減らす「サステナブル(持続可能な)料理」として、地元飲食店や企業にベジあんの活用を働き掛けている。  糀ベジあんは、通常は廃棄処分されている野菜の残さや規格外品を米こうじで発酵させてペースト状にする。発酵の過程で甘みが出ることから、昨年12月にはカボチャやサツマイモなどのベジあんを使ったプリンを総菜店「知久屋」と共同開発し、商品化した。  生産者の所得向上

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  • ミカン香るコーラ 杏林堂薬局が開発 農家、福祉施設と連携

     ドラッグストアの杏林堂薬局(浜松市中区)は、ミカンの皮を使ったクラフトコーラを地元農家と障害福祉サービス事業所「くるみ共同作業所」(同市北区)と連携して開発した。5月1日から、クラウドファンディング(CF)サイトで返礼品として先行販売する。  ジュースに加工する際に捨てられるミカンの皮に着目した。粉末にした皮と、スパイスとしてシナモン、クローブ、カルダモンを使い、ミカンの香りが引き立つコーラシロップに仕上げた。同薬局のロゴマークとクラフトコーラを掛け合わせ「ニコラ」と名付けた。  1本195ミリリットル。炭酸水や牛乳、ウイスキーなどで割って約4杯分を楽しめる。CFサイト「キャンプファイヤー」

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  • 規格外イチゴで商品開発 御前崎の就労支援事業所「ポトラッチ」

     御前崎市池新田の就労継続支援B型事業所「ポトラッチ」(加藤健介代表)がこのほど、規格外のイチゴを活用したプロテインとフルーツティーを近隣企業と連携して商品開発した。  牧之原市のイチゴ農家の協力で、形が整わず廃棄予定だったイチゴ約30キロを4月中旬に収穫した。利用者が包丁で5ミリ四方に切り分け、茶の製造などを行うワイケイティー(同市地頭方)が加工した。今後、ウェブを中心に本格販売する。  加藤代表(44)は「規格外のイチゴを使うことで食品ロスを抑制し、SDGs(持続可能な開発目標)にも貢献できる」と話し、「お客様が手に取りたいと思う商品をつくるため、今後も企業や地域とのつながりを大事にしてい

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  • 「みかんワイン」伊豆特産キープ JA合併で廃止危機一転、御殿場高原ワインが事業承継

     4月の静岡県東部8JAの大合併に伴い、事業廃止の方針が示されていた伊豆地域の特産「伊豆みかんワイン」が消滅の危機を脱した。時之栖グループの御殿場高原ワイン(御殿場市)が関係者の声に背中を押され、事業者の旧JA伊豆太陽の子会社から引き継いだ。門倉栄社長(49)は「ミカンのワインは全国的にも珍しい。地域に根差した商品を守り続けたい」と言葉に力を込める。  県内産の温州ミカンが原料で、フルーティーな味わいが特長の甘口と、酸味を感じられる辛口の2種類。オレンジの輸入自由化により需要が減った温州ミカンの活用法を模索し、同JAと東伊豆町、県の共同開発で1989年に発売された。  みかんワインは合併を機に

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  • 都市伝説「きさらぎ駅」切符型クッキー発売 浜松の菓子店と遠鉄ストア

     浜松市東区の御菓子司「あおい」と遠鉄ストア(中区)は28日、遠州鉄道にまつわる都市伝説「きさらぎ駅」にちなんだ切符型クッキーを発売する。  遠鉄が1月に販売したきさらぎ駅行きレプリカ切符のセットが短時間で完売した反響を受け、商品開発した。長方形のクッキーの表面に「きさらぎゆき」や「さぎの宮ゆき」と印字。遠鉄電車を描いたクッキーも作った。  あおいは、きさらぎ駅のモチーフになったとされるさぎの宮駅近くに本店を構える。豊田光彦社長は「クッキーを通じ、地域の話題を全国へ発信したい」と話した。  1袋9枚入り(税込み626円)。マツモトキヨシさぎの宮駅前店とあおいで同日から、遠鉄ストア全33店で30

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  • 新茶一煎パック発売 静岡茶市場

     静岡茶市場(静岡市葵区)はこのほど、新茶シーズンの幕開けを祝い、同市場ロゴ入りの新茶一煎パックを発売した=写真=。  同区内牧の茶農家、森内吉男さんが栽培した普通煎茶が7グラム袋入りで300円。送料別で郵送にも対応する。  同市場の内野泰秀社長は「新茶らしいさわやかな後味を感じてほしい」と話す。  問い合わせは同市場<電054(271)4316>へ。

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  • 発泡性の緑茶、乾杯酒に 掛川・松下園 リキュール開発

     2021年の全国茶品評会で農林水産大臣賞を受賞した掛川市満水の松下園はこのほど、発泡性の緑茶リキュールが完成したと発表した。風味豊かな掛川茶をシャンパン風に仕上げた。  19年に同市が緑茶で乾杯条例を制定したことを受け、代表の松下芳春さん(66)が開発を始めた。同園の有機栽培茶から茶液を抽出し、酒類と混合したあと、炭酸ガス圧入溶解処理を施して製造した。松下さんは「急須を使う人が減る中でもお茶の可能性を信じ、うまみと香りを乾杯酒で表現したかった」と語った。海外への輸出も目指すという。  リキュールは3種類。深蒸し茶と和紅茶リキュールは375ミリリットルで税込み2970円。プレミアムリキュールは

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  • 「アリス」モチーフのチューナーメトロノーム ヤマハ、29日発売

     ヤマハは29日、チューナーメトロノーム「TDM―700DAL2」を発売する。  2010年から続く管楽器アクセサリー、ディズニー・デザイン・コレクションの新モデルで、「ふしぎの国のアリス」をモチーフにした。チューナーとメトロノームが同時に使えるデュアル機能と、演奏者の出した音に近いピッチの基準音を発することができるサウンドバック機能を搭載した。価格は税込み5170円。

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  • ハイブリッド搭載 新型「エスクード」 スズキ発売

     スズキは21日、ハイブリッドシステムを搭載したコンパクトSUV(スポーツタイプ多目的車)「エスクード」を国内で発売した。スイフトに搭載しているハイブリッドシステムの電圧やリチウムイオンバッテリー容量などを変更し、EV(電気自動車)走行が可能な時間などを拡大した。  1・5リットルエンジンに高出力の駆動用モーターと6AGS(オートギヤシフト)を組み合わせて、パワフルな走行と優れた燃費性能を両立した。スズキ車で初めて、ブレーキ時に効率良くバッテリー充電できる回生協調ブレーキと後退時のEV走行を採用した。  燃費は1リットル当たり19・6キロメートル。安全装備には最高速度や車両進入禁止の標識認識機

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  • 新茶初取引に合わせ茶の御城印販売 掛川城御殿、茶殻を使用

     掛川市の掛川城公園管理事務所は21日、掛川茶市場の初取引に合わせて、茶殻を使用した紙を重ねた御城印の販売を始めた。掛川城御殿で2種類を季節限定で販売する。  新茶シーズンを盛り上げ、観光客に掛川茶をPRしようと制作した。1枚目はお茶の葉や花、粟ケ岳の茶文字を切り絵で表現した。2枚目は茶殻を練り込んだ紙で、ほんのりと茶の香りがする。価格はスティック茶付きで1部800円、2部セット1500円。  御殿ではウクライナ支援を目的に、青と黄色の御城印も販売している。売上金を同国支援のために寄付する。

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  • 長坂養蜂場、今年もビル屋上で採蜜 浜松中心街活性へ

     浜松市の中心街活性化を目指し、同市中区田町の「KAGIYA(カギヤ)ビル」屋上で養蜂に取り組む長坂養蜂場(同市北区)が19日、同ビルで今年最初の採蜜を行った。  3年目の取り組みで、今回は巣箱5個から黄金色の蜂蜜47キロを採取した。約20万匹のミツバチが3週間をかけて浜松城公園や街中に咲く花から集めたとみられる。担当者が巣箱から取り出した巣板を遠心分離機に入れて作業を進めた。  蜜は桜由来が多く、甘くてコクのある味わいに仕上がったという。「はままつ街みつ(春しぼり)」として中区神明町の同養蜂場2号店「はちみつスイーツアトリエ」で月内に発売予定(50グラムで税込み500円)。売り上げの全額を中

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  • 保温ともみほぐし「ダブルバブルバス」追加 トクラスのバスルーム

     住宅設備メーカーのトクラス(浜松市西区)は6月1日、バスルームシリーズ「YUNO(ユーノ)」のラインアップに、泡で保温・保湿効果やマッサージ感が得られる「ダブルバブルバス」システムを標準装備した2プランを追加する。  微細な泡で体を温めるマイクロバブルと、泡で体をもみほぐすジェットの二つの機能を好みで切り替えられるのが特徴。新プラン発売に当たり、ジェット噴射の強弱などを選べるよう従来機能をリニューアルした。  新プランは「コンフォートライフ」(税抜き159万9千円~)と「アーバンライフ」(同190万千円~)。いずれもダブルバブルバス機能に人造大理石バスタブや浴室で音楽を楽しめるシステムなどを

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  • 母の日はおいしくお手軽料理セット ロック・フィールドが予約販売

     総菜大手のロック・フィールドは「母の日」に向けて、手軽に調理と盛りつけができる「RF1(アール・エフ・ワン)」ブランドの料理セット2種類を予約販売している。  スモークサーモン、タコの魚介マリネのサラダ、ラズベリーソース付きキッシュのセット(2人前、1セット4980円)と、ローズが香る彩り豊かなサラダとアイガモのローストなどのディナーセット(同、1セット6048円)。サラダは磐田市の静岡ファクトリーで生産しているという。  予約は5月1日まで。遠鉄百貨店(浜松市中区)と松坂屋静岡店(静岡市葵区)のRF1店舗での受け取りが可能。オンラインショップでも購入できる。

    速報NEWS
  • 自動運転EVによる部品搬送 ヤマハ発子会社開発 初の社外導入

     ヤマハ発動機は18日、子会社のイヴオートノミー(袋井市)が開発した自動運転EV(電気自動車)による搬送サービスが、合成樹脂大手プライムポリマーの工場で試験導入されたと発表した。ヤマハ発社外での導入は初。工場などの物流省人化につながるサービスとして、今秋ごろから本格的な提供開始を予定している。  障害物を検知するセンサーを備えた小型EVが、立体的な地図情報を基に屋内外を走行し、部品などを搬送する。ヤマハ発は浜北、磐田南両工場で試験運用してきた。  プライムポリマーの姉崎工場(千葉県)では同サービスにより、1日30~40回行っていたポリプロピレンの樹脂サンプル搬送を自動化したという。  ヤマハ発

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  • 天神屋の人気商品「たぬきむすび」ポテチに 風味を再現

     弁当・総菜販売の天神屋(静岡市駿河区)はこのほど、人気商品「たぬきむすび」の風味を再現したポテトチップスを、天神屋全店と静岡県内の一部スーパーで発売した。  揚げ玉とねぎ、しょうゆの味わいが特徴。表面に凹凸を施したことで、ザクザクと歯ごたえのある食感を楽しめるようにした。80グラム入り324円。

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  • レモンビール2年ぶり復活 「もう一度飲みたい」に応え 伊豆の国・醸造所×三島・ラーメン店

     伊豆の国市中のビール醸造所「反射炉ビヤ」と三島市北田町のラーメンやんぐが共同開発した「生搾りレモンビール」が2年ぶりに復活した。「もう一度飲みたい」との声に応え、多くの人に届くように醸造量を大幅に増やして販売している。  地元の魅力を再発見してもらおうと、2020年に開発した。レモン1個分の果汁を使うラーメンやんぐの看板商品「生搾りレモンラーメン」と同じ沼津市西浦産のレモンを使用し、すっきりとした味に仕上げた。  20年は150リットル醸造して1週間ほどで売り切れたため、今回は千リットル醸造した。ラーメンやんぐでは330ミリリットル入りボトルを1本800円で提供するほか、近くのワイン店「ルカ

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  • 成形機ペレット、除電がより強力 トリンクが5月に新製品

     静電気除去機器メーカーのトリンク(浜松市西区)は、製造現場の射出成形工程で、原料の樹脂ペレットを供給する際に生じる静電気を取り除く「ペレットリンク」の新製品を5月9日に発売する。従来機より除去能力を倍増させた強力型タイプで、成形機の稼働率向上につなげる。  ビーズ状の樹脂ペレットをホースで吸引してタンクに運ぶ際、静電気を帯びたペレットは内壁に付着しやすくなる。新製品をホースに取り付けて高濃度イオンで除電することで、付着を防ぎ、材料の切り替えや掃除の時間の削減、ガラス管を通じてペレット残量を検知するセンサーの誤作動防止を図る。  ホース直径に合わせて3種類で価格は24万5千~31万2千円。

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  • 埋め込み型平面の新スピーカー ヤマハ、6月下旬発売

     ヤマハは6月下旬、埋め込み型平面スピーカーシステム「YFS」を発売する。軽量薄型が特長で、オフィス家具メーカーなどの製品と組み合わせて、用途別に快適な音を提供する。  スピーカーは紙を主な素材に使った「フラットーン」を使用。振動板は8ミリで、サイズと指向性の異なる2種類を用意した。アンプはアナウンス音やBGMの再生に適したタイプと、プライバシーが求められる場所で使用する2種類。  商業・宿泊施設や病院の案内所などでの活用も模索する。価格はオープン。国内年間販売目標はスピーカーが1万台、アンプは5千台。

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  • 茶況(4月14日)紙の急須、ギフトに 菊川・丸松製茶場など

     製茶問屋の丸松製茶場(菊川市)、プロダクトデザイン事務所「UO(ウオ)」(浜松市)、コミュニケーションデザイナー坪野健二郎氏(東京都)は4月末、紙の急須1枚と茶葉3グラムをセットにした贈り物「紙の急須と茶の葉」を発売する。  急須を使う人が減少する中、紙の急須でお茶をいれる豊かな時間を体験できるよう開発した。紙の急須は平面の状態で包装され、折りたたむと立体になる。牛乳パックと同じ紙を使っているため、お湯は漏れない。お茶は丸松製茶場が厳選した、茶の花をブレンドした三年番茶やかぶせ茶など4種類から選択可能。気軽にプレゼントできるように、包装は宛名やメッセージを直接書ける封筒のようなデザインにした

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  • 朝霧乳業とコラボ、ロールケーキを開発 沼津リバーサイドホテル

     沼津市上土町の沼津リバーサイドホテルはこのほど、朝霧乳業(富士宮市)とコラボレーションしたスイーツ「あさぎりロール」の本格販売を始めた。担当者は「地元食材を使ってホテルの名物を開発することで、地域を盛り上げたい」と話す。  同ホテルがオープン10周年を記念して、名物となるお菓子を作ろうと企画した。ホテルのカフェラウンジで提供している朝霧乳業のソフトクリームのサンデーが人気なことに加え、首都圏の利用客が多いことから同地区で知名度の高い同社にコラボを打診した。  あさぎりロールはソフトクリーム風味のムースを白いスポンジで巻いたロールケーキ。牛乳の味と香りを大切にしパティシエらが2カ月、試行錯誤を

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  • 甘み濃厚な果実「ポポー」 クラフトビールに 静岡特産目指す

     静岡市清水区で北米原産の果実ポポーの栽培に取り組む「池ノ沢工業」と同区三保の酒造業「ガルシアブリューイング」がコラボし、クラフトビール「ポポービアー」を開発した。地域の新たな特産品となることを目指し、15日から販売する。  ポポーは華やかな香りと濃厚な甘みが特徴で「森のカスタード」とも呼ばれる。県内各地でクラフトビールの製造が盛り上がる中、米国にポポーを使ったビール文化があると知った池ノ沢工業の望月周さんが、ガルシアブリューイングに企画を持ちかけた。  フレディ・ガルシア社長とおいの喜納誠侍さんが中心となって昨年7月から開発をスタートし、試作を繰り返して苦みを抑えたフルーティーなビールを造り

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  • ローランド、米国製のサブウーファー発売

     ローランドは23日、フルイド・オーディオ(米国)の音楽制作用サブウーファー(低音域だけを再生するスピーカー)「FC10S」=写真=を発売する。  解像度と密度の高い重低音を再生でき、大規模な会場での使用を想定した音楽制作に適している。足元のペダルで出力のオン・オフが可能なスタンバイ・フットスイッチなどの機能を搭載した。  サイズは幅と高さが約38センチ、奥行きが32センチ。想定価格は4万9300円前後。

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  • 静岡県産ウイスキー配合チョコ ロッテが限定発売

     ロッテは12日、ウイスキーメーカーのガイアフローディスティリング(静岡市葵区)が製造したウイスキー配合のチョコレートを、インターネットの特設サイトで発売した。  全国のウイスキー蒸留所と展開する新ブランド「YOIYO」の第5弾。ガイアフロー社は数量限定の熟成酒のシングルカスクを提供し、ミルクチョコレートと組み合わせた。ウイスキーの深い香りとまろやかなチョコレートの味わいを楽しめる。  ガイアフロー社初のチョコレート商品。同社役員は「普段はウイスキーを飲まない人にも親しんでもらうきっかけになれば」と話す。  1箱10粒入りの10箱セットと4箱セットの2種類。アルコール分は3.8%。いずれも送料

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  • 新東名、自動運転適応へ 新御殿場―新秦野 23年度実証実験 全線にカメラ、異常即時把握

     中日本高速道路は2023年度、新東名高速道の未供用区間、新御殿場インターチェンジ(IC)-新秦野IC(25キロ)で、車の自動運転の実用化を見据えた実証実験に乗り出す。全線監視カメラを初めて整備し、落下物や交通事故など路上の異常をリアルタイムで把握する仕組みの構築を目指す。14日に県内区間が開通10年を迎える中、次代に適応する新たな道路保全システムの確立を加速させる。12日までに関係者への取材で分かった。  同社によると、高速道路上で発生する異常は、利用者からの通報やパトロール車での巡回で把握するケースが多く、発生から周知に時間を要しているのが実情。沿線には監視カメラを設置しているが、2キロ間

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  • ハーモニカの音色楽しんで 打楽器の新製品発売 鈴木楽器製作所

     鈴木楽器製作所(浜松市中区)は12日、打楽器の新製品「ミュージック ポン・プーP―tunes(ピーチューンズ)」を発売した。  手のひらサイズの大きさで、ポンプ状の本体を押さえると、内部の空気が押し出され、金属板が振動してハーモニカのような音が鳴る仕組み。1オクターブ(8音)の音域で、メロディーを奏でることができる。押す速さや強さを変化させて、音の長短や強弱を表現する。  同社はハーモニカ製造などで培った技術を生かし、商品開発を進めた。力の弱い子どもや高齢者も楽しめるという。  税込み価格は7480円。年間販売目標は5千台。

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  • 世界最大級SLM開発 レーザー加工、効率化期待 浜松ホトニクス

     浜松ホトニクスは12日、世界最大級の液晶型の空間光制御デバイス(SLM)を開発したと発表した。レーザーを反射するエリアを従来品の約4倍の面積に広げ、耐熱性を高めた。輸送用機器の部品などを造る金属3Dプリンターのレーザー装置に組み込むことで、加工の効率化や精度向上が期待される。  SLMはレーザーなどの光を液晶で調整して反射し、照射パターンを自在に変える装置。シーモスイメージセンサーの開発で培った技術を応用し、SLMの有効エリアを縦30・24ミリ、横30・72ミリまで大型化した。  大型化と併せて放熱効果を高め、金属の溶接や切断に利用される高出力の連続発振(CW)レーザーに対応した。従来品は短

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  • 緑茶で育てたウズラの卵発売 浜名湖ファーム

     浜名湖ファーム(湖西市)はこのほど、県内産の緑茶を飲ませて育てたウズラの卵「おちゃのみうずら」を発売した。管理する9万羽のウズラに、1年前から1カ月あたり400リットルを飲ませて飼育した。  同社の近藤哲治社長は「お茶を飲んだウズラは肉質が良く、内臓もきれい。卵は雑味が少なく、子どもや妊婦の方にぜひ食べてほしい」と話す。今後は同商品を使ったスイーツの販売も検討する。  製茶工場で廃棄する予定だった茶葉も再利用。堆肥場や鶏舎の通路に敷くことで、消臭効果があったという。  1ケース21個入りで税込み350円。道の駅潮見坂、おいでん村(ともに湖西市)で取り扱う。当面は月間100パックが販売目標。県

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  • 常葉大生がパウンドケーキ開発 地元菓子店と協力、販売へ 浜松産レモンなど使用

     常葉大健康プロデュース学部健康栄養学科(浜松市北区)の学生らでつくる商品開発チームが、地元の和洋菓子店と協力し、浜松産レモンとセロリを使ったパウンドケーキ「れもん小町」を開発した。8日に市役所で開かれた鈴木康友市長と市民の意見交換会「チャット!やらまいか」で報告し、食品ロス削減についても話し合った。  「れもん小町」は、廃棄されるケースもあるレモンの皮やセロリの一部分を活用。さわやかなレモン風味を生かしつつ、セロリを生地に練り込んで食べやすく仕上げた。商品化は、北区の和洋菓子店「入河屋」がサポートした。5月以降、同店などで本格的に販売する。  メンバー4人が完成に至る経緯を説明。植村友奈さ

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  • ほうじ茶×コーヒー 農福連携で新飲料商品化 富士の障害者施設

     富士市大淵の障害者施設「市立くすの木学園」が富士山と茶畑の景勝地「大淵笹場」の茶葉を使ったほうじ茶と、地元のコーヒー焙煎(ばいせん)所の豆をブレンドした新飲料「Hoffee(ほうひー)」のドリップバッグを商品化し、3月から同施設やイベント出店での販売を始めた。工賃の増加だけでなく、農業の担い手や障害者の働き先確保に向けた農福連携の足掛かりにしたい考え。  ほうひーは、コロナ禍で業務用トイレ紙の発注が減少する中、販売を始めたコーヒーのドリップバッグ「くすの木ブレンド」からの派生商品。市のほうじ茶宣言を受け、地域と連携して昨年11月から開発を進めてきた。  販売するのは味わいの異なる3種類でいず

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  • 高級ミカンジュース「極」発売 JAみっかび「濃蜜青島」100%

     浜松市北区三ケ日町のJAみっかびは7日、三ケ日ミカンの高級銘柄「濃蜜青島」を搾った100%ストレートジュース「純しぼり『極』」の販売を始めた。同JAのオンラインショップや特産物直売所、特産センターなどで購入できる。  濃蜜青島は、太陽光を反射させる特殊なシートを土にかぶせて栽培することで光合成を促進し、水分が土壌に染み込むのを防いで得られる濃厚な仕上がりが特徴。ジュースは無添加で、果実の味を生かすために手作業で皮をむいてから搾汁したという。  約8500キロのミカンを使用し、720ミリリットル2800本と200ミリリットル9千本を用意した。今後は県内の観光名所でも販売するという。特販課の大津

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  • スズキの軽トラ「キャリイ」 4速ATに変更、燃費向上図る

     スズキは7日、軽トラック「キャリイ」「キャリイ特装車」と、軽自動車「エブリイ」「エブリイワゴン」の一部仕様を変更して発売した。キャリイは従来の3速AT車を4速AT(一部除く)に変更するなど燃費向上を図った。  キャリイは4速AT車に停車時アイドリングストップシステムなどを採用し、特装車には同社の予防安全技術「スズキセーフティサポート」を装備した。  エブリイとエブリイワゴンは後方カメラ付きディスプレーオーディオ装着車を選択できるようにした。エブリイは4速AT車に停車時アイドリングストップを追加したほか、安全装備を充実させた。  エブリイ、エブリイワゴンの各車いす移動車も仕様変更して5月30日

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  • ヤマハ「グリーンボックス」 初のモデルチェンジ

     ヤマハはこのほど、エレキギターなどのエフェクトペダル「DL4マークツー」を発売した。1999年に発売し、鮮やかな緑色のデザインから「グリーンボックス」の愛称で人気を集めるディレイ・エフェクター「DL4」を初めてモデルチェンジした。  山びこのように原音に遅れた音を繰り返し、ギターサウンドなどに奥行きと広がりを与える。音響パターンのディレイエフェクトを前モデルの2倍に当たる計30種類に増やし、本体を小型・軽量化した。  税込み価格は4万6200円。国内で初年度、1200台の販売を計画する。

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  • 全シート立体音響で臨場感 車載オーディオ、ヤマハが新技術

     ヤマハは7日、自動車の車載オーディオ商品シリーズとして、全シートで臨場感ある立体音響を体感できる技術を開発したと発表した。ドルビーラボラトリーズ社(米国)の音響規格「ドルビーアトモス」を活用した。国内外の自動車メーカーに売り込み、本年度内の量産化を目指す。  ヤマハ独自の振動板などを組み入れた計30個の高音質スピーカーを、ドアや耳元のヘッドレスト、天井部などに配置した。同社の信号処理技術により、スピーカーとの距離で感じやすい音の偏りの解消を図った。大型から小型車まで、形状や内装材が異なる車種ごとに周波数の最適なチューニングを実現する。  自動運転技術の開発競争で自動車を取り巻く環境の変化が予

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  • 浜松の製茶機械会社 音楽のまちから世界へ レコード機器に参入 臨場感ある音質表現

     製茶機械製造販売の沢田工業(浜松市中区)が4月から、アナログレコードを再生する針と一体化した部品「カートリッジ」の販売に乗り出した。コロナ禍により自宅で音楽を楽しむ愛好家も多い中、50年以上オーディオを趣味としてきた沢田弘社長(70)は「音楽のまち浜松から、世界のファンに売り込みたい」と一念発起した。  受注生産を始める製品は、スマートフォンにも使われる微小なMEMS(メムス)マイクで音を拾う世界初の技術を用いた「宮司式MEMSカートリッジ」と専用アンプ(税込み計55万円)。ダイナミックで臨場感ある音質を表現できるのが特長。沢田社長は「趣味を生かしたものづくりを実現させるのが夢だった」と語る

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  • 健康志向のクラフトコーラ完成 静岡、4月6日から限定販売

     病院食などで食事サポートをしているR&Oフードカンパニー(静岡市葵区)と高級茶ボトル販売のベネフィッティー(同区)がコラボし、炭酸飲料水「ジャパニーズクラフトコーラ」を完成させた。6~12日に松坂屋静岡店で販売する。  清沢地区で育てた農薬不使用レモンを使用した。無添加で国産のてん菜糖や黒糖に、7種のスパイスをブレンドし、体に優しい仕上がりになっている。  R&Oフードカンパニーの野崎伸弥さんは「病院に関わる人だけでなく、地域に活力を与えられたら」と意義を語り、ベネフィッティーの西沢広保社長は「防腐剤や保存料も入っていない。ラベルのデザインにも注目してほしい」と話した。  330ミリリットル

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  • 三ケ日みかん風味のかりんとう発売 遠鉄ストア

     スーパーの遠鉄ストア(浜松市中区)は1日、「三ケ日みかんかりんとう」を発売する。三ケ日みかんのピューレを使い、甘酸っぱくフルーティーな菓子に仕上げた。  地元の特産を使ったかりんとうシリーズの4商品目で、パン・菓子製造販売のパントーネ・システム(掛川市)と共同開発した。さくさくとした食感と、ミカンのさわやかな香りが特徴。100グラム入り、税込み価格は213円。遠鉄ストア全33店で初年度、3万袋の販売を計画する。  地元食材のかりんとうはこれまで「クラウンメロン」「浜名湖のり」「いなさ牛乳」を発売した。かりんとうの主要購入層である60代以上に加え、30~50代の購入が増えているという。

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  • 国内最大のボートショー開幕 ヤマハ発、スズキ 環境配慮の次世代モデル展示

     最新のボートやヨット、水上オートバイを紹介する国内最大のマリンイベント「ジャパンインターナショナルボートショー2022」(日本マリン事業協会主催)が31日、横浜市で始まった。ヤマハ発動機やスズキなど国内外の約240社・団体が参加。コロナ禍以降の市場が拡大傾向にある中、各社は先進技術や環境に配慮した製品群、マリンレジャーの魅力を伝え、さらなる顧客層の獲得を図る。4月3日まで。  ヤマハ発は中期戦略「マリン版CASE」に基づいてブース展開している。中小型艇の人気モデルをそろえ、ジョイスティックによる直感的な操船性などが特徴のボート制御システム「ヘルムマスターEX」のシミュレーター、次世代電動操船

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  • 摘果「青みかん」ドリンクに 浜松・三ケ日、甘酸っぱく爽やか

     浜松市北区三ケ日町で地域振興に取り組む会社「ブルーレイクプロジェクト」がこのほど、三ケ日ミカンの生産過程で摘果、廃棄される「青みかん」を原料としたソフトドリンク「三ケ日青みかんスカッシュ」を製造した。  青みかんに価値を見いだし商品化する同社の活動「青みかんプロジェクト」の一環。手摘みした青みかんの果汁に加え、地元蜂蜜専門店「長坂養蜂場」の三ケ日里山蜂蜜を合わせた甘酸っぱくて爽やかな味に仕立てている。  ブルーレイクプロジェクトのウェブショップや長坂養蜂場の店頭などで販売していて、飲食店や宿泊施設での販売を今後拡大していく予定。協力店舗も募集している。1本240ミリリットルで350円(税込み

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  • 開発に12年 最上位ピアノ「CFX」新モデル ヤマハ披露

     ヤマハはこのほど、モデルチェンジしたコンサートグランドピアノ「CFX」の記者説明会を東京都内で開き、約12年かけて開発した最上位モデルの音色を披露した。  新モデルは、演奏者がピアノと一体になり、意のままに奏でられる製品を目指したという。演奏したピアニストの若林顕さんは「柔和で温かさを感じた。微妙な感性の揺れ動きをいくらでも表現できる可能性がある」と印象を語った。  新型コロナウイルスの影響で、コンサートなどの中止が相次いだ中での新モデル発売。ヤマハミュージックジャパンの押木正人社長は「コロナ禍だからこそ、生の音楽が持つ力が再認識されているのではないか。音楽の力を多くの方に届けたい」と話した

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  • 快適ワイヤレス ヤマハが新イヤホン発売

     ヤマハはこのほど、ブルートゥース対応のワイヤレスイヤホン「TW―E5B」を発売した。音楽鑑賞や動画視聴、ゲーム、通話、テレビ会議など幅広い用途で快適に使用できる。  耳の形に合わせてくぼみを設けたデザインで装着性を向上させ、聞き取りにくい低音域や高音域は最適に補正して自然な音に再現する。ゲームや動画視聴時に起こる映像と音のずれを抑えるモードを採用。コロナ禍で定着した遠隔会議などに対応し、明瞭な音声を届ける高性能マイクを搭載した。  色は黒や青など4種類。市場想定価格は税込み1万6500円。国内で初年度、8千セット(充電ケース付き)の販売を計画する。

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  • 遠州織物を「アロエ染め」 浜松の職人、淡い色表現

     浜松市東区の草木染職人・鈴木忠和さん(80)が、遠州織物の生地をアロエで染めた新商品を開発した。アロエの染料は色素が薄いため、綿に固着させる複数の媒染液を使って重ね染めし、「柔らかな色合いに仕上げた」という。  コロナ禍が長期化する中、消費者を癒やす肌に優しい染め物を作ろうと、全国的にも珍しいというアロエの染料に着目した。単色染めに加え、ニンジンの葉やサクラの枝、浜名湖の海藻アオサなどから抽出した染料を合わせて使用。淡いピンクや緑、ブラウン、肌色などを職人技で引き出した。  クッション、帽子、ハンカチ、赤ちゃんのよだれかけ(スタイ)の4種類。価格は税込み千円から。鈴木さんの工房「ファブリック

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  • 食用米で純米酒 エンシュ第2弾 花の舞酒造が醸造

     浜松市浜北区の花の舞酒造はこのほど、浜松パワーフード学会が監修する純米酒「Enshu(エンシュ)」の第2弾を開発した。第1弾と同様に食用米で醸造した。同学会加盟の市内飲食16店で提供している。  鈴木農園(北区)のコシヒカリを使った。浜松酒造(中区)が手掛けた第1弾と同じく米を削る量を極力減らし、精米歩合90%で仕込んだ。飲みやすいようアルコール度数を9%に抑え、食用米のうまみを生かしつつ、切れのある酸味ですっきりとした味わいに仕上げた。第1弾は青色だったラベルを赤色にした。  花の舞酒造が他の酒蔵と同じブランドの酒を開発するのは初めて。同酒造の山口晃さんは「連携して浜松の地酒を地元や県外に

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  • 春華堂×浜松南高家庭部 映えるスイーツ3種を共同開発、リレー販売

     菓子メーカーの春華堂(浜松市中区)と浜松南高(南区)の家庭部が、3種類のスイーツを共同開発した。「かわいくて映える! 甘くておいしい!」をコンセプトにしたドーナツ、スムージー、タルトで、約1カ月ずつ順番にリレー販売する。  販売場所は同社の拠点施設「スイーツバンク」(中区)。浜松南高は同施設に比較的近く、コロナ禍で部活動が制限される中、スイーツを通して地元を盛り上げようと、昨年11月に共同開発を始めた。  家庭部の1~2年生16人がデザインを考え、同社の菓子職人が改良して製造した。今月17日に第1弾として、串に刺した一口サイズの「お花見3色ドーナツ」(税込み378円)を発売。4月20日にキウ

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  • 趣向凝らした手持ち花火 コロナ禍で人気に 井上玩具煙火(島田市)【記者さんぽ|個店めぐり】

     夏の風物詩として親しまれ、コロナ禍でも家族で楽しめると人気の手持ち花火。国内の主な生産地としては、江戸時代に徳川幕府の火薬製造所があったことをルーツに持つ愛知県岡崎市などが有名ですが、国内トップシェアを持つ企業は、実は静岡県島田市にあることをご存じですか? 「井上玩具煙火」はコロナ禍の2020年と21年、ブランド花火シリーズ「義助(よしすけ)」と「結華(ゆっか)」を相次いで販売し、その高い趣向性が注目を集めています。優雅な時間と空間を演出する高級手持ち花火の魅力について、開発した同社企画開発室長の井上慶彦さん(30)に話を聞きました。 (※文末と関連リンクで動画をご覧になれます)  コンセプ

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  • 温かくても冷たくても♡クラウンメロンのコロッケ開発 袋井

     袋井市内のイベントで軽食販売などを手掛けるフーちゃん本舗(同市豊沢)はこのほど、同市特産のクラウンメロンを使ったスイーツ「ふくろいメロンコロッケ」を開発した。戸塚文彦代表が25日、市役所を訪れ、大場規之市長に完成報告した。26、27の両日、法多山尊永寺で開催中の「法多山さくらまつり」でお披露目される。  新しいご当地グルメの開発を袋井商工会議所から要請されたのがきっかけ。大阪府豊中市の食品会社と共同で進め、袋井市の補助金も活用した。「温かくても、冷たくてもおいしい」をコンセプトにジャガイモと生クリーム、小さくカットしたメロンを混ぜて一口サイズで揚げた。  試食した大場市長は「意外な組み合わ

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  • キヌア入りペット食開発 裾野の食品卸業「お土産に」

     裾野市須山の食品卸業「ビオ・クリエイト」はこのほど、南米原産の雑穀「キヌア」入りのペット用クッキーを発売した。キヌアは市が特産化を進めていて、試験栽培で植えた種の提供元である山梨産を使用した。徳武久雄代表は「いずれは裾野産キヌアを使用し、オール県内産のお土産にしたい」と意気込む。  市と須山東富士農事組合、静岡大農学部によるキヌアの特産化の取り組みを知り、キヌアを発信する手段として昨秋から商品開発を始めた。同市産の収量が少なく、市が種の提供を受けている山梨県上野原市の農業生産法人「ゆうきの輪」のキヌアを使用した。  開発したのは、犬用の「キヌアだワン!」と猫用の「キヌアだニャン!」。犬用はビ

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  • 健康に配慮の和菓子開発 浜松・巌邑堂と聖隷福祉事業団

     浜松市東区の和菓子店「巌邑堂」と聖隷福祉事業団保健事業部が28日から、共同開発した商品を「私菓心(わがし)」ブランドで発売する。関係者が24日、市役所に鈴木康友市長を訪ねて報告した。  商品は、健康食材として注目されている植物モリンガを使った「浜松産モリンガのどら焼き」や「浜松産青のりの大福」など4種類。同事業部の管理栄養士が監修し、カロリーを通常の和菓子より低く抑えるなど消費者の健康志向に配慮した。パッケージの文字は、浜松やらまいか大使を務める書家・中沢希水さんが手掛けた。  巌邑堂の内田弘守社長らから商品の説明を受けた鈴木市長は、浜松の新名物誕生に期待を示した。  価格は1個270~2

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  • 高品質シンセサイザー3機種新発売 ローランド

     ローランドは25日、シンセサイザー「ファントム・ゼロシリーズ」の新モデル3機種を発売した。同社最高峰のシンセサイザー「ファントムシリーズ」と同等の高品質なサウンドを収録し、演奏や曲作り、動画配信など幅広い用途で利用できる。  音源やサウンドをクラウド経由で提供する独自サービス「ローランド・クラウド」に対応させ、さまざまな音色を取り入れることが可能になった。鍵盤数が88の「08」は、弾き心地にこだわったピアノ・タッチの鍵盤を採用した。76鍵の「07」は重さ7キロ、61鍵の「06」は同6キロと軽量になっている。  市場想定価格は税込み16万3千~21万9千円前後。初年度は国内外で計1万2千台の販

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  • ブッラータチーズ 七富乳業(富士宮市) 地元産にこだわり開発【静岡ものづくり最前線】

     “幻のチーズ”と言われるブッラータを、富士宮産の高品質な生乳で仕上げたチーズとクリームで商品化した。モッツァレラチーズでクリームと短冊状のチーズを包んだ。イタリア語で「バターのような」を意味するといい、ナイフを入れると中身があふれ出す。  2021年1月に立ち上げたチーズ工房ではモッツァレラやボッコンチーニなど15種類を展開している。いずれもミルク感あふれるジューシーさと、とろける柔らかさが特徴。地元の酪農家と提携を結び高品質な生乳を個別に仕入れている。定番商品のモッツァレラチーズは1年で1万5千個を販売した。今年の「富士山名物グランプリ」では第1位に輝いた。  顧

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  • バッテリー進化「TY―E2.0」 ヤマハ発の電動トライアル二輪

     ヤマハ発動機は24日、電動トライアルバイクの新モデル「TY―E 2.0」を開発したと発表した。2018年の初代モデルをベースに、バッテリーなどを進化させた。今シーズンのトライアル世界選手権への参戦を予定している。  岩山や林の中など自然の地形を生かしたコースを走る競技用バイク。剛性や軽量化の最適化、ハーネス保護などに利点がある積層材のモノコックフレームを採用。バッテリーは前モデル比で容量を2・5倍に拡充した一方、重量を2割増に抑えた。レイアウト見直しで大幅な低重心化を図り、安定性を高めた。  今シーズンのトライアル世界選手権は、体制変更でエンジン搭載車と電動車が混じって走行するという。担当者

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  • 静岡銀行 ファクタリング扱い開始 資金調達支援へ新サービス

     静岡銀行とオンラインで売掛債権を買い取る「ファクタリング」を手掛けるOLTA(オルタ、東京都)はこのほど、新たな取引先の資金調達支援サービスの取り扱いを共同で始めた。オルタが企業の売掛債権を買い取り、資金を提供する。  オルタは売掛債権の2~9%の手数料を差し引いた額を、最短で24時間以内に企業に振り込む。静岡銀は運転資金などが必要な取引先を紹介する。実行までに審査などで時間がかかる通常の融資をカバーし、取引先の緊急的な資金ニーズに応える。  ファクタリングによるサービス導入は県内金融機関で初めてという。年間20億円程度の利用を見込む。  静岡銀は「新型コロナウイルス禍で資金繰りが逼迫(ひっ

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  • 映像、音声クリアなウェブ会議用機器 ローランドが発売

     ローランドはウェブプレゼンテーション用機器(ドック)「UVC―02」を発売した。高品質な映像と明瞭な音声で、ウェブ会議やプレゼンテーションを円滑に進行する。  外部のカメラやマイクを接続し、USBケーブルでパソコンにつなぐだけで使用できる。映像や音声の切り替え、音量調節などは本体のノブとボタンで瞬時に操作でき、専用アプリを使えば、パワーポイントのスライド操作をボタンに割り当てることも可能。税込み想定価格は4万2千円前後、初年度1万台の販売を計画する。  3月下旬には接続に最適な別売りのグースネック型マイク「CGM―30」(同1万円前後)を発売する。

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  • 浜松城ミニチュア発売 家系図作成の「みそら」、立体コースターも

     家系図作成の「みそら」(浜松市東区)は24日、現在の浜松城をモデルにしたミニチュアと立体コースターを発売する。同城を足がかりに天下を統一した徳川家康を描く大河ドラマ「どうする家康」の放送が決まり、浜松の歴史を紹介する商品として開発した。  家系図を納めるきり箱と同じ素材を使い、レーザー加工で製作した。高さ17センチの精巧なミニチュアは発光ダイオード(LED)を内蔵し、複数色のライトアップも可能という。  コースターは10センチ四方、高さ1・5センチ。図柄の多層加工で立体感を生み出した。「東海道五十三次」の図柄も順次発売する。  税込み価格はミニチュアが3万8500円、コースターが3300円。

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  • 「空飛ぶ車」開発へ スズキとベンチャー企業が連携協定

     スズキとベンチャー企業のスカイドライブ(愛知県豊田市)は22日までに、「空飛ぶ車」と呼ばれる有人小型モビリティの実用化に向けた連携協定を締結した。機体開発や海外市場開拓などで協業を検討する。スカイドライブは完成車メーカーと初めて連携し、同社が掲げる2025年の事業化に向けて軽量、小型の機体開発を急ぐ。  スカイドライブは2人乗りの電動垂直離着陸機を開発中。25年大阪・関西万博の会場輸送での活用を目指し、21年には国土交通省に国の安全審査の手続き「型式証明」を申請した。国内で飛行実験を進める1人乗りの試験機は全長約4メートル、重量250キロ(バッテリーを含む)。実験では高さ5メートル以下の施設

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  • ランドセル商戦、早くも開始 ジェンダーレスや限定品 各店が特色

     来春の新入学児童向けランドセル商戦が、県内でも始まった。百貨店やメーカーは「コロナ禍でも実物を手にしたい」との消費者の声に応えられるようサービスを強化する。  新モデルを23日から売り出す遠鉄百貨店(浜松市中区)は、混雑対策の来店予約受け付けを前年より約1カ月前倒しし、1月に始めた。予約は土日を中心に埋まりつつあり、担当者は「売り切れ商品が出る前の選択肢が多いうちに、子どもに選ばせたいという両親や祖父母が年々増えている」と感触を語る。  性別にとらわれない薄緑や銀色など「ジェンダーレス」のカラーや、学校で使うタブレット端末の収納を備えたモデルもそろえる。4月21日から大型連休明けまでの期間は

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  • スニーカー感覚 歩きやすい下駄 水鳥工業と靴メーカー共同開発

     下駄(げた)製造の水鳥工業(静岡市葵区、水鳥友紀子社長)とスニーカーメーカーのスピングルカンパニー(広島県)がこのほど、履きやすさなどそれぞれの長所を生かした「巻き上げソール下駄」を共同開発した。  スピングル社製の反り上がった形状のソールで、下駄の歩きにくさを解消したという。天板は県産ヒノキを用い、足の裏にフィットするようにかたどった。  水鳥社長は「スニーカー感覚で履いてほしい」と話す。  鼻緒の色がネイビーやシルバーなど3種類を用意し、価格は2万9700円。クラウドファンディングサイト「マクアケ」で販売している。

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  • 東益津中生メニュー考案 手まりすしや海鮮丼販売 焼津さかなセンター

     焼津市八楠の焼津さかなセンター大食堂で提供するメニューに、東益津中(同市中里)2年生の考案したレシピが採用され、期間限定での販売が決定した。16日には、提案した生徒らが同センターで、レシピを参考に調理したメニューを試食した。  採用されたメニューは、マグロのサイコロステーキを入れたカレー▽まぐろやサーモン、イカ、ホタテの4種の手まりすし▽サーモンや生エビなど食材を自由に選べる海鮮丼―の3種類。3月26日から4月28日まで販売する。  同中の2年生は昨年5月から、総合的な学習の一環として、同センターを含めた市内企業を訪問。同センターを訪問した生徒約20人が6グループに分かれて、大食堂の新メニュ

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  • ギターアンプ3モデル発売 ヤマハ子会社

     ヤマハグループのヤマハミュージックジャパン(東京)は18日、ギターアンプ「カタリストシリーズ」の新製品を発売する。  大規模会場での演奏に対応した出力200ワット、中規模用の同100ワット、練習やレコーディングに最適な同60ワットの実用性に合わせた3モデルを用意した。高品質な6種類のアンプ・サウンドを独自技術で実現するとともに、スマートフォンやパソコンなどで細かい音作りができる無償アプリを新たに開発した。  価格は税込み4万6200円から。国内で初年度、計500台の販売を計画する。

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  • 一茶や抹茶、ぜいたくに使用 ペットボトル発売 川根茶業協同組合

     川根茶業協同組合(南伸次理事長)は18日、川根産の一茶や抹茶をぜいたくに使用した川根茶ペットボトル飲料を発売する。川根茶の販路拡張事業として、身近なペットボトルから川根茶に親しんでもらおうと、企画した。1本税込み200円。  茶業者が厳選した川根産の一茶と、川根本町の静岡オーガニック抹茶(SOMA)の抹茶を使い、半年の試作を重ねて製品化した。甘みのある川根茶と川根産の抹茶が合わさって、まろやかな飲み口に仕上がっている。  同町下長尾の組合事務局や組合員の一部店舗で販売予定。4月18日まで、期間限定で2割引きで販売する。問い合わせは、同組合事務局<電0547(56)0045>へ。

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  • 貯水や雨水をろ過 防災用ボトル発売 トクラス

     住宅設備機器メーカーのトクラス(浜松市西区)は15日までに、防災用の携帯型浄水ボトル「ナティオ・スクイーズ」を発売した。貯水や雨水をろ過し、飲用・調理用水に浄化する。  においや重金属を取り除く「浄水パック」と、細菌や濁りを除去する「中空糸膜」の2段階で水をろ過する。中空糸膜を取り付けたボトルに浄水パックと水(最大1リットル)を入れ、30秒間振ってから約10分間そのまま置いた後、コップや容器に注いで使う。キャンプなど野外活動でも幅広く利用できる。本体、中空糸膜2個と浄水パック14個のセット(1人1週間分)で税込み7480円。同社公式オンラインショップで取り扱う。

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  • 画像増強管を開発 世界初、被写体内部可視化 浜松ホトニクス

     浜松ホトニクスは14日、光と電波の両方の特性を持つテラヘルツ波を利用して画像化する機器「画像増強管」の開発に世界で初めて成功したと発表した。光源やカメラと組み合わせればその場で被写体の内部を調べることが可能。改札やイベント会場でのセキュリティー検査、食品製造現場での異物混入検査などへの応用が期待される。  被写体に照射したテラヘルツ波を電子に変え、真空中で増強させて可視光として出力する。アンテナの構造設計を改良するなどしてテラヘルツ波の変換効率を高めた。エックス線では検出が難しい紙やフィルム、爪などの異物混入を製造現場のライン上で確認する利用方法が見込まれる。被ばくの恐れはなく、人が凶器や爆

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  • 欧州で電動バイク発売 50cc相当、バッテリー着脱式 ヤマハ発

     ヤマハ発動機は11日、排気量50ccに相当する電動バイク「NEO’S(ネオス)」を3月欧州で発売すると発表した。カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)推進に向けた同社の電動バイクの戦略車で、欧州での本格的な投入は初めて。今後東南アジア諸国連合(ASEAN)の各国で順次発売する方針。  バッテリー着脱式の電動スクーター(出力2・5キロワット級)。約8時間の満充電時の航続距離は約37キロだが、別売のスペアバッテリーとの自動切り替えで距離は約68キロまで伸びる。シンプルでスタイリッシュな車体。1990年代後半に現地で発売し、人気を得た50cc級エンジン搭載車(現在は販売終

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  • 業務用プリンター新型モデル発売 ローランドDG

     ローランドディー・ジーは23日、広告・看板用インクジェットプリンター「トゥルービズシリーズ」の新モデル4機種を発売する。操作性の向上を図ったほか、従来機種より鮮やかな色合いの印刷を可能にした。  最大8色対応の旗艦モデル「VG」2機種と、4色対応の「SG」2機種。操作画面にカラーの液晶タッチパネルを採用して見やすくし、ロール用紙の搬送サポート機能を搭載した。VGは対応インクにグリーンを加え、表現力を高めた。  ステッカーや車のラッピング、つり下げ広告、電飾掲示板など、幅広い用途に活用できる。ソーシャルディスタンスをはじめ、新型コロナウイルス禍の標識需要も高まっているという。税込み価格は140

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  • 新型「バレーノ」インドで発売 マルチ・スズキ

     スズキのインド子会社マルチ・スズキはこのほど、主力モデルの小型車「バレーノ」を全面改良して同国内で発売したと発表した。アフリカ、中南米、中東などに順次輸出する。  2015年の発売以来、全面改良は初めて。同国グジャラート工場で生産する。日本への輸出の予定は現時点ではない。  車両後部の傾斜を強めて流線形を強調するデザインに仕上げ、スマートフォン対応の大型タッチパネル式ディスプレーオーディオを搭載した。インターネットに接続する車載通信機を備え、「コネクテッドカー(つながる車)」のサービスにも対応する。  バレーノは都市部の若者層に人気があり、21年11月にインド国内累計販売100万台を達成した

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  • 共同開発もなか 第2弾は「掛川茶」 遠鉄ストアと田子の月

     遠鉄ストア(浜松市中区)と田子の月(富士市)は12日、共同開発商品の第2弾「田子の月もなか 緑茶餅」を同ストアの全33店舗で販売する。  掛川茶を素材に採用し、煎茶粉末を練り込んだ求肥(ぎゅうひ)で濃厚な煎茶味の糖蜜を包んだ。さらに白あんと組み合わせ、初夏に合うあっさりとした味わいに仕上げた。  1箱6個入りで税込み1490円。土日を中心に販売し、年間1万箱の販売を目指す。  第1弾の「田子の月もなか 栗入り」は昨年12月から2月中旬まで販売した。年配客を中心に人気を集め、当初計画の約1・5倍に当たる6千箱を販売した。

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  • 顧客アイデアで「夢サラダ」 総菜ロック・フィールド 磐田で生産

     総菜大手ロック・フィールド(神戸市)は10日から4月20日まで、RF1(アール・エフ・ワン)ブランドのサラダの新商品3点をそれぞれ期間限定で販売する。「夢サラダ」と題して顧客から募ったアイデアを商品化した。磐田市下野部の同社静岡ファクトリーで生産する。  ブランド30年を記念した初の試み。181案から選び、企画開発担当者がファンの声を取り入れて完成させた。既存客の選択肢拡大や新たな顧客獲得にもつなげる。販売品目は本県の「紅心大根」を含む47都道府県の素材を詰め込んだサラダオードブル(1パック税込み2376円)、彩り豊かな根菜などを挟んで味わうもなかサラダ(1パック同994円)、おひつじ座を想

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  • 潮かつお使用 おむすび販売 静岡県と天神屋開発

     包括連携協定を結んでいる静岡県と弁当総菜の天神屋(静岡市駿河区)は、西伊豆町の伝統保存食「潮かつお」を使った「潮鰹(かつお)むすび」を開発した。県庁を含む同社の県内全27店舗で3月初旬から販売を始めた。  潮かつおはカツオを丸ごと塩に漬け込んで乾燥させた塩蔵食品。同町のカネサ鰹節商店が潮かつおとクリームチーズを刻んで交ぜたお茶漬けを商品化していて、塩鰹むすびはこのお茶漬けとご飯を一緒に炊き込んだ。  県庁内の売店では若手職員に人気で、販売開始から連日完売している。県地域振興課の山田紘子主任は「塩みや臭みを抑え、誰もが食べやすいように工夫した。おむすびをきっかけに西伊豆に関心を持ち、訪れてもら

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  • 東南アジア高まるおでん人気 焼津の老舗かまぼこメーカー、ハラル認証取得 マレーシアに輸出計画

     焼津市焼津の老舗かまぼこメーカー「カネサ大石佐太郎商店」がハラル認証を取得した。マレーシアやインドネシアなど東南アジアで高まるおでん人気に着目。海外輸出を念頭に工場にハラル専用の機器を取り入れ、イスラム教徒でも安心して食べることができるよう生産体制を整えた。今夏には認証マーク付きの商品をマレーシアに輸出する計画。  同社は弁当や飲食店向けを中心とした業務用に出荷してきたが、コロナ禍で需要が激減した。活路を求めていたときに、東南アジアでおでんや練り製品の需要が高いことを知る。認証マークの付いた商品が市場で高い信頼性があるため、昨年夏ごろから取得に向けて動いた。  イスラム教徒にとって避けるべき

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  • ラーメン「松福」の味再現 静岡県東部の人気店、ローソンで発売

     静岡県東部を中心に10店舗を展開するラーメン店「松福」が監修したホット麺とおにぎりが8日から、静岡はじめ東海・北陸地方計7県のローソン約1600店舗で販売される。  静岡県内のローソンオーナーからの「人気店の味を、多くの人に身近な店舗で味わってほしい」との声がきっかけ。松福に監修を打診し、商品化につなげた。  ホット麺は看板商品「うまいラーメン」を再現し、濃厚な豚骨スープと太いちぢれ麺にチャーシューやキャベツを添えた。おにぎりは人気サイドメニュー「チャーマヨ丼」をイメージ。チャーシューとマヨネーズに加え、かつお節の風味を感じる一品に仕上げた。ホット麺が559円で4月中旬、おにぎりが168円で

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  • 高校生デザイン 消毒クリーム完成 沼津商高、長泉の会社と連携

     清水町の沼津商高情報ビジネス科の3年生14人がデザインなどを担当したアルコール消毒クリームが完成し、このほど、同校で新商品の寄贈式が行われた。  商品開発は長泉町の「エルシャート」と連携し、県の経営革新事業として臨んだ。デザインは沼津市の広告デザイン会社「BIG ISLAND」の大嶋健一朗代表から指導を受け、約1年半の授業で商品名「ウイルスガードサボテンクリーム」やキャッチコピー、ロゴのデザインに関するアイデアを提案したという。  エルシャートの村上朋彦取締役と大嶋代表らが、250個を卒業生に贈った。3年の勝又奈々美さんは「チラシの作り方や文字の配置など、役に立つことが多かった」と振り返った

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  • 「伊豆ピクルス」 シトライカンパニー(熱海市) 特産ダイダイの価値向上へ【静岡ものづくり最前線】

     熱海市特産のダイダイの価値を高めようと、昨年12月に商品化。ダイダイの果汁から独自の手法で造った天然酢に県内産野菜を漬け込み、優しい酸味とさわやかな香りが引き立つ逸品に仕上げた。  主に正月飾りに使われ、余りは廃棄されることが多いダイダイと、規格外などの理由で市場に流通しない野菜を生かした。田方農高で食品科学を学んだ荻原穂花さん(28)が開発を担当。1瓶を製造するのにダイダイ2個半からできる酢を用いることで「“カド”のない酸っぱさと香りを引き出せた」と話す。  「キュウリ&パプリカ」「ダイコン&ニンジン」など5種類を商品化。1個972円。現在はインターネットでの販売が

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  • 周波数替え電磁波発生 浜松ホトニクスがモジュール開発

     浜松ホトニクスは2日、電波と光の中間的特性を持つ電磁波「テラヘルツ波」を周波数を切り替えて発生させるモジュール(システム構成部品)の開発に成功したと発表した。テラヘルツ波を吸収する成分を含む薬や食品、半導体材料の品質検査などへの応用が期待される。  光源の中赤外レーザー光を回折格子で反射させるなどしてテラヘルツ波を生み出す。電気的な制御で回折格子の傾きを変え、周波数の異なるテラヘルツ波を任意に出すことに成功した。  装置に組み込んで実用化されれば、周波数の異なる複数のモジュールを使わずに、一つのモジュールで効率的に検査できるようになるという。  テラヘルツ波は最先端の高速通信規格「5G」の周

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  • コンサートピアノ 12年ぶり新モデル ヤマハ「CFX」

     ヤマハは2日、コンサートグランドピアノ「CFX」の新モデルを発売した。国際コンクールでも使用されるアコースティックピアノの最上位機種。演奏者と一体になって響き合うピアノを目指し、各部品の素材や構造、加工方法にこだわり、約12年ぶりにモデルチェンジした。  長年使い込んだような深みのある音を生み出す独自の木材改質技術を採用。振動を楽器全体に伝える響板の設計を変更し、中低音の響きや伸びを豊かにした。希望小売価格は税込み2310万円。コンサートホールを中心に、国内で初年度15台の販売を計画する。  コンサートグランドピアノは掛川工場(掛川市)の特別室で、熟練技術者が製造に当たる。新モデルは60人体

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  • CNF使用「♡」形の最中 パッケージには「木乃華サクヤ」 熱海・常盤木羊羹店が商品化

     熱海市の常盤木羊羹店総本店がこのほど、3日のひな祭りに合わせて植物由来の素材「セルロース・ナノファイバー(CNF)」を使用したハート形の最中「クオーレ」を商品化した。従来から使用している沖縄県産の紅芋の餡(あん)にCNFを混ぜ、食感を高めた。商品パッケージには静岡新聞社・静岡放送公認バーチャルユーチューバー「木乃華サクヤ」の特別デザインを採り入れた。  CNFは日本製紙が製造する製品「セレンピア」を使用した。餡の離水を抑え、乾燥を防ぐ効果があるという。  同店専務の前沢龍也さん(38)は、CNFを材料に加えたことで「しっとりとした食感が持続した。和菓子との相性も良い」と説明する。同店は今後も

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  • 桜が丘高生らデザイン 静岡市「シズラ」のLINEスタンプ発売

     静岡市は2日、清水区広報キャラクター「シズラ」のLINE(ライン)スタンプの販売を開始する。「令和4年3月2日」を「しみずの日」と語呂を合わせ、スタンプ発売に合わせた。32種類を用意し、中には静岡の方言を添えた「がんばるズラ」「やっきり」などご当地色にじむスタンプもある。  デザインは清水桜が丘高2年生と同区役所職員から募集し、寄せられた1万作品以上の中から選んだ。32種類を1セットに120円で販売する。  さまざまなポーズを取ったシズラのイラストに言葉を添えた。方言のほか、「ありがとう」「よろしく」など標準的な言葉もある。  区役所地域総務課の担当者は「スタンプを通じて市外、県外の人にも清

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  • 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とコラボ ランチパックに新商品

     山崎製パンは1日、伊豆の国市ゆかりの北条義時が主人公の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」とコラボした新商品「ランチパック 13種類の野菜とチキンのスパイスカレー」を静岡県や東京都内などで発売した。  ドラマ名にある「13」にちなんでトマトやニンジン、レンコンなどの野菜を使用し、味わいと食感にこだわって開発した。本県と愛知県、関東圏の山崎製パン取扱店や量販店で販売している。

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  • ヤマハゴルフ用品 春モデル3日発売

     ヤマハはこのほど、ゴルフ用品の2022年春モデルを発表した。3日から順次発売する。  キャディーバッグは小型サイズと大型サイズの中間に当たる「ミドルサイズ」を初採用した。重量は扱いやすい3・9キロに抑える一方、光沢のある生地と斬新な配色で高級感を演出した。  キャップとサンバイザーは3種類ずつ。速乾性のある「スタンダードモデル」と夏場に最適な「ハーフメッシュ」に加え、同社を象徴する音叉(おんさ)マークを大きくデザインした「オンラインストア限定モデル」を投入する。機能性に優れたグローブも音叉マークを強調したデザインを採用した。  税込み価格はキャディーバッグが3万9600円、キャップが3630

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  • 地元松の葉でビール開発 まろやかで柔らかな味わい 浜松・水窪

     浜松市天竜区水窪町に拠点を持ち、地域活性化や店舗経営に取り組むビソワビレッジ(宇佐美聖子代表)はこのほど、町内の松の葉を使ったクラフトビール「テンリュウALE」を開発し、販売を始めた。  ホップの栽培などを手がける「サンクスホップ」(大阪)との共同開発。水窪町内の山中にある松の葉を、粉末に加工して使った。宇佐美代表は「まろやかで柔らかな味わいに仕上がった。商品を通して、天竜区に関心を持ってもらいたい」と話す。  330ミリリットル入りで税込み880円。町内のスーパー「山道商店」で販売している。  問い合わせはビソワビレッジ<info@bisowa.co.jp>へ。

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  • 旬の浜松食材14品使用 パワーフード弁当に第5弾

     浜松市の浜松パワーフード学会、聖隷福祉事業団などは24日、地元食材でフレイル(虚弱)予防を目指すパワーフード弁当の第5弾「栄養はなまる弁当春の陣」を発表した。3月1日から遠鉄ストア全33店で販売する。税込み645円。  昨春の第1弾以降、累計5万食を売り上げる人気商品。今回は雑穀ご飯、鶏胸肉のノリ天ぷら、「遠州夢の夢ポーク」とタマネギのポン酢あえなど旬の浜松食材14品を使った。調理法を工夫し、塩分は病院食並みの2・5グラム。栄養豊富で、高血圧や骨粗しょう症の予防に配慮されている。  市役所で同事業団の管理栄養士池谷佳世さんや製造元「竹泉」の木俣昭彦代表らがお披露目し、「浜松の食材のおいしさ、

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  • “霊峰”趣の変化、紅茶で 御殿場のホテル、商品化目指しCF開始

     御殿場市深沢のホテルクラッドは、地元の茶葉を使った和紅茶「御殿場タイムティー」の商品化を目指し、クラウドファンディング(CF)を22日に始めた。時間によって趣を変える富士山の姿をイメージした4種類で、御殿場の魅力を伝えようと思い描く。  地元の老舗茶園「荒井園」とタッグを組み、試作品を作った。早朝、朝食時間、夕方、夜の各時間帯に、霊峰を見ながら飲むのに適した味にした。地元米「御殿場コシヒカリ」のいり米をブレンドするなど、どれもこだわった。  ホテルクラッドは2019年12月、御殿場プレミアム・アウトレット敷地内にオープンした。開業を機に富士山のある景観など御殿場の魅力を知った県外在住の従業員

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  • 「温州みかんパイ」限定発売 JAとぴあ浜松と三立製菓

     JAとぴあ浜松(浜松市東区)はこのほど、季節限定の洋菓子「温州みかんパイ」を発売した。千ケース(1ケース12袋換算)を全国の食品スーパーやドラッグストア、同JA直営店などで販売する。  「源氏パイ」などで知られる菓子メーカーの三立製菓(中区)との共同開発。昨年11月以降に収穫したわせ品種を使ってジャムを作り、パイ生地の上に乗せて焼き上げた。ミカンジャムの甘酸っぱい酸味とパイのさくさくとした食感を味わえる。本年度は夏以降の好天に恵まれ、良質なミカンが実ったという。1袋11個入り、税込み価格は200円。

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  • 香り高いビールとレモネード酒誕生 伊久美の茶、レモン使用 島田の醸造所

     島田市伊久美のクラフトビール醸造・販売所「193バレーブリューイング」が地元産の茶を使ったクラフトビール、レモンを使った低アルコール飲料「モザイクレモネード」の2商品を製造し、22日、同所で生産者らにお披露目した。いずれも軽い飲み口や香りの高さが特徴。  「スリープレスインシマダ」と名付けたビールは無農薬栽培に取り組む大橋勝典さん(59)の一番茶をペールエールに合わせ、茶の香ばしさや爽やかさを感じる商品に仕上げた。モザイクレモネードは無農薬栽培の森田よし枝さん(63)のレモンを皮ごと刻み、ハードセルツァー風飲料につけ込んだ。  ビールを試飲した大橋さんは「ほのかにお茶が香っておいしい。茶業界

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  • 純米吟醸酒シリーズ3種 2月25日発売 花の舞酒造

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は25日、純米吟醸酒のシリーズ「華やか花の舞」「爽(さわ)やか花の舞」「ふくよか花の舞」を全国の酒販店やスーパーなどで発売する。  上品な甘さの「華やか」とキレの良い「爽やか」は酒米に県産山田錦を、「ふくよか」は県産誉富士をそれぞれ使用。華やかはマスカットのような香り、爽やかはオレンジのような香り、ふくよかはしっかりとした米のうまみが特徴という。  ボトルを従来よりスリムな形状にして、ラベルに桜の花をあしらったデザインを採用するなど、若者や女性層への訴求を図った。  各720ミリリットルで税込み1485円。

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  • コーヒーのお酒、手作りキットで 自宅で手軽にバー気分 焼津の久保山さん製作

     焼津市でコーヒーの商品開発を手掛けるコーヒー小売業久保山恵里さんが、コーヒーの風味が楽しめる酒を作るキットを製作し、販売を始めた。新型コロナウイルス禍により家庭以外で飲酒する機会が制限される中、自宅にいながら居酒屋やバーの気分が手軽に味わえるようにと開発した。  商品名は「珈琲(コーヒー)のお酒」で、自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆20グラム入りが5袋入っている。酒を入れたボトルなどに酒の量に応じたコーヒー豆を入れ、7~10日漬け込むと完成する。オリジナル感を味わうためボトルタグも付けた。パッケージなどのデザインは株式会社ナイン(東京都)のデザイナー杉山成美さんが手掛けた。  久保山さんが3

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  • ピアノに取り付け、消音演奏可能に 河合楽器が新製品

     河合楽器製作所は18日、アコースティックピアノに取り付ける消音システム「ATX4」を発売した。  音を出せない時にデジタル音源の電子音に切り替え、ヘッドホンなどで聞きながら演奏を楽しめる。音源システムをバージョンアップし、より豊かな演奏音を実現した。音色の選択や録音などの機能を搭載した専用コントロールアプリで操作もきるようにした。  同社の「ANYTIME(エニータイム)」シリーズの新製品。標準取り付け価格(税込み)はグランドピアノが49万5千円、アップライトピアノが28万6千円。

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  • 次世代搬送製品 ヤマハ発動機が出展 3月、国際ロボット展

     ヤマハ発動機は3月9日に東京ビッグサイトで開幕する「2022国際ロボット展」に出展する。「運ぶ(搬送)」をテーマに、リニアコンベアモジュールや小型無人搬送車など次世代型の製品やサービスを紹介する。  コンセプトはμtokm(ミクロン・トゥ・キロメートル)。微小単位の精密な位置決めから、工程や工場間といった長距離まで、多様な環境下での搬送ソリューションを提案する。産業用ロボットを手掛けるロボティクス事業部門を中心に、研究開発など社内の複数の事業部門と一体で出展する。  ラインの生産性を高める「リニアコンベアモジュールLCMR200」は、新開発の機構により分岐や工程の追い越しを可能にしたデ

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  • トランスギターにカッタウェイ採用 ヤマハ、19日発売

     ヤマハは19日、トランスアコースティックギターの新製品「FGC―TA」と「FSC―TA」を発売する。アンプやスピーカーを接続しなくてもギター本体だけで、生音とエフェクト音が一体となった響きを奏でる。  フォークギターの定番モデルとして人気のFG、FSシリーズがベース。弦の振動を電気信号に変えてエフェクト処理し、加振器がギター全体を振動させる。ギターのボディーに近い高フレットも弾きやすいように、一部をへこませた形状のカッタウェイを採用した。  機能は同じだが、胴幅はFGCの41・2センチに対し、FSCは38・0センチとやや小ぶりになっている。カラーは複数種類あり、税込み価格は両モデルともに9万

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  • 荷役スマートに遠隔操作 静岡市清水区・清水港【動画】

     港湾労働者の人手不足に対応するため高速通信規格「ローカル5G」などで遠隔操作できる「タイヤ式門型クレーン(RTG)」2基がこのほど、清水港に到着し、慎重に陸揚げされた。鈴与などは2025年3月までに計22基まで増やす。  陸揚げ作業では、直径2メートル弱もある八つの大きなタイヤが動き、運搬船と岸壁の間に架けられた橋を渡った。高さ24メートル、幅25・5メートル、奥行き11メートルある機体は、富士山などの景観と調和するよう、清水港にある他の大型機械同様にブルーに塗装されていた。  RTGは輸出入の貨物が入ったコンテナをトレーラーに積み下ろしするために用いられる。これまでは1基ずつ操縦席に人が乗

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  • ハウス食品がキーマカレー新商品 浜松名店「mana」の味再現

     ハウス食品は2月14日、レトルトカレー「辛さきわだつキーマカレー」を発売する。浜松市中区の専門店「印度カレーmana」の監修で、甘みと酸味の後に鮮やかな辛さが口の中に広がる同店のキーマカレーを再現した。  全国の至極のメニューを表彰するグルメアワード「ジャパン・メニュー・アワード」の受賞カレーを商品化するシリーズの第2弾。こくのある甘みはバナナ、酸味はトマトを使って引き出し、スパイスの複雑な辛さと香りが味わえるひき肉たっぷりのキーマカレーに仕上げた。  内容量は150グラム。参考小売価格は税抜き314円。

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  • バイク「GSX―S1000GT」 スズキ、2月17日国内発売

     スズキは8日、大型ツーリングバイク「GSX―S1000GT」を17日に国内発売すると発表した。  GSX―Sシリーズ初の長距離ツーリング仕様で、昨秋以降に欧米で発売した。最新の電子制御システムや自動料金収受システム(ETC)対応車載器を搭載。スマートフォン連動の大画面フルカラー液晶メーターを同社のバイクで初採用した。  税込み159万5千円。年間目標販売台数は900台。

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  • MaOIライブラリー乳酸菌活用 干物屋ラーメン、10日発売

     静岡県は7日、マリンオープンイノベーション(MaOI)プロジェクトで運営する海洋微生物ライブラリーに登録されている乳酸菌を活用した「干物屋ラーメン」が、五十嵐水産(沼津市)から10日に発売されると発表した。2021年5月に公開した同ライブラリーを使って事業化するのは初めて。  ラーメンは同社と県水産・海洋技術研究所で開発。干物用の魚を漬け込む塩汁から発見された乳酸菌でマアジを丸ごと発酵させ、生成したエキスをスープのベースにした。しょうゆ味と塩味があり、2食入りで税込み1200円。  同ライブラリーは海洋由来の有用微生物784株の情報を集積し、菌株の分譲申請に対応している。

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  • ミルクティーのっぽ開発 朝霧高原イメージ 沼津のバンデロール

     パン製造販売・バンデロール(沼津市)はこのほど、富士の国乳業(富士宮市)や同市の協力を受け、菓子パン「のっぽ」シリーズの新商品「あさぎり高原のミルクティーのっぽ」を開発した。3月末までの期間限定発売。地元住民らの人気を集めている。  地元酪農家らが立ち上げた「富士の国乳業」が生産する学校給食牛乳「ふじのくに富士山ミルク」を使ったミルクティークリームを挟んだ。パッケージは富士山を背景に牛柄のキリンやオーバーオールを着てミルクティーを注ぐ市公式キャラクター「さくやちゃん」を描き、朝霧高原をイメージしたデザイン。さくやちゃん作者の高柳順子さんが書き下ろした。  同市東町の東こども園は地元とのコラボ

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  • 切符型メッセージカード発売 本物硬券と変わらない仕上がり 大井川鉄道「きもちきっぷ」

     大井川鉄道(本社・島田市)はこのほど、切符型のメッセージカード「きもちきっぷ」を発売した。同社の硬券をイメージしたデザインで、「ありがとう」「おめでとう」のほか、自由にメッセージが記入できる「じゆうきっぷ」の計3種類を用意した。  鉄道会社の乗車券印刷などを手掛ける山口証券印刷(東京都)が運営するブランド「Kumpel」とのコラボ商品。カードには大井川鉄道の社章が印刷されていて、実際の硬券とほとんど変わらない仕上がりとなっている。広報室の山本豊福さんは「きっぷに気持ちを込めて、贈り物に添えてもらえたら」と期待した。  各種15枚入りで税込み550円。大井川鉄道のオンラインショップで販売中。

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  • 小山町イメージの新ブレンド 人気店「山下珈琲」、道の駅で販売

     小山町の人気店、山下珈琲(コーヒー)が新たなブレンドコーヒー「ふじおやまブレンド」を作った。1年ほど前に同町に移り住んだ店主の山下拓也さん(37)が、町のイメージに合う3種類の豆をブレンドした。道の駅ふじおやま(同町用沢)で販売している。  ブラジル、グアテマラ、エチオピアをブレンドした。優しい甘みのあるブラジルは「町民の温かさ」、こくの強いグアテマラは「山や大地」をイメージして選んだ。町には四季を通じ多彩な花々が咲くことから、華やかな香りの「エチオピア」を加えた。  「金太郎バウム」など地元銘菓を集めたコーナーに陳列されている。山下さんは「一緒に味わって小山町を好きになってほしい」と話して

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  • 豆乳カレー共同開発 藤枝北高生と田子重、2月18日から販売

     藤枝市の藤枝北高とスーパーマーケットを展開する田子重は、地元食材を使ったオリジナルカレー「豆乳カレー」を共同開発した。18日から藤枝、焼津、島田3市の田子重7店舗で販売する。同校で4日に完成発表会を行った。  授業で「食の6次化」を研究している3年生12人が総合学習の一環で取り組んだ。地元豆腐店の豆乳や特産のシイタケを食材に使い、スパイスの効能も研究した。試食会の結果を踏まえて改良を重ねながら完成させた。  開発リーダーの山内楓さん(18)は「ヘルシーなメニューを目指した。マイルドな味なので豆乳が苦手な人でも食べやすい」と紹介した。  レトルトカレーは税抜き298円、カレーライスの弁当は同3

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  • USB接続専用のスピーカーフォン ヤマハ発売、ウェブ会議向け

     ヤマハは1日、ウェブ会議などの遠隔コミュニケーションに最適なスピーカーフォン「YVC―331」を発売した。  同社の実態調査でオフィス内のスピーカーフォンとパソコンの接続方法はUSBが約9割を占めていたため、USB接続専用モデルとした。小中規模の会議に適し、1台の使用人数は最大6人程度を想定。オープンスペースで使用しても周りの雑音を抑え、発言者の声を明瞭に届ける機能を搭載した。  販売価格は税込み6万500円。

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  • 大河にちなんだ「北条寿司」 三島駅などで販売

     伊豆の国市ゆかりの北条義時が主人公の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映に合わせ、同市古奈の飲食店「だるま」は登場人物をイメージしたすしを詰め合わせた「伊豆北条寿司」を販売している。  太巻きは義時、ハス入りのいなりずしは源頼朝、ワサビを使ったいなりずしは北条政子をイメージした。卵焼きには北条家の家紋「三つ鱗(うろこ)」の焼き印を押した。のり巻きのキュウリは三角に切って三つ鱗を表現した。三島駅と土、日曜のみ韮山時代劇場(同市)の伊豆の国物産館で販売する。店舗では予約販売のみ。おかみの山田敏江さんは「義時や当時のことを思いながら食べてほしい」と話した。

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  • サイレントベース最上位モデル ヤマハ、2月10日発売

     ヤマハは10日、サイレントベース「SLB300PRO」を発売する。最上位モデルとして、アコースティックベースの自然なサウンドと演奏感を細部まで追求した。  アコースティック楽器の共鳴胴の響きを再現する独自システムを搭載。弦の振動を伝えるブリッジの木材も改質し、より深みのある明瞭な音を実現した。駒や指板、ネックなどのパーツはアコースティックベースと同じ位置に配置。楽器が回転しないような重心設定を採用した。  本体の重さは約7キロと軽く、ケース収納時の容積はアコースティックベースの4分の1ほど。手軽に持ち運びができる。税込み価格は55万円。

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  • 浜松の園児が描いたパン商品化 杏林堂薬局が販売

     杏林堂薬局(浜松市中区)は1日、幼児から募集した絵を基にした4種類のパンの販売を始めた。東区の同薬局和田店など手作りパン工房ナチュールが入る11店舗で扱っている。販売は2月末まで。  昨年秋にLPガス販売のエネジン(中区)と協力して市内の私立幼稚園や保育園を中心に絵を募った。応募作品648点の中から商品化したのは、いずれも鴨江幼稚園の城本瑠ちゃん(6)の「くまの3しょくぱん」、八木理仁ちゃん(4)の「肉食きょうりゅうパン」と、花園幼稚園の佐々木琴羽ちゃん(4)の「アイスパン」、朝田幼稚園の大谷彩心ちゃん(6)の「にこにこえがおのうさちゃんパン」。  くまの3しょくぱんは、ホイップとブルーベリ

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  • ルーパー新2機種発売 高音質で機能拡充 ローランド

     ローランドはこのほど、多重録音用機材「ルーパー」のボスブランド新モデル2機種を発売した。音質と操作性、機能を高め、録音を重ねても濁りのない純粋なサウンドを再生できる。  手で操作するテーブルトップの「RC―505mk2」と、足を使い楽器を演奏しながらでも操作できるフロアタイプの「RC―600」。200種類を超えるリズムパターンを内蔵し、新たに搭載した16種類のドラムキットとの組み合わせで躍動感のあるリズムを生み出す。音響を増すエフェクト機能も大幅に拡張した。  税込み想定価格はともに6万6千円前後。初年度3万5千台ずつの販売を計画する。

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  • 三ケ日みかん万年筆が完成 浜松の専門店デザイン ミカン箱風包装

     浜松市中区の万年筆専門店「ブングボックス」はこのほど、同市特産の「三ケ日みかん」をモチーフにした万年筆を発売した。オンラインでの先行販売では海外からの受注もあり、山岸薫社長は「手書きの楽しさとともに、浜松の魅力も発信したい」と意気込む。  同社の創業10周年記念商品。万年筆の軸は鮮やかなみかん色にし、ペン先にはミカンの花の刻印を入れた。キャップの先端には、ミカンを輪切りにしたデザインの螺鈿(らでん)細工を施した。ケースはミカン箱風に仕上げるなど、包装にもこだわった。  JAみっかび(同市北区)の承認を得て、人気が高い「早生みかん」にちなんで商品名を「三ケ日みかん 早生」とした。製作はセーラー

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  • 大河ドラマ、追い風に 北条義時にちなんだ酒続々 伊豆の国

     大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台で、主人公の鎌倉幕府第2代執権北条義時の出身地でもある伊豆の国市で、義時に関連した日本酒やクラフトビールが続々と登場している。関係者は「伊豆の国の歴史を感じてもらい、地域を盛り上げるきっかけになれば」と期待している。  海老屋商店(同市古奈)、福田屋商店(同市長岡)、松井酒店(同)、和泉屋(同市南江間)の酒屋4店のおかみは純米吟醸酒「義時」(720ミリリットル、1650円)と、それぞれ300ミリリットルの吟醸酒、純米吟醸酒、本醸造酒をセットにした「義時の夢」(1980円)を販売した。  「義時」のラベルには、義時夫妻の墓がある北條寺(同市南江間)の関係者が筆

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  • フリーきっぷ×小室山リフト券 東海バスが限定発売

     東海バス(本社・伊東市)は28日から、市内の路線バス2日間乗り放題の乗車券と小室山のリフト券をセットにした商品を期間と数量を限り、大人1200円(子ども600円)で発売する。  東海バスフリーきっぷ「伊東・伊豆高原2日券」(大人1500円)と、小室山山頂の施設にアクセスできるリフト往復券(同600円)を合わせて特別価格で販売する。  発売期間は3月31日まで。大人7200枚、子ども260枚の限定で、同社伊東駅案内所で購入できる。上限に達し次第、発売を終了する。

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  • たこ焼き×ギョーザ「ちゃおまる」 浜松の松井物産、冷凍食品に

     飲食店経営の松井物産(浜松市中区)は29日、たこ焼きの生地でギョーザの具を包んだ自社商品「ちゃおまる」を冷凍食品として発売する。  地元産の豚肉と野菜を使用した。焼くとキャベツの水分が加わるため、小麦粉を増やして生地は堅めにした。電子レンジで解凍・加熱するだけで簡単に味わえる。  中区の加藤醤油が協力し、専用のポン酢だれを開発した。さっぱりとした甘みで具材の味を引き立てる。  専用だれ付きで10個入り税込み900円。松井物産が経営する「ぽっぽ屋」(北区)と、遠鉄百貨店(中区)で販売する。

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  • 高級ブランド「富士の雅ネギ」 富士宮の農業生産法人が立ち上げ

     富士宮市内でネギを生産する農業生産法人「アドリ」(小河麦人代表)が、新たに一般向け高級ネギのブランド「富士の雅ネギ」を立ち上げた。2017年に新規就農した小河代表は前職・農業アドバイザーの知見や富士山の恵みを生かして香り高いネギの安定供給を確立した。次のステップとしてブランドネギの産地化を目指す。  農業で稼げるビジネスモデルを構築し、さらに魅力的な業界に変えていこうと、この世界に入った小河さん。大学卒業後は農業資材販売店で約8年、アドバイザーとして農家を支援。「業界変革に向けてどうしたら大きな歯車が回るか」と考えた末、自分自身で成功事例をつくり広げようと、独立を決意した。  2017年に法

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  • 頭部包むヘッドレスト ヤマハ発動機、幼児乗りPASに搭載

     ヤマハ発動機は31日から、新設計のリアチャイルドシート「ハグシート」を搭載した電動アシスト自転車3種類を順次発売する。抱きしめる(ハグ)ように幼児の頭部を270度包み込むヘッドレストなどが特徴。  搭載するのは20型「PAS Babby un SP(パスバビーアンスーパー)」シリーズの2種類と24型「PAS Crew(パスクルー)」。いずれも幼児2人同乗基準に適合し、PASシリーズ最上位の電動アシスト力を備える。  ヘルメットにも使われる衝撃吸収材を活用したヘッドレストのほか、簡単にシートベルトが着脱可能なマグネットバックル、おもちゃや靴などが収納できるカバー付き背面ポケットを装備。快適な乗

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  • 純米吟醸原酒 春のしずく発売 花の舞酒造

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は28日、春限定の純米吟醸原酒「春のしずく」を発売する。  マスカットやメロンを思わせるフルーティーな香りが特徴の酵母と、県産酒米を使用。アルコール分は18%と高く、しっかりとした味わいと、苦みの少ないすっきりとした後味に仕上げた。  冷や酒からぬるかんまで最適な飲用温度は幅広く、鍋料理のお供や花見酒、年度替わりイベントの祝い酒などさまざまな場面で味わえる。より長く楽しんでもらおうと、昨年より出荷の開始を約1カ月前倒しした。  税込み価格は720ミリリットルが1496円、300ミリリットルが627円。5月末まで販売する。

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  • 野菜室真ん中冷蔵庫 8年ぶり刷新 三菱電機静岡製作所、2月発売

     三菱電機は2月25日、冷蔵庫を開発・製造する静岡製作所(静岡市駿河区)が8年ぶりに全面刷新した、野菜室を本体の真ん中に配置した冷蔵庫の最上位機種「MZシリーズ」を発売する。  外部からの熱の進入を防ぐ断熱材を従来機種に比べて薄型化し、本体の幅や奥行きを変えずに庫内の容量を約30リットル(買い物かご約1個分)広げた。冷蔵室内で棚の高さやドアポケットの形状などに工夫を施し、使い勝手も高めた。  新型コロナウイルス禍で自炊回数が増え、一度により多くの食材を購入するようになった消費者の暮らしぶりに対応したという。  容量が計602リットルと計540リットルの2種類をそろえ、それぞれ3色を展開する。想

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  • トチの実バター全国へ 大手航空会社と取引も 浜松・水窪の小松屋製菓が販売

     浜松市天竜区水窪町の「小松屋製菓」が販売する、地元のトチの実を使った「とちバター」が全国各地のバイヤーの関心を集めている。商品は昨秋、流通関係者らが全国の特産品を審査する「バイヤーズルーム」で、計100点の中から銀賞と審査員特別賞に選ばれた。店主の小松裕勤さん(49)は「水窪に人を呼び込むきっかけになれば」と意気込む。  とちバターは、トチの実やキビ砂糖を使ったシロップと、バター、塩を混ぜて作る。トチ独特の風味とほんのりとした甘み、程よい塩味が特徴。トチの実を使った、パンに合うバターを作ろうと研究を重ね、3年ほど前から販売している。  「『満足しない』が座右の銘」と語る小松さんは「銀賞か&h

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  • クレーン作業中の注意喚起照明を発売 パイフォトニクス

     光学機器メーカーのパイフォトニクス(浜松市東区)はこのほど、高輝度発光ダイオード(LED)照明「ホロライト・ドットリング」を発売した。製造や物流現場のクレーン作業で、安全性を高める注意喚起ライトとして活用できる。  クレーン上部に設置すると、荷物の周囲の地面を光で描いた点の円で照らして立ち入り禁止区域を知らせる。サイズはS、M、Lの3種類で照射距離10メートルの場合、円の直径は2・2~5・4メートル。  従来機種に比べて光の明るさを5~10倍に高め、より高い場所での積み降ろし作業に利用できるようにする一方で、消費電力を低減した。照明色は赤、緑、青の3種類。標準仕様の出荷価格は税抜き19万5千

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  • 家の掃除をリモート支援 浜松のアズマ工業が無料サービス開始

     清掃用品製造販売のアズマ工業(浜松市中区)はこのほど、家庭掃除をリモートで支援する「アシスト・クリーニングサービス」を始めた。汚れに適した清掃用品を無償提供し、同社のハウスクリーニング技能士が無料で清掃方法を指導する。  台所や浴室、トイレ、洗面台などの落としきれない汚れの写真を送ると、同社が最適な洗剤と道具を送付。通信アプリを利用し、同技能士が映像を確認しながら助言する。  コロナ禍で増えた「おうち時間」を快適に過ごしてもらおうと導入した。通信費は自己負担。同社の洗剤と清掃用品は約2500種類あり、最適な組み合わせで正しく使えば、「諦めていた汚れを自分で取り除くことができる」という。  サ

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  • 東伸紙工、紙製ファイル 富士市に寄付

     富士市原田の紙加工メーカー「東伸紙工」はこのほど、プラスチック製のクリアファイルの代替品となる自社製造の紙製クリアファイル3千枚を市に寄付した。市は「紙のまち富士市」やSDGsのPRに役立てる。  同社は独自の紙加工、印刷技術を活用し、昨春から紙製ファイルの製造販売を開始。市シティプロモーション課は多数の名産品を描いたオリジナルデザインのファイル製造を依頼し、活用を始めた。  同社は、紙製ファイルの認知度向上や普及拡大を目的に、市のオリジナルデザインのファイルを寄付した。寄付したのは、上質紙のファイル2千枚と、プラスチック製に使用感を近づけるためトレーシングペーパーを使用して文書が見える工夫

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  • 【茶況】(1月20日)日坂茶ビール完成 上質茶ふんだんに使用 掛川

     JAや地域住民でつくる掛川市農業活性化やる気塾の日坂地域塾はこのほど、日坂茶を使った「東海道日坂茶地ビール」を造った。日坂地区の協同製茶7工場で製造した上級茶葉をふんだんに使った。  コロナ禍で県外に販売に行けず、余った茶葉を活用して新たな取り組みに挑戦した。緑茶のほのかな香りと渋みのバランスがいい仕上がりとなった。完成披露式典が17日に掛川市のJA掛川市本所で開かれ、地域塾の鈴木昴塾長や醸造に協力した「カケガワファームブルーイング」の杉浦健美代表らが出席した。  ビールは1本330ミリリットルで税込み638円。700本を造り、ほぼ完売した。現在はJA掛川市新鮮安心市場さすが市で販売している

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  • 桃中軒が新作「しずおか健康生活応援弁当」開発 清水町で試食会

     弁当・仕出しの桃中軒(沼津市)はこのほど、開発を進める新作弁当「しずおか健康生活応援弁当」の試食会を、清水町の静岡ガスエネリアショールーム柿田川で開いた。県産業振興財団と聖隷福祉事業団が健康食メニューの提供を目指す「しずおかウェルネスごはんプロジェクト」の一環で試作を重ね、2~3月ごろの販売を予定している。  プロジェクトには、桃中軒を含めた県内6飲食店が参加し、昨秋から同事業団の管理栄養士らのアドバイスを受けながら健康的なメニュー開発を進めている。桃中軒は、健康食の基準「スマートミール」に沿い、加齢で心身機能が低下する「フレイル」の予防にもつながる弁当をテーマに検討。県産しらすやひじき、黒

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  • デジタル管楽器 標準モデル発売へ ローランド

     ローランドは29日、デジタル管楽器「エアロフォン」のスタンダードモデルを発売する。最上位モデルと同等の音源とセンサーを搭載。管弦楽器や民族楽器、シンセサイザーなど265種類の音色を内蔵した。息を吹き込む強さを自動感知して音を表現するため、誰でも時間や場所を選ばずに演奏を楽しむことができる。  想定価格は税込み10万8千円前後。初年度1万2千台の販売を見込む。

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  • ヤマハ発動機、新型eバイク発売 砂利道も快適

     ヤマハ発動機は13日、世界で人気が高まっている「グラベルバイク」などの新型スポーツ電動アシスト自転車(e―Bike)2機種を3月10日に発売すると発表した。YPJシリーズの一環。  舗装路と併せて砂利道(グラベル)などの未舗装路でも高い走行性能を発揮する「WABASH(ワバッシュ)RT」と、街中の通勤から郊外レジャーまで幅広く対応できる「CROSSCORE(クロスコア)RC」。  両機種ともフレーム内にバッテリーを納めた洗練されたデザインが特徴。欧州向けのドライブユニット「PWシリーズST」をYPJモデルで初採用し従来のユニットと比べて100グラム軽量化した。状況に応じてアシスト力を切り替え

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  • ⚽J1ジュビロ遠藤選手と磐田の企業開発 ティーバッグ発売

     サッカーJリーグ1部(J1)ジュビロ磐田の遠藤保仁選手が地元の静香園製茶(磐田市大久保)と共同開発したオリジナルティーバッグ「Yatto7(ヤットセブン)」の販売が12日、同市や浜松市中区のジュビロショップなどで始まる。遠藤選手のJリーグ歴代最多700試合出場達成を機に作られた。  販売するのは深蒸し緑茶、紅茶、ほうじ茶の3種。磐田市内産の茶葉を使用し、遠藤選手が試飲して風味やパッケージを決めた。20個入り1080~1296円(税込み)。  ジュビロショップのほか、静香園製茶直売所や遠鉄百貨店(浜松市中区)、静香園製茶とジュビロ磐田のオンラインショップなどで取り扱う。

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  • 地元企業が連携「特製おでん」開発 8日からマルシェで販売

     焼津市の食品水産事業会社いちまるの食品工場(同市浜当目)で開催されている恒例の「いちまるマルシェ・スペシャルイベント」に出店する店舗や企業が連携し、このほど「特製おでん」を開発した。地元の練り製品製造会社や精肉店が持ち寄った自慢の食材を、藤枝市の飲食店がオリジナルの風味に仕立てた。8、9の両日のマルシェで限定販売する。  出店者同士のコラボ企画は初の試み。年4回開催のスペシャルイベントに出店する焼津市の練り物製造丸又や静岡市の村松精肉店などが黒はんぺんやちくわ、こんにゃく、牛すじなどの食材を提供。藤枝市の飲食店「縁和」が調理し、期間中に1日限定50食を販売する。  マルシェには丸又、村松精肉

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  • 熱海梅園の実で土産品 地元業者が完成披露 まつり会場などで販売

     熱海市の観光名所「熱海梅園」で8日に開幕する梅まつりを前に、同市の総合食品卸「東明」(岸幸宏社長)が5日、梅園で昨年収穫された梅の実を使って製造した6種類の土産物をお披露目した。商品はまつり会場のほか、市内のホテルや旅館、JR熱海駅ビル・ラスカ熱海内の土産物店で販売する。  披露したのは、ペースト状にした梅肉80グラムがカップに入った新商品「ねりうめ」(400円)をはじめ、熱海商工会議所のブランド「アタミコレクション・エープラス」認定商品の熱海梅園梅干し(600円)、人気商品の梅ジャム(698円)など。同社の岸剛史専務は「熱海を元気づける商品として、自信を持って開発した」とPRした。  熱海

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  • 音声たどり日本平巡り スマホでガイド、静岡の企業が新サービス

     建築家の隈研吾氏が手掛けた展望台「日本平夢テラス」や市内唯一のロープウエー、約160種類700点を擁する日本平動物園など、静岡市内で有数の観光スポットが点在する日本平エリアの魅力をさらに知ってもらおうと、同市のベンチャー企業がスマートフォンによる衛星利用測位システム(GPS)連動型の自動音声ガイドを開始した。今後は浜松市中心部でも同様の取り組みを予定する。  日本平周辺でサービスを行うのは観光サイト「おともたび」を展開している「Otono」(青木真咲社長)。サイトにアクセスすると、ガイド役の地元住民の似顔絵で表示された観光スポットが示され、近づくと住民の声で観光案内が流れる。隣接する三保エリ

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  • ノーベル賞級の人材輩出へ 静大が浜松に新研究拠点 電子工学分野

     静岡大が浜松市中区の浜松キャンパスに、ノーベル賞級の優れた研究開発者の輩出を目指す新しい拠点を整備することが4日、同大関係者への取材で分かった。伝統の電子工学分野を候補に国内外から卓越した研究者を招き、世界最先端の研究拠点を設ける。  工学部と情報学部、電子工学研究所を擁し、10月に設立100年を迎える浜松キャンパスは、記念事業の中核に新研究拠点の整備を位置づけている。10億円を目標に2023年3月まで募金協力を個人や団体に呼び掛け、集まった募金を事業費として活用して、23年度以降に整備する方針。  同キャンパスはブラウン管による映像受信に世界で初めて成功し、「日本のテレビの父」と呼ばれた同

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  • 鰻巻きバーガー、三島の新名物に 食事処「源氏」が発売

     三島市特産のウナギで新たな名物を―。食事処「源氏」(同市一番町)は、人気メニューの鰻(う)巻きをバンズで挟んだ「鰻巻きバーガー」の販売を始めた。ウナギのかば焼きを卵で包み、タレとサンショウで味わう新感覚。井川忠晃社長(59)は「子どもでも気軽においしく食べられるご当地グルメにしたい」と語る。  試行錯誤を重ねながら商品化に取り組み、店で出している鰻巻きよりもふんわりとした食感に焼き上げた。1人前で使うウナギは4分の1匹で、タレで味付けして提供する。サンショウは好みによって追加でき、甘辛い味わいと香ばしいパンの意外な組み合わせが楽しめる一品に仕上げた。  同店は予約販売を始め、「うなぎコロッケ

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  • 御朱印集めて浅間神社巡り 御殿場市観光協会「富士山御朱印帳」

     御殿場市観光協会がオリジナルの「富士山御朱印帳」を販売している。富士山頂上浅間大社奥宮と山麓の六つの浅間神社を紹介するページがあり、それぞれ隣に御朱印を受けられる。担当者は「これを持って富士山周辺の浅間神社を巡ってみては」と勧める。  同協会が展開する地域ブランド「FUJISAN BRAND御(おん)」の新商品。表紙と裏表紙はブランドのイメージカラーの藍色を基調に、富士山の等高線と4登山ルートをデザインした。  地域ブランドは2021年2月にスタート。複数事業者の商品を組み合わせ専用化粧箱に入れて販売するほか、風呂敷やお茶を独自商品として売り出した。御朱印ブームを追い風に山麓市町の観光振興に

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  • 「家康公あんおかき」1月1日から発売 久能山東照宮が監修

     静岡鉄道グループの静鉄リテイリング(静岡市葵区)は2022年1月1日から、おかきにあんこクリームをのせた「家康公あんおかき」を発売する。  健康長寿だった徳川家康にあやかり、久能山東照宮の監修を受け、菓子の開発につなげた。1箱12個入り900円。  日本平ロープウェイ駅売店で販売する。

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  • 茶況(12月24日)「スパークリング茶」開発 袋井の研究会、乳酸菌発酵茶を使用

     袋井市の茶業関係者らでつくる晩茶研究会(松下智会長)はこのほど、乳酸菌発酵茶を使った「スパークリング菩提(ぼだい)酸茶」を開発した。年始から研究会のオンラインショップで販売する。  同研究会は、四国地方の伝統的な乳酸菌発酵茶の製法を基にした新しい茶の開発を進めている。同商品は炭酸を加え、幅広い世代に飲みやすいすっきりとした味わいに仕上げた。果実系の香りと、蜂蜜のような甘みのある後口が特徴という。  池田佳正副会長は「食事に合うのはもちろん、お酒で割ってもおいしい。いろんな方法で楽しんでほしい」と話した。

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  • ほうじ茶「凜茶」ホット用販売開始 富士の若手茶農家ら開発

     富士市と若手茶農家が「日本茶バリスタ」と共同で開発した最上級ほうじ茶「凜(りん)茶」のホット用茶葉の販売が12月中旬に始まった。同市の道の駅「富士」と「富士川楽座」で購入できる。  市は茶価の低迷打破などのため、近年需要が伸びるほうじ茶のブランド化を進める。凜茶はブランドの旗艦商品と位置付け、茶農家自らが開発に携わった。  一番茶の荒茶でわずか2%程度しか採れない茎部分のみを使用。香りを出す浅いりと、味わいを出す深いりを8対2の割合でブレンドし、華やかな香りと甘みを実現した。価格は55グラム入りで税込み1296円。  パッケージは自分へのご褒美や大事な人へのプレゼント用とするため、ハンドバッ

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  • 隠し味にアワ 島田・伊久美産ビール ビアホップおおいがわ、12月26日から3種類販売

     島田市伊久美地区でホップ栽培に取り組む合同会社「ビアホップおおいがわ」が開業した志太地域初のクラフトビール醸造・販売所「193バレーブリューイング」(同市伊久美)の自社醸造クラフトビールが完成し、22日、関係者にお披露目された。3種類を26日から販売する。  小林浩樹代表らが2020年にホップ栽培を開始し、地ビール製造の拠点として開業準備を進めてきた。今回は海外産のホップを使用し、地元で伝統的に栽培されてきたアワを隠し味に使ったペールエールや、低糖質・低アルコールの新世代飲料として注目を集めるハードセルツァー風飲料を製造した。  市役所や島田商工会議所を訪れて商品を説明した小林代表は「伊久美

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  • 色とりどり、洗えて清潔 アルミ製横笛 磐田の金属加工会社が開発

     磐田市池田の金属加工業「山田金属」が自社の加工技術を生かした祭り向けのアルミ製横笛を開発し、販売を始めた。祭りでは竹製の笛(しの笛)が主流だが、今後も新型コロナウイルス感染防止対策を講じた開催が求められる中、丸洗いができる構造にして衛生面に配慮した。担い手となる若年層を意識した15種類の多彩なカラー展開でファッション面でも楽しんでもらう。  笛は長さ44センチ、直径17ミリ、重さ91グラム。金属の中でも軽量で、割れたり劣化したりしにくいアルミの特性を生かした製品は、息を吹き入れる歌口に近い管頭部の栓をねじ式にし、取り外して洗うことができる。管頭部が閉じた構造のしの笛は、手入れの難しさがあった

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  • 茶況(12月21日)春華堂とKADODE開発 島田産の緑茶入り お茶芋ようかん発売

     島田市のKADODE OOIGAWAと、浜松市の菓子メーカー「春華堂」が共同開発した島田市産緑茶入りのお茶芋ようかんが、来年1月末まで発売されている。KADODEの店頭や春華堂の直営店、オンラインショップで購入できる。  KADODEの開業1周年を記念した商品。甘みが強くなめらかな食感が特徴の遠州産のサツマイモ「紅はるか」と白あんを合わせて炊きあげたようかんの上に、島田市金谷産の深蒸し一番茶を使用した緑茶ゼリーを乗せた2層構造。  税込み1188円。

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  • 純米大吟醸「富士市育ち」お披露目 穏やかな香り、28日発売

     100%富士市産の米を使い、富士高砂酒造(富士宮市)が醸造した純米大吟醸原酒「山中山屋 富士市育ち」(500ミリリットル、税込み1481円)が完成した。完成報告を兼ねた試飲会が21日、富士宮市の同酒造で開かれ、関係者が新たな特産品の誕生を祝った。富士市内のみで28日から販売を開始する。  富士市育ちは、同酒造と市農業振興推進協議会の開発プロジェクトとして製造した。市や農協などの関係者らがことし10月に収穫した、同市の農家山田悟さんの育てた「きぬむすめ」や、同市産の「山田錦」で醸造した。  同市生まれの杜氏(とうじ)小野浩二さんは「初めて使う米で気を使った。米のうま味が感じられ、食事に合うよう

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  • 庭木譲渡マッチング 焼津の良知樹園がサービス開始

     造園業の良知樹園(焼津市、良知正浩社長)は、庭木を譲りたい人と必要とする人をつなぐマッチングサービスを始めた。転居や増築、企業の移転などに伴って伐採される樹木を減らし、持続可能な社会に貢献する狙い。全国で初めての取り組みという。  インターネット上にマッチングのプラットフォーム「trees(ツリーズ)」を開設した。庭木を手放したい人は木の写真や樹種、樹齢などを登録する。引き取りたい人が現れた場合、同社の仲介で譲り渡す。登録は無料。同社は維持管理と移植業務を請け負う。  庭木の多くは住宅や事業所を増改築したり、解体したりする際に伐採されていた。近年は手入れに費用がかさむなどとして、処分する高齢

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  • 三島の就労支援事業所 オリーブオイル、初の自社商品化

     就労継続支援A型事業所「ユースエイド」(高橋達也代表、三島市)はこのほど、施設利用者らが栽培したオリーブを原料にしたエキストラバージンオリーブオイルを、初めて自社ブランドとして商品化し販売を始めた。2016年に長泉町の耕作放棄地に129本の苗木を植えてから5年。今後も商品化を進める方向で、高橋代表は「地元に愛されるものを作りたい」と意気込む。  自社ブランド商品は100%地元産。収穫から1カ月かけて搾油し、商品化した。施設利用者とボランティアが年間通して協力し、畑の管理から収穫、選果などを担った。県産農産品の6次産業化を進めるクレアファーム(静岡市葵区)から技術指導など支援を受けた。  11

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  • 眼鏡情報を一括管理 メガネトップ(静岡市葵区)【DX最前線】

     全国展開する自社ブランド「眼鏡市場」などでのメガネの購入日、レンズの種類といった情報を一括で管理できるスマートフォン向けの無料アプリを開発した。紛失時の度数の確認や保証書などのメガネ管理を容易にする。客離れを防ぎ、再来店につなげる。  顧客の満足度調査をきっかけに開発した。「再び利用したくなる店舗」づくりを目指す中で実施したところ、「顧客のリピート率が理想よりも低かった。特に30代は60代よりも約30ポイント低く、若年層へのアプローチが急務だと感じた」(浜崎亮経営企画室長)という。顧客との接点を増やしてサービス向上につなげようとアプリの開発を始め、昨年11月にリリースした。  1年後には眼鏡

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  • 事前注文品、駐車場で受け取りOK 杏林堂が新店舗で導入

     ドラッグストアの杏林堂薬局(浜松市中区)は、事前に注文した商品を駐車場で受け取ることができるサービスを21日オープンの新店舗「根洗店」(同市北区)に初めて導入する。「NicoPick(ニコピック)ドライブサービス」と銘打ち、1月4日から運用を始める。  コロナ禍を踏まえ、店舗に入らずに短時間で買い物ができる環境を整える。専用サイトで注文してクレジットカードで決済し、指定の時間に同店の専用駐車スペースで商品を受け取る仕組み。併設する調剤店舗にドライブスルー方式で調剤を受ける仕組みも1月以降に導入する。  新店舗の売り場面積は約2100平方メートル。生鮮食品を扱うほか、精肉小売業「肉のくわばら」

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  • 三保サーモン提供開始 名物へ産官学連携 静岡・三保半島で陸上養殖

     静岡市の三保半島で陸上養殖する「三保サーモン」をご当地名物に育てるため、産官学の関係者らが17日、清水区のホテルで共同会見を開き、連携強化と販売促進策について発表した。外食チェーンを経営するコロワイドの野尻公平社長も出席、同日から期間限定で傘下の回転すし「かっぱ寿司」で販売を始めたことを発表した。  三保サーモンは日建リース工業(東京都、関山正勝社長)が同市の補助を受けて2020年11月から養殖し、21年度に20トンの出荷を目指している。連携する産官学がいかに付加価値を付け「バリューチェーン」を強化するかが鍵となっている。  関山社長は「漁業は捕った魚を単に加工するのではなく、日本文化を提

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  • 花のサブスク生産現場も期待 お家時間に…家庭向け新需要生む

     音楽配信や電子書籍購読などで市民生活に定着した、サブスクリプション(定額制、サブスク)サービスを導入する花き店が県内で増えている。新型コロナウイルス下で葬儀や贈答用の花の引き合いが落ち込む一方で、家庭向け需要を取り込む販売手法として生産現場も期待する。  おしゃれな一輪挿しで日常を彩る-。静岡市葵区上足洗に今年3月開業した花のあるくらし研究所には、日中ひっきりなしに顧客が訪れる。サブスクの専用画面を店員に見せ、スイートピーやユーカリなどの切り花を選び、持ち帰っていく。  月額1650円で月に5回日替わりの切り花を受け取れるほか、日数無制限の3300円コースなどを設定。300人を超えるサブスク

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  • 社内日報SNSに新機能開発 可視化で生産性向上へ サンロフト

     IT企業サンロフト(焼津市)が運営する社内日報SNSについて、社員が記録する日報データを活用し、プロジェクトごとの進行状況や収支をリアルタイムで共有できる新機能を開発した。プロジェクトメンバー同士がチーム全体の作業時間といった情報を共有することで、時間を意識した業務につなげ、生産性向上を図ることが狙い。  新機能は9月から同社運営の「nanoty(ナノティ)」でサービスを展開している。社員がナノティの日報で業務内容と時間を記録すると、あらかじめ設定したプロジェクトチームの情報管理画面に反映される。  情報管理画面では、チーム全体の作業時間、収支や利益といった情報をグラフで確認できる。定められ

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  • フェムテック分野参入へ 沼津の大村興業 クリーンルーム新設

     体外診断用医薬品や医療機器を受託製造する大村興業(沼津市原、大村智紀社長)は、女性のヘルスケア製品を扱う「フェムテック」市場に参入する。既存の設備より清浄度を増したクリーンルームを新設した。来春に稼働させ、生産態勢を構築する。  新たなクリーンルームは本社5階の一角に設けた。インフルエンザの検査キット製造を主力としてきたが、新型コロナ禍で引き合いは減少。市場は10分の1にまで縮小したとされる。一方、フェムテック分野を「将来性のある市場」(大村社長)とみて新規参入を決めた。  フェムテックの国内市場規模は拡大を続けている。SDGs(持続可能な開発目標)の加速で、女性の社会進出やジェンダー平等の

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  • スズキ「アルト」 燃費、低価格を追求 簡易HVで環境に配慮、100万円以下も設定

     スズキが10日に発表した22日発売の新型「アルト」。モーターでエンジン走行を補助するマイルドハイブリッドをアルトでは初めて搭載し、鈴木俊宏社長は軽自動車での環境負荷軽減を推進する姿勢を強調した。自動車業界では2022年以降に軽の電気自動車(EV)の市場投入が予定され、開発競争が激化する中、スズキは低価格戦略を含めた「げた代わりの軽」の提案で生き残りを図る。  1979年に登場したアルトは、同社車種トップの累計526万台を販売した旗艦モデル。今回の9代目は衝突被害軽減ブレーキや六つのエアバッグなどを備え、最も安い車種で約94万円と100万円以下に抑えた。鈴木社長は初代アルトの大ヒットの要因とな

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  • 脱炭素へ役割大きい スズキ社長一問一答 低価格も強く意識

     鈴木俊宏社長のオンライン記者会見の主な発言は次の通り。  -9代目となる新型アルトの特徴は。  「歴代アルトが守ってきた扱いやすさを変えず、利便性や走行性能を高めた。軽自動車のベーシックな部分をしっかり押さえた」  ―スズキにとってのアルトの位置付けは。  「軽の基礎を築いたという意味で、スズキにとっても、日本の軽にとっても非常に重要な車だと思う。カーボンニュートラル(CN)が求められる時代に、アルトを含め、軽が果たす役割は非常に大きい。もっとCNに対応できる、新しい軽自動車づくりに知恵を絞っていく」  ―初代アルトは1979年に47万円で発売した。今回も価格を重視したか。  「出発点の47

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  • アルトは軽の礎 スズキ社長一問一答 7年ぶりフルモデルチェンジ

     スズキは10日、主力の軽自動車「アルト」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、22日に発売すると発表した。鈴木俊宏社長のオンライン記者会見の主な発言は次の通り。  ―9代目となる新型アルトの特徴は。  「歴代アルトが守ってきた求めやすさ、扱いやすさを変えずに、(モーターがエンジン走行を補助する)マイルドハイブリッドや安全装備を採用し、利便性を高めた。下駄代わりに乗ってもらうという軽自動車のベーシックな部分をしっかりと押さえた」  ―スズキにとってのアルトの位置づけは。  「軽の基礎を築いたという意味で、スズキにとっても、日本の軽にとっても非常に重要な車だと思う。カーボンニュートラル(CN)が求め

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  • スズキ「アルト」7年ぶりフルモデルチェンジ 上位車種に簡易HV採用 燃費、軽でトップ

     スズキは10日、軽自動車「アルト」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、22日に発売すると発表した。上位車種にはモーターがエンジン走行を補助するマイルド(簡易版)ハイブリッドシステムを採用し、低燃費と環境負荷軽減の両立を図る。  1979年発売のアルトは今回が9代目となる。燃費は1リットル当たり27・7キロ(WLTCモード)で、同社によると、軽自動車でトップという。  夜間の歩行者もカメラで検知する衝突被害軽減ブレーキなど、多彩な運転支援機能を備えた。前モデルと比べ室内を45ミリ高くし、居住性を向上させた。外観は従来より丸みを帯びたデザインに仕上げた。  10日のオンライン記者会見で鈴木俊宏社長

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  • 受験・就活 必勝祈願「勝魚カツ」展開 焼津・静岡15店が参画

     静岡県中部7市町でつくる観光まちづくり組織(DMO)するが企画観光局は2022年3月13日まで、水揚げ量日本一を誇る焼津のカツオをPRする企画「勝魚(カツオ)かつプロジェクト」を展開している。古くから「勝魚」や「勝男」などと縁起物にされるカツオを受験、就活などの必勝祈願グルメとして売り出し、消費拡大や県中部への誘客促進につなげる。  焼津市と静岡市で計15の飲食店やホテルなどが企画に賛同した。各店が「落ちずに上がる」との意味も込め、オリジナルのカツオの揚げ料理を提供している。  焼津さかなセンター(焼津市八楠)内で営むまぐろ食堂は、調理後もカツオ特有のもっちりした食感が味わえる勝魚レアカツ定

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  • エフェクターの最新モデル発売 ローランド

     ローランドは11日、コンパクトなエフェクター「技クラフト・シリーズ」の最新モデル「FZ―1W」を発売する。  エレキギター特有のひずみのある音響を追求し、高品質のシリコン・トランジスタを採用して安定した動作性を実現した。現代の音楽に適した中低音域にはりのあるサウンドも搭載し、ビンテージとモダンを両立したモデルに仕上げた。  税込み想定価格は2万2千円前後。国内外で初年度、1万台の販売を計画する。

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  • ツイッター投稿、大型光文字で表示 浜松・パイフォトニクス開発

     光学機器メーカーのパイフォトニクス(浜松市東区)は、ツイッターと連動した光文字投光システムを開発したと発表した。市民参加型イベントや屋外広告などでの利用を想定する。  縦、横5点ずつ計25点のドット光を自在に変化させて点灯する発光ダイオード(LED)照明を使用。希望者が投稿したメッセージをサーバーがリツイートすると、照明を当てた壁などにメッセージと同じ文章が表示される。同社の虹の照明と併用すれば、幻想的な光景を演出できる。  照射距離30メートルで縦、横ともに6メートルのカタカナ、アルファベット、数字の大きな光文字を描ける。文字ニュースのテロップのように長文を横にスライドさせながら順番に表示

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  • クレーン荷物「 」[ ]で囲う パイフォトニクス、LED照明を発売

     光学機器メーカーのパイフォトニクス(浜松市東区)はこのほど、クレーン作業の安全性を高める高輝度発光ダイオード(LED)照明「ホロライト・アングル」と「ホロライト・ブラケット」を発売した。  クレーン上部に設置すると、つり上げたり下ろしたりする荷物の周囲を光で照らして地面に立ち入り禁止区域の目印を表示する。アングルはL字型、ブラケットはコの字形の光を出し、それぞれ照明2台を組み合わせると、より効果的に照射できる。荷物の四方を正方形に囲む従来の機種に比べ、大きなつり荷や細長いつり荷への対応が可能になった。  光の色や表示範囲の大きさは複数から選べる。想定価格はアングルが税抜き30万円以下、ブラケ

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  • スズキ つながる「軽」国内投入 事故時に自動通報/空調など遠隔操作 スペーシアに搭載

     スズキは3日、インターネットによる通信機能を備えた「コネクテッドカー(つながる車)」のサービスを、インドに続いて国内で始めると発表した。第1弾として24日、一部仕様を変更して発売する軽自動車「スペーシア」に導入し、事故時などの自動通報や車両情報の遠隔把握に対応する。今後、他車種への搭載を目指して改良を図る。  車載通信機を通じて車両とインターネットを接続する。車両が強い衝撃を検知すると、24時間対応の専用コールセンターに緊急通報する。体調が悪くなった場合も、車内の専用ボタンでコールセンターにつながる。スマートフォンの専用アプリを使い、遠隔でエアコンやドアロックを操作できるほか、駐車位置や運

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  • シンセサイザー 新モデル2機種発売 ローランド

     ローランドは4日、ブティークシリーズのシンセサイザー2機種「JD―08」「JX―08」を発売する。1980~90年代に人気を集めたシンセのデザインとサウンドを踏襲しながら小型化を図り、新機能を搭載した。  JD―08は91年発売の個性的なモデル「JD―800」、JX―08は80年代にアナログ・フラッグシップ音源を搭載した「JX―8P」の特長を忠実に再現。あらかじめ入力した音を再生するシーケンサー機能や分散和音を自動演奏するアルペジエーター機能、音づくりに必要なエフェクトを新たに備えた。  スピーカーを内蔵し、電池駆動にも対応。時間や場所を選ばずに本格的なサウンドで多彩な演奏を楽しめる。2機種

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  • 蜂蜜酒「ミード」味わって 浜松の養蜂家と掛川の醸造所開発

     浜松市天竜区の養蜂家「養紡屋」が、掛川市のクラフトビール醸造所「掛川ファームブルーイング」と蜂蜜酒(ミード)を開発した。30日、中区のビアハウス「ティルナノーグ」で開いた試飲会で披露した。  蜂蜜酒は人類最古の酒といわれる醸造酒。養紡屋の塩見亮太代表(36)が養蜂業を営むきっかけになった酒で、足掛け9年で商品化した。  ミカンの花の蜜をもとにした蜂蜜を酵母発酵し、炭酸を追加して仕上げた。200ミリリットルの瓶に詰め、乾杯酒として楽しんでもらおうと「SHUKUHAI(しゅくはい)」と名付けた。  試飲会には関係者が集まり、蜂蜜の甘さとミカンの花の風味が香るスッキリとした味わいを堪能した。塩見代

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  • 2022年カレンダー 掛川観光協が販売 歴史や自然紹介

     掛川観光協会はこのほど、2022年用の観光カレンダーの販売を始めた。今年は「豊かな時間に出会う街」をテーマに歴史や花、茶、体験、伝統、芸術を題材にして市内の名所を多くの写真で紹介している。  春は掛川城と掛川桜、新茶期は東山地区の茶園と粟ケ岳、秋は掛川祭など、四季折々の風景を撮影した。ならここの里などの観光施設や、ねむの木こども美術館をはじめとする市内の美術館も取り上げた。  価格は税込み500円。JR掛川駅構内の掛川観光協会ビジターセンター「旅のスイッチ」で購入できる。

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  • スズキ「KUPO」試験運用 アシストカート、浜松・フラワーパーク【動画あり】

     スズキは29日、電動車椅子と歩行補助具の両方の機能を持つ電動アシストカート「KUPO(クーポ)」の試験運用を浜松市西区のはままつフラワーパークで始めた。12月17日まで来園者に使ってもらい、利便性を検証する。イベント出展はあるが、公共施設での試験運用は初めて。  クーポは利用者が乗って移動したい時は電動車椅子、歩きたい時は座席を折りたたんで電動手押し車として使用できる。2018年に初代コンセプトモデルを発表し、高齢者の健康維持を目的に改良を重ねてきた。  同園には3台を用意した。おおむね50歳以上の希望者に簡単な講習を行った上で無料で貸し出し、専用カードを発行する。カードには手押し車として移

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  • 登園・降園アプリで簡単に打刻 裾野市立9園がシステム導入 

     裾野市はこのほど、市立幼稚園と保育園計9園に、園児の登降園管理を支援するシステムを導入した。スマートフォンのアプリで簡単に登降園の時間を打刻できる。市こども未来課は「職員の事務負担を軽減して園児のために費やす時間を増やし、教育・保育の質向上につなげたい」としている。  これまで保育園では保護者が紙の名簿に登降園時間を手書きしていた。アプリを使ってスマホに園児ごとのQRコードを映し出し、園の管理用タブレット端末に読み取らせれば、自動で登降園時間が記録される。  朝の登園時間帯は、職員の業務が慌ただしくなりがちで、保護者からの電話がつながりにくかった。アプリを使えば簡単に欠席や遅刻の連絡もできる

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  • 浜松の冬の食材使用「はなまる弁当第4弾」 12月1日発売

     浜松市の浜松パワーフード学会や聖隷福祉事業団保健事業部などは12月1日、中高年層の健康維持を目的とした減塩、低カロリーの弁当シリーズ第4弾「栄養はなまる弁当 冬の陣」を遠鉄ストア全33店舗で発売する。  米やシラス、三ケ日みかんなど浜松産の14品目を含む季節の食材22品目を使い、栄養バランスに配慮した。塩分は一般的な弁当の半分以下の2・4グラム。同市浜北区の仕出し料理「竹泉」が製造する。メニューを監修した同事業部の管理栄養士池谷佳世さんは「焼きザケの塩味やサツマイモの甘さなどで薄味を感じさせない」と話す。  弁当シリーズは加齢で心身機能が低下する「フレイル」の予防が狙い。3月以降、春、夏、

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  • 超低温フリーザー海外販路開拓へ 沼津の企業、ワクチン保存・輸送で需要増

     温度調節機器を製造するエイディーディー(沼津市宮本、下田一喜社長)は、マイナス120度を保つ主力のフリーザーと保冷剤の海外での販路開拓に乗り出す。3回目接種が年明けから始まる新型コロナウイルスワクチンの輸送にフリーザーと保冷剤が適しているとして、国内で昨年から需要が急増。ワクチンの輸送網の整備を進める東南アジアを視野に進める。  大手商社と連携して現地に関する情報収集を加速している。2023年夏に第3工場を本社工場に隣接する土地に新設し、生産能力を増強する。超低温輸送に特化した「ウルトラディープフリーザー」を増産する。22年5月期決算の売り上げは約20億円と前期(8億円)の倍増を見込む。5年

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  • プラモデル、茶箱でばっちり保管 プラッツ販売、市川製箱業製作

     模型メーカーのプラッツ(静岡市清水区)が、プラモデル保管用の茶箱「安堵(あんど)-AND」を販売している。茶箱製造の市川製箱業(同市葵区)が製作する。地場産業同士のマッチングで両産業の活性化を図る。  茶箱は手作りで、縦約60センチ、横約40センチ、高さ約45センチ。杉材をニカワで接着して組み立て、和紙で補強した。内部に防さび加工を施したトタンを貼り付けてある。  プラッツの担当者によると、買いだめする模型の品質を、パッケージを含めて新品同様の状態で保ちたい愛好家が多いという。防湿・防虫性に優れた茶箱で収納すれば、日焼けや虫害、湿気による劣化を防げる。  商品名に、安心して模型を保管できるこ

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  • 磐田産小松菜 おむすびとパスタ商品化 セブン―イレブン

     磐田市と地域活性化を目的に包括連携協定を締結するセブン-イレブン・ジャパン(東京都)は30日から、同市産の小松菜を使ったおむすびとパスタ2商品の販売を始める。3~4週間ほど県内749店に並ぶ予定。  地元食材の魅力を発信するのが狙い。サケや小松菜を混ぜ込んだ「もち麦もっちり 鮭と小松菜のおむすび」(税込み140円)と、ニンニクや小松菜を使った「にんにく香る磐田産小松菜の和風パスタ」(税込み464円)。  24日、市役所で試食会が開かれ、草地博昭市長や生産者らが味わった。

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  • ぶっかけコンビーフ UKAI(下田市) 自家製塩が味の決め手【静岡ものづくり最前線】

     雌の黒毛和牛のみを提供するこだわりの焼き肉店ならではのA4、A5ランクのテール肉と、店の目の前にある白浜海岸でくんだ海水で手作りした塩を使って製造する。  全国有数の海水浴場として知られる白浜海岸近くに焼き肉店「特選黒毛和牛牝専門 焼肉U」を構えているが、売り上げは夏の海水浴シーズンに偏っていた。年間を通じて安定した売り上げを確保するため、2019年から開発を始めた。コロナ禍で店の売り上げも減少、開発のスピードを速め、費用をクラウドファンディングで募るなどして今年春から販売を始めた。  味の決め手となる塩は4~5時間、海水を煮詰めて水分をできるだけ減らし、まろやかで口当たりの良さを心掛ける。

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  • レーザー加熱システム 用途別セット5種発売 浜松ホトニクス

     浜松ホトニクスは12月1日、半導体レーザーを照射して加熱する部品加工用のシステム5種類を発売する。別々に販売していたレーザー光源、伝送用光ファイバー、加工物を加熱する照射ユニットの3製品を用途別に最適なセットにした。  製造現場での導入数が多い「はんだ付け」「接着剤接合」「樹脂接合」の三つの用途向け。はんだ付けと接着剤接合はレーザー出力や照射面積の異なる2種類ずつを用意した。精密な電子機器や自動車部品などを高精度に加工できる。加工部分だけを効率的に加熱し、省エネにもつながるという。  光源と光ファイバー、照射ユニットの組み合わせは300以上あり、これまで使用者が用途によって選ぶ必要があった。

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  • シーチキンでキン肉マンに はごろも 高タンパク、低脂質をPR

     はごろもフーズは12月1日から、人気漫画「キン肉マン」のキャラクターを外装デザインに取り入れたツナ缶「オイル不使用シーチキン」を数量限定で販売する。筋力アップや健康、美容に大切な栄養素の一つであるタンパク質を手軽で効率的に摂取できる食材として、PRを強化する。  脂質や糖質が少量で、1缶(70グラム)当たり約12グラムのタンパク質を摂取可能。同社は「鶏もも肉や木綿豆腐などよりも効率的にタンパク質をとれる。また加熱不要でそのまま食べられるほか、調理アレンジも簡単」(企画部)としている。  健康志向で筋力トレーニングやダイエットに励む消費者に売り込むため、キン肉マンを活用したプロモーションを展開

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  • スズキ 欧州でSUV発売 12月、エスクロスを全面改良

     スズキは25日、海外向けの新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「S―CROSS(エスクロス)」を12月から欧州で発売すると発表した。小型車「SX4 S―CROSS」を8年ぶりに全面改良した。  ハンガリーの子会社マジャールスズキで生産を始めた。今後、中南米、大洋州などへも輸出する。  車体正面のフロントグリルを変更し、車体全体をシャープで力強いデザインに仕上げた。衝突被害軽減ブレーキや全方位モニターなど多彩な運転支援機能を搭載した。欧州仕様車はモーターでエンジン走行を補助するマイルド(簡易版)ハイブリッドシステムを採用した。  同日のオンライン発表会で鈴木俊宏社長は「スズキのSUVへの思いを

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  • 五角形→合格 ザラメ→すべらない 焼津菓子店、受験応援サブレ販売

     焼津市の御菓子司角屋は受験生を応援するお菓子「合格サブレ」を発売した。同店の松村剛志さんと地元のイラストレーター山村知世さんが共同製作した商品。お菓子や包み紙には、縁起の良さにこだわったさまざまな仕掛けが施されている。  サブレは合格をもじって五角の絵馬の形にした。将来の見通しをよくするため穴を開けたり、食べてもすべらないようにザラメを付けたりした。  菓子を包む紙のイラストは、山村さんが担当。幸運を招く「招き猫」、努力を結果に変えるかえるの「る~くん」、受験に勝つカツオの「かっちゃん」が描かれている。  紙をめくり、切り取ると願い事が書き込めるオリジナルの絵馬となる。合格報告でこの絵馬を店

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  • 完全ワイヤレスのイヤホン2種発売 ローランド

     ローランドは、「V―MODA」ブランドの完全ワイヤレスイヤホン「Hexamove」2機種を発売した。  迫力のある力強い音を再生するダイナミック型ドライバーを搭載。低音から高音まで音域に合わせた高音質サウンドを実現した。防水や落下防止機能を備え、通勤・通学や運動時など日常生活のさまざまな場面で使用できる。  上位機種の「Pro」は黒と白の2色で、側面のシールドを銀や銅色に付け替えることも可能。税込み想定価格は2万4千円前後。標準モデルの「Lite」は白、黒、赤の3色で同1万9700円前後。

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  • クロスデバイス VR装置実用化 映像と動き、即時体験可能

     VR(仮想現実)を活用した映像サービスを展開するクロスデバイス(浜松市東区)は16日までに、車のドライバーやアスリート目線の映像に加え、動きを疑似体験できる装置を実用化した。東京工業高等専門学校(東京都)が開発した技術を基に改良した。第5世代(5G)移動通信システムを使い、即時体験も可能にした。  名称は「シンクロアスリートLive」。8Kの小型360度カメラで撮影した映像と、揺れや傾きを捉えるセンサーの情報を送り、モーターを備えた椅子「エッグチェア」が動きを再現する。映像はVRゴーグルやモニターに映す。  記録した映像などの再現もでき、車の試乗体験用などでディーラーが関心を寄せているという

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  • 特産サツマイモで冬のお菓子 三島の老舗店が発売

     三島市の老舗和菓子店「兎月園」は、三島特産のサツマイモ「三島甘藷(かんしょ)」を使った新たな和菓子「い~ものみっつけ」を作った。11月中旬から三島の冬のお菓子として発売する。きな粉の中からイモやわらび餅を取り出して食べるお菓子で、「芋掘り感覚で楽しんで」としている。  箱に詰めたきな粉の中にイモのエキスを練り込んだわらび餅、蜜で煮込んだイモの甘露煮が埋められ、備え付けの蜜を付けて味わう。名称の「い~もの」は良いものやイモ、「みっつけ」は蜜付けや見つけ―の意味を込めたという。食べ終わった後の余ったきな粉はトーストやソイラテに使用でき、商品を活用した新たなレシピを競うコンテストも開催する予定。

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  • 茶況(11月10日)料理向け お茶オイル 牧之原「さかえ家」が発売

     牧之原市細江の居酒屋「さかえ家」(高山直樹代表)はこのほど、茶の消費拡大を目指し、料理に使う「お茶オイル」を発売した。店頭で販売している。  加熱したサラダ油に市内で生産された茶葉を入れ、茶の成分を抽出した。油がきれいな緑色になるよう、最適な抽出時間、温度を試行錯誤しながら追求した。茶のほのかな香りが楽しめるという。  茶価が低迷する現状を生産者から聞いたことがきっかけで、茶を活用した新たな商品を開発した。高山代表は「肉、魚、サラダなどいろいろな料理に使える。飲食店として茶業界に貢献できれば」と話している。  1本550円(300ミリリットル入り)。

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  • 吟醸からっ風、限定販売 静岡県中部の酒販店組織

     静岡県中部の酒販小売店で組織する「からっ風会」(栗田哲也会長)は10日、恒例のオリジナル吟醸酒「吟醸からっ風」を発売する。1・8リットル換算で4千本を限定販売する。  原料米は磐田産山田錦で、蔵元は花の舞酒造(浜松市浜北区)。「火入れ」と呼ばれる加熱処理を行わず、9カ月間長期低温熟成させた。辛口ですっきりとした飲み口が特徴という。価格は2750円(1・8リットル入り)など。  栗田会長は「おでんや鍋料理などの和食にぴったり。飽きない味わいを自宅で楽しんでほしい」と話す。  問い合わせは同会事務局のビレッジ<電054(276)1156>へ。

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  • 人気のモンブラン、お持ち帰り用に 熱海のカフェがアレンジ

     熱海市の熱海銀座商店街の和栗スイーツカフェ「kiito(キイト)」が、店内でしか味わえなかった人気商品のモンブランを持ち帰り用にアレンジした「結(ゆい)」を発売した。  同店は3月に開店して以来、幅広い年齢層の観光客から人気を集めている。モンブランは半年で約5万食が売れ、土産物にしたいとの要望が多く寄せられていたという。  「結」は、モンブランの中に入っているメレンゲのさくさくとした食感を長時間維持できるようにホワイトチョコレートで覆った。メレンゲの食感は製造から約12時間保てるという。同店を運営するモデストスマイルの内田宗一郎代表は「贈答用に利用してもらうなど新たな需要を開拓したい」と話し

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  • パンの耳を第三のビールに 食品ロス削減、富士かぐや蒸溜所発売

     富士市の複合型スポーツ施設「エスプラット・フジスパーク」に併設された時之栖富士「富士かぐや蒸溜所」は2日から、コンビニのサンドイッチの切れ端を活用した、県内限定、数量限定の第三のビール「ダブル小麦」(350ミリリットル缶、税込み275円)と、同所で2種類目のラインアップとなるクラフトビール「レイヴンレッド」の販売を始める。  ダブル小麦は、セブン-イレブン・ジャパンとの連携商品。サンドイッチの製造過程で発生するパンの耳をパン粉に活用している同社の提案を受け、食品ロス削減に寄与する商品として冨川宏一工場長が試行錯誤した。  小麦と大麦の麦芽にパン粉を配合。パンの味わいが生きるよう糖化に時間をか

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  • ♪クリスマスプレゼントにミニピアノ 河合楽器、100台限定販売

     河合楽器製作所は1日、クリスマスプレゼント用に特別ラッピングを施したミニピアノを発売した。公式オンラインショップで100台限定で販売する。  天然の木目デザインで32鍵の「カワイ・グランドピアノ・ナチュラル1144」とメッセージ入りカード、カードスタンド、キーホルダーを箱に詰め、大きなリボンと色鮮やかな包装紙でラッピングした。  ミニピアノは幅42・5センチのサイズながら正確な音程精度で、子どもも簡単に弾くことができる。税込み2万1780円。12月中旬以降に発送する。送料、代引き手数料は無料。

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  • AI搭載の新選果場完成 浜松JAみっかび ミカン農家の負担軽減

     浜松市北区のJAみっかびが本年度産ミカンからの運用に向けて建設していた新選果場が完成し、1日、同所で竣工(しゅんこう)式を行った。人工知能(AI)の技術を用いた選別機能を持つ日本初の柑橘選果場で、生産者の労力削減などにつなげる。  導入したAI選果システムは膨大なミカンの画像を読み込ませ、これまで人の目が頼りだった病害果の自動識別を可能にした。既存技術と組み合わせて向上した選果能力で、生産者の家庭選果を省力化する。このほか、作業ができない農家の家庭選果を請け負う前処理選果施設も整備した。  同JAの井口義朗組合長は「新たな選果場が『三ケ日みかん』のブランド強化、産地の維持発展につながる未来投

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  • きんつばの下には小判チョコ「お主も悪よのぅ…」 土肥金山が発売

     伊豆市の観光施設「土肥金山」はこのほど、小分けされたきんつばの下に小判型のチョコを敷き詰めた「埋蔵金のきんつば」を発売した。担当者は「時代劇で悪代官に渡すような気分を楽しんで」とユーモアあふれる商品を紹介している。  金にまつわる商品を多数用意している中で、従業員のアイデアから誕生した。時代劇で悪代官に賄賂を渡す場面をイメージし、きんつばが入った箱の底に金色のパッケージで包んだ小判チョコを敷き詰めた。箱には「円くお納め下さい」「お主も悪よのぅ」といった名ぜりふが書かれている。  一口サイズのきんつば6個と小判チョコ16個入りで2500円。金色や紫色などの風呂敷とのセットもある。施設の売店やネ

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  • 地域特化型のSNSを開発 ご近所交流の新形態へ システムエンジニア/堀江紀彰氏【本音インタビュー】

     位置情報から身近な投稿を優先的に表示する地域特化型SNS「Spheres(スフィアーズ)」を開発中。世界中とつながる大手のSNSに対し、身近な交流へのニーズに応え、新たなご近所付き合いの形を目指す。  ―開発のきっかけは。  「災害時に身の回りの被害状況を素早く把握したかった。熱海市伊豆山の大規模土石流災害が起きた7月上旬、地元の富士市東部では道路冠水などの被害が発生した。自宅周辺の被害状況を知りたくても、被害が一番深刻な熱海市の話題でSNSやテレビが埋まってしまい、知りたい地元の情報が届かなかった。地名で投稿を検索しても記載が無ければヒットしないことがある。そもそも被害を知らなければ、検

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  • 水中ドローン港湾点検 事業化に期待【解説・主張しずおか】

     静岡商工会議所の外郭団体「新産業開発振興機構」(理事長・藤田綾子同商議所副会頭)が、水中ドローンを使って人手が足りない港湾設備などの点検作業を行う新ビジネスの創出を目指すプロジェクトを進めている。実験を通じてドローンによる点検の有効性を実証し、事業化につなげてほしい。  同機構が9月、清水港の港湾設備の点検作業実験を本格的にスタートさせた。国土交通省の「海の次世代モビリティの利活用に関する実証事業」に採択され、交付された補助金約500万円を活用する。  ドローン製造販売「フルデプス」(東京都)の遠隔操作型無人潜水機(ROV)と呼ばれる水中ドローンで、潜水士の作業の一部である目視検査や撮影を

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  • キャンプで重宝 強靭ベルト開発 本橋テープ 人気ブランドとコラボ

     細幅織物メーカーの本橋テープ(吉田町)は、アウトドア用品メーカーと連携した製品の発売を重ね、ブランド力の強化に注力している。細幅織物の優れた耐久性や一貫生産による高い品質などに納得した連携先のファンを自社へと引き込む戦略で、顧客基盤の拡充を目指す。  9月に人気ブランドの一つであるネイバーフッド(東京)と、便利なキャンプ用品として「タフフック」を発売した。タフフックはバッグやベルトなどの素材になるテープに、50個の輪を等間隔に備える。一つの輪の耐荷重は30キロと強靱(きょうじん)で、テント内で照明を安全につるしたり、ぬれた衣服を干したりするなどの目的で、キャンプ愛好家に重宝されている。  本

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  • 地域型SNS開発 身近な買い物、災害情報共有 富士の堀江さん

     世界とつながる会員制交流サイト(SNS)が普及する中で、身近な情報や交流に対するニーズが高まっている。富士市のシステムエンジニア堀江紀彰さん(39)は、独自のSNS「Spheres(スフィアーズ)」の試作品を9月中旬に公開した。身近な地域の災害情報や買い物情報などの共有を図る地域型SNSの構築を目指す。  スフィアーズは位置情報を基に利用者の周辺で投稿された情報を優先的に閲覧できるのが特徴。現在地周辺の店舗の口コミなどを検索する手間が省かれる。また、位置情報の活用で市境などでも隣の自治体の情報を容易に得られる。  堀江さんは熱海市伊豆山の大規模土石流災害を受け、「住民が行動の判断材料とする身

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  • 筑前琵琶を自動演奏 ヤマハの技術で仮想ライブ 浜松市楽器博物館

     ヤマハと浜松市楽器博物館の共同展示「リアル・サウンド・ビューイング 筑前琵琶演奏再現」が28日、同区中央の同博物館で始まった。同社の独自技術で、福岡県発祥の筑前琵琶の自動演奏を実現した。奏者がいないのに目の前の楽器が鳴り出し、生演奏の雅やかな音色が館内に響く不思議な体験を楽しめる。  筑前琵琶日本橘会の鈴木旭明さん(東区)による演目「本能寺」の演奏を事前録音し、デジタルデータ化した。館内の筑前琵琶に取り付けた音響再現装置2台がこのデータを細かい振動として伝え、自動演奏する仕組みになっている。  筑前琵琶の後ろに設置したスクリーンに鈴木さんの演奏風景を等身大で映し出し、臨場感あふれる仮想ライブ

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  • ヘッドホン型ベースアンプ ローランド発売

     ローランドはこのほど、完全ワイヤレスのヘッドホン型ベースアンプ「WAZA―AIR BASS」を発売した。  独自の立体音響技術で、ステージやスタジオで演奏しているような臨場感あふれる音の響きを実現した。メトロノームやアコースティック・ドラムをはじめ、豊富なリズムパターンを内蔵するなど、練習機能も充実している。  想定価格は税抜き4万5千円前後。国内外で初年度1万5千台の販売を計画する。

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  • 高精度3次元形状計測 半導体レーザー開発 浜松ホトニクス

     浜松ホトニクスは26日、新しい半導体レーザー「iPMSELアレイ素子」の開発に成功したと発表した。ドット(点)や文字、コンピューターグラフィックス(CG)、画像など高精度のさまざまなビーム類型を切り替えて出力することができる。工業用3次元形状計測機器や医療用小型ファイバースコープ、顔認証などへの応用が期待される。  同社は2次元のビームを出力する世界最小クラスの半導体レーザー「iPMSEL素子」を開発するとともに、発光部の小型化を進めてきた。今回、iPMSEL素子を2ミリ角のチップ上に縦横4列ずつ高密度に集積する技術を確立し、アレイ素子として完成させた。物体にビームを照射し、ひずみをカメラで

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  • 新「ミカちゃん」エコバッグ JAみっかび、企業とコラボ発売

     浜松市北区のJAみっかびはこのほど、生活雑貨メーカーのマーナのエコバッグ「Shupatto(シュパット)」とコラボレーションした新商品「ミカちゃんオリジナルエコバッグ」を発売した。  両はじを引っ張ると筒状になり、丸めてボタンを留めるだけでコンパクトに畳むことができる。ミカンや同JAオリジナルキャラクター、ミカちゃんの絵が入った水色のデザインに仕上がっている。  特販課の担当者は「環境に優しく手ごろに使えるので、来店の際にはぜひ購入してもらえたら」と話した。1個2420円(税込み)。特産物直売所などで販売している。

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  • スズキ「クーポ」 グッドデザイン賞金賞 車椅子、歩行補助の2役

     日本デザイン振興会が25日までに発表した2021年度グッドデザイン賞で、スズキの活動支援モビリティ「クーポ」が大賞に次ぐ上位20件の金賞(経済産業大臣賞)に選出された。同社の金賞受賞は軽自動車「ジムニー」以来3年ぶり。  開発中のクーポは、電動車椅子と歩行補助車の両方の機能を持つ。利用者が歩きたい時は車椅子の座席を折りたたんで電動手押し車として使用できる。19年の東京モーターショーに参考出品した。市販化は未定。今年11月から国内の施設などで試験運用を始める。  審査委員は「自分の足で歩きたいと思う人々の気持ちを製品に反映し、デザインもスタイリッシュにまとまっている」と評価した。  グッドデザ

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  • キーホルダーでヒーローを救え! 人気作家、目の治療支援で制作

     静岡県内外の4人の人気アーティストが、日本茶文化を守る静岡県発のヒーロー「茶神888(さじんハチジュウハチヤー)」をモチーフにした4種類のアクリルキーホルダーをデザインした。目を患った「茶神888」を支援しようとコラボレーションした。ネットなどで受注販売する。  コラボしたのは、東京五輪・パラリンピックの公式マスコットを制作したキャラクターデザイナーの谷口亮さん、ポケモンカード公認イラストレーターのつるたさやさん、浜松市生まれのゆるキャラ「ヤマダネコ」の作者でデザイナーのヤマダさん。さらに、絵を描くことが特技の福岡発のご当地キャラ「しきっしー」も仲間のために一肌脱いだ。  茶神888は「本当

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  • 医療放射線検査 迅速に画像処理 浜松ホトニクス、光検出に新技術

     浜松ホトニクスは21日、独自の光検出技術と信号処理手法で高精度の医療用イメージング(画像化)に成功したと発表した。がんなどの病変検査が迅速になり、被ばく量の少ない新しい放射線検査装置の開発につながると期待される。  医療現場で導入されている陽電子放射断層撮影(PET)装置はがん細胞に集積しやすい薬剤を投与し、体の部位から放出される放射線を多くのセンサーでさまざまな角度から検出する。放射線を蛍光体で光に変え、画像化してがん細胞などを見つける。  同社は自社の光電子増倍管を応用した二つのセンサーを被検体の左右に配置。PET装置の光より放射線への応答が速い光に変換した。発光量が少ないことが課題だっ

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  • 手軽に曲作り ローランドが無料アプリ提供

     ローランドは20日、レコーディング用の無料アプリ「Zentracker」の提供を始めた。スマートフォンやタブレット端末にダウンロードすると、簡単な操作で音楽の録音や編集、ミキシングができる。  録音トラック数は無制限で、16種類のエフェクトや200以上のオーディオ・ループを内蔵する。ドライブ機能を使えば、録音した曲のデータやミキシングした音響をバンド仲間ら複数人で共有することも可能。ローランドのクラウドサービスに加入すると、20種類以上のループ素材パックを使って本格的な曲作りができるという。

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  • 血流状態 即時に計測 浜医大、静大など「貼付型装置」 執刀医の判断助ける

     浜松医科大と静岡大電子工学研究所、医療機器製造販売「アステム」(川崎市)は20日、共同開発した皮膚貼付型小型組織オキシメーター「TOE-20(トウ トゥエンティー)」を浜松医科大で公開した。手術の際の医師の迅速な判断を助ける目的で、日本医療研究開発機構の支援を受けて2017年から開発を進めていた。  TOE-20は、光を発するセンサーを皮膚に貼り付けて使う装置で、皮膚組織の浅い位置(0~5ミリ)の酸素飽和度を即座に測定できるのが特徴。酸素飽和度は皮膚組織の生きの良さを示す指標の一つで、血流が悪いと低い値を示すという。  浜医大の海野直樹特定教授によると、外科手術では臓器・組織の血流状態の見

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  • 「お江戸豆吉」シリーズ第2弾 桐生環さん(静岡市)出版

     静岡市の児童文学作家桐生環さんが子ども向け時代小説「お江戸豆吉 のろいまんじゅう」をフレーベル館から出版した。菓子司の跡取りの若旦那と菓子職人を目指す豆吉の周りで起こるドタバタ劇を描いた「お江戸豆吉」シリーズの第2弾。  柳の下から、若旦那と豆吉の店を見つめる謎の男が、まんじゅうを見て「のろいまんじゅうだ」と叫び倒れてしまった。その日から店には不穏なうわさが―。社会問題化している誹謗[ひぼう]中傷、風評被害にも通じる展開になっている。  江戸の風習や文化を紹介するコラム付き。184ページ、1210円。

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  • 介護施設内に天然温泉整備 静岡の元気広場

     通所介護施設の元気広場(静岡市葵区)はこのほど、同市駿河区の介護施設内に天然温泉の入浴施設を整備した。温泉施設の利用が難しい要介護者に入浴機会を提供し、リハビリに活用する。  温泉は「おふろcafe bijinyu(びじんゆ)」を運営する小長井産業(同市葵区)の協力を受け、市内の源泉からタンクローリーで運ぶ。皮膚疾患などに効能があるとされる。  元気広場は、デイサービス利用者から温泉入浴サービスの希望が多い上、入浴動作のリハビリの重要性も考慮して整備した。竹内豪一社長は「健康維持につながるような取り組みを今後も実行していく」と話した。

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  • さくさく食感「チョコジェンヌ」 ヤタローが新商品3種発売

     パン・菓子製造販売のヤタロー(浜松市東区)は20日、新商品「チョコジェンヌ」を発売する。平らなパン生地にチョコレートをしみ込ませて、さくさくとした食感に焼き上げた。  コロナ禍で土産需要が落ち込む中、バウムクーヘンとラスクに次ぐ定番商品を生み出そうと開発した。ホワイトチョコ、ミルクチョコ、イチゴチョコの3種類。  本体価格は3枚入りが398円、8枚入りが千円。バウムクーヘンとのセット(本体価格2800円)も販売する。

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  • うま味や香りに自信 JA大井川、茶葉ブレンド新商品

     JA大井川は18日、管内で収穫された茶葉をブレンドした新商品シリーズ「JAおおいがわのお茶」の販売を開始した。同じパッケージを使用し、担当者は「うま味や香りを追求した自信作。JA大井川を代表する商品にしたい」と話す。  新たに開発したのは緑茶ティーバッグ、リーフ茶煎茶、リーフ茶深蒸しの3点。2004年から販売している490グラム入りボトル缶のパッケージも統一し、同シリーズは計4商品になった。  同JAによると、藤枝、金谷、川根の各地区の茶葉を厳選し、試飲を繰り返して商品化したという。パッケージの絵柄は、管内の地図と合わせて川根本町の「夢のつり橋」や島田市の「蓬莱橋」などを掲載した。  緑茶テ

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  • クロワッサンにジェラートON! JAしみずとベーカリー「マルコ・デュ・パン」コラボ

     静岡市清水区北脇でJAしみずが経営する「四季菜ジェラート&カフェきらり」が同市のベーカリー「マルコ・デュ・パン」とコラボし、清水区産の農産物を使ったジェラートと手作りパンを組み合わせた新商品の販売を開始した。  コラボ商品は、温かなクロワッサンと冷たい季節のジェラートと果物ソース、生クリームを載せた「ルナージェ」(お茶付き、税込み880円)と、水の代わりに牛乳を加えて作る高級パンに好みのジェラートを挟む「ブリオッシュ コン ジェラート」(税込み500~600円)の2種類。地元店舗とのコラボ企画として8月から開発を始め、パンのおいしさとジェラートの魅力が互いに引き立つ甘味に仕上げた。  来年の

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  • キャンプ愛好家から人気 アイアンクラフトのたき火台 アウトリガー(菊川市)【静岡ものづくり最前線】

     ガレージブランド「アイアンクラフト」のたき火台「きらめき」。火がゆらゆらと揺れる様子を、紗綾形(さやがた)模様を加工したステンレス板を通して楽しむことができる。  こだわりの詰まった独創的なデザインの金属製アウトドア用品を展開するアイアンクラフト。オーダーメードにも応じ、個性を表現できるとキャンプ愛好家たちから人気だ。これまでもたき火台を10種類以上製造してきた。  きらめきは横幅47センチ、奥行き23センチ、高さ28センチ。火をたく場所の高さを3段階調節することができ、料理も可能。三方向から空気が入り、火が上に抜ける設計になっている。火が安定するためよく燃え、ほとんど燃えかすが残らないとい

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  • 伊東商高生がケチャップ開発 地元トマト「アイランドルビー」使用

     伊東商業高の生徒がこのほど、地元のJAあいら伊豆が特産化を進める調理用トマト「アイランドルビー」を使ったケチャップの新商品を売り出した。同JA直売所「いで湯っこ市場」(伊東市玖須美元和田)でお披露目となる販売会を開き、来店者にPRした。  新商品の開発は同校3年の向井碧さん、市田匠さん、向中野拓海さんの3人が取り組んできた。同JAや同市広野の飲食店「ごはん酒菜 そのに」の太田真矢店主(37)の協力を得て商品化につなげた。アイランドルビーは熱を加えるとうまみが増すのが特徴。ケチャップは皮や種も含めて使用し、香辛料を効かせて一般に市販されるものと比べてスパイシーに仕上げた。商品名は伊東とトマトを

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  • 東海軒「元祖鯛めし」冷凍通販 ネットで全国の駅弁ファンへ

     駅弁の老舗、東海軒(静岡市、平尾清社長)は、約120年前から販売する看板商品「元祖鯛(たい)めし」の冷凍弁当をネット通販で展開する。コロナ禍で駅構内での販売の苦戦が続く中、全国の駅弁ファンらにターゲットを広げる。  鯛めしはしょうゆで炊いた桜飯と甘辛く煮た鯛そぼろが特徴。新型コロナウイルス感染拡大を受けて昨春以降、駅弁需要がコロナ前の50%に激減していることから、アフターコロナを見据えた企業変革の一環として、冷凍版の開発に乗り出した。  開発とともに着目したのが駅弁の包み紙「掛紙(かけがみ)」。特に明治から昭和初期の掛紙には、駅周辺の名所案内を記したガイドブック的な内容が含まれ、収集家も多い

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  • 焼津温泉に新源泉 井戸完成、日量1000トン供給体制に

     焼津市が工事を進めていた市内温泉の源泉井戸「焼津港1号井」(同市中港)が完成し、8日に同所で竣工(しゅんこう)式が行われた。湧出量は1日700トンで、現在使用している2カ所の源泉井戸と合わせて、1日千トンの温泉を宿泊施設など市内8施設に供給する。  新しい井戸は、2018年5月に源泉井戸が故障したことを受けて、敷地面積約1200平方メートルの市有地に20年6月から整備していた。  地下1500メートルからくみ上げて、温度は52度。泉質は現在の温泉とほとんど変わらない。湧出量は当初1日300トンを見込んでいたが、掘削過程で想定を上回った。施設の維持管理は東海ガスが担う。  新施設の完成を機に、

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  • 水道スマートメーター研究着手、自動検針化へ 湖西市、中電など

     湖西市と中部電力、豊橋技術科学大(愛知県)などはこのほど、水道スマートメーターを活用した共同研究に着手した。産官学が協力して自動検針化を進めると同時に、水道使用量などのビッグデータを活用し、インフラの適切な更新計画につなげる狙い。  スマートメーターは通信端末機を搭載。中部電力の既存のデータ通信網を活用し、30分ごとの情報を市役所で確認できる。水道使用量や漏水を把握するための現地作業が必要なくなることから、人件費の削減が見込める。また、使用水量などの記録を詳細に分析することで、需要に応じたサイズの管路更新につなげる。  対象は市北部の約1900戸。9月、各住宅にスマートメーターの設置を始めた

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  • 島田で移動式脳ドック実証実験 全国初、セルフサービスステーション内

     静岡県内でガソリンスタンドなどを運営する西東石油(島田市)と出光興産、スマートスキャン(いずれも東京都)は8日、西東石油が運営する市内の島田セルフサービスステーション(SS)で磁気共鳴画像装置(MRI)を搭載した車両による移動式脳ドックサービスの実証実験を始めた。11月末まで。SS敷地内での同サービス展開は全国で初の取り組みという。  実証実験は、SSの敷地を有効活用して地域課題の解決も目指す出光興産の「スマートよろずや」構想の一環。スマートスキャンがMRIを搭載した車両で脳ドックの受診サービスを提供する。オペレーションや事業性を検証し、今後のサービス改善や展開地域の拡大を検討する。  検査

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  • 立体音響で音空間共有 ヤマハの最新技術利用 静岡で新形態コンサート

     ヤマハの臨場感あふれる立体音響技術を活用したクラシックコンサート「マリナートが森になる」が8日、静岡市清水区の清水文化会館で開かれた。大ホールと小ホール、リハーサル室の離れた3カ所を映像と音響機器で結び、音空間を共有する新しい形のコンサートを演出した。  イベント企画のオフィスTEN(東京)が主催し、ヤマハが技術協力した。鑑賞者が詰め掛けた大ホールの四方にスピーカー約60台を設置。大ホールのオーケストラと小ホールの合唱団、リハーサル室のピアノやピッコロなどのソロ奏者が、オーケストラを率いる西本智実さんの指揮で演奏と歌声を合わせた。  同社の最新技術で音の響きや位置を自在に操り、プッチーニやド

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  • 桑葉商品の販売開始 松崎・企業組合 郵便局通販を活用

     松崎町の企業組合「松崎桑葉ファーム」が10月から、郵便局の通信販売サービス「ふるさと小包」を活用し、桑葉粉末スティックなどの商品販売を開始した。郵便局のネットワークを生かし、主に高齢者をターゲットに新規顧客の獲得を目指す。12月30日まで。  同町の松崎郵便局の協力を受け、伊豆地域を中心に県東部の68局で注文を受け付けている。各局の窓口で注文票を記入して提出すれば、商品が配送される仕組み。数量限定で試供品も配布している。  桑葉はかつて養蚕業が盛んだった松崎町が県内で唯一生産している特産品。ミネラルや食物繊維を豊富に含み、整腸作用や血圧降下などの効能が期待される健康食材として注目を集めている

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  • 三立製菓、創立100周年 記念ロゴ入り商品販売

     8日に創立100年を迎えた三立製菓(浜松市中区)は、記念ロゴを入れた特別パッケージ商品の限定販売を始めた。  「源氏パイ」「源氏パイチョコ」「平家パイ」「かにぱん」「ミニかにぱん」「がんばれチョコバットくん」「カンパン」の7商品。「創立 ANNIVERSARY 100周年」と明記し、対象商品の形をデザインした丸いロゴを約1カ月限定で包装に入れ、クオカードが当たるアンケートを行う。

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  • 1個千円、高級ハンバーグ発売 長泉町・後藤精肉店 1カ月待ちの人気

     鮎壺(あゆつぼ)の滝などで知られる長泉町下土狩地区の駅前通り商店街で4代にわたり店舗を構える後藤精肉店は9月、1個千円の高級ハンバーグ「肉王」を発売した。10月現在、1カ月待ちの人気を誇る。コロナ禍の影響で飲食店や和牛の生産農家が打撃を受ける中、「おうち時間を豊かにする商品を提案しよう」と三島の人気フレンチ「gawa Mishima」と1年半かけて開発した。企画した同精肉店の後藤朋子さん(52)は「肉そのもので勝負した」と魅力を強調する。  材料はステーキとして販売する黒毛和牛の部位をひき肉として使用。タマネギやパン粉は外し、国産豚を練り込んだ。後藤さんは「ハンバーグの概念を覆すうまみがある

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  • トクラス 料理家・栗原はるみさんのキッチンフェア開始

     住宅設備機器メーカーのトクラス(浜松市西区)は7日までに、料理家の栗原はるみさん=下田市出身=がプロデュースしたオリジナルキッチンのフェアを始めた。  すがすがしい白を基調にしたキッチンで、可動式ワークトップワゴンを組み込んで「使いやすく自由で楽しい場所」を演出した。2022年2月末までのフェア期間中、キッチンの成約者に浄水器か料理用整水器、ワゴンの購入者に栗原さんの直筆サイン本をプレゼントする。  11月13日、12月4日、1月20日の3回、栗原さんと対話ができるオンラインイベントを開く。同社の特設サイトで申し込みを受け付けている。

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  • 小麦ふすまのコカラパン 和楽(三島市) 独自製法 健康と味両立【静岡ものづくり最前線】

     豊富な食物繊維と低糖質。小麦の外皮など「ふすま」と呼ばれる部分を焙煎(ばいせん)微粉砕したコカラを原料とし、特有のにおいとボソボソした食感を独自製法で解消した。7月にオープンした「コカラベーカリー」は、健康と味にこだわったパンを売り出している。  運営するのは今年で創業100年を迎える老舗酒販業「和楽」。新型コロナウイルスの影響で酒類の提供自粛が全国的に広がる中、経営リスクの分散と新たな挑戦として三島市役所前に店を構えた。コカラをベースとした食パンや総菜パン、菓子パンなど30種類の商品が並ぶ。  独特なにおいと食感が食材として敬遠され、本来なら捨てられる小麦ふすま。その欠点を独自製法で克服し

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  • ウェブ上でカーテン自由に“試着” 清水町の専門店 システム開発

     清水町玉川のカーテン専門店「インテリアハウス窓」(小池哲生社長)がこのほど、沼津高専、三島信用金庫の産学金の連携で、ウェブ上で自宅の写真にカーテンを“試着”できるシステム「カリコ」を開発した。店舗での滞在時間を短縮し、コロナ下でも安心してカーテン選びをしてもらおうとPRしている。  同店は量販店との差別化を模索し、専門店ならではの品ぞろえと丁寧な提案をインターネットと融合させた新たなサービスの展開を思い立った。メインバンクの三島信金に相談し、沼津高専とのマッチングが実現した。  開発は、色彩工学が専門の高矢昌紀准教授と共同で取り組んだ。試作を繰り返し、店で扱うカーテン

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  • ヤマハ、テナー音域のヴェノーヴァ 8日発売

     ヤマハは8日、新タイプのアコースティック管楽器「ヴェノーヴァ」のテナー音域モデルを発売する。  演奏をより手軽に楽しめる斬新なデザインの「カジュアルな管楽器」として、2017年に発売したヴェノーヴァのソプラノ、アルト音域に続く第3弾。演奏しやすいリコーダーに似た指使いで、テナーサクソフォンのような落ち着いた音色を奏でることができる。  軽量で耐久性に優れたABS樹脂製のため、水洗いが可能。長さは約70センチ。想定価格は税込み3万円前後。国内で初年度3千本の販売を計画する。

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  • モ~生まれそう 牛分娩AI見守り、メール通知 静岡県など開発

     静岡県畜産技術研究所(富士宮市)は、乳用牛が分娩(ぶんべん)する際の兆候を事前に検知して、管理者にメールで伝える人工知能(AI)を活用したシステムを開発した。センサーを内蔵したマットを牛舎に敷き、牛のいきみの変化を検知する。おおむね30分前に管理者に兆候をメールで伝え、酪農家の負担軽減を図る。  介護の現場などで用いられている感知器による見守りセンシング技術を応用し、県富士工業技術支援センターやヘルスケア商品製造販売のメディカルプロジェクト(静岡市)と共同開発した。通常4時間ほどを要する監視時間が大幅に短縮でき、本年度は製品化に向けて実証実験を進めている。  牛の分娩を事前検知するシステムは

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  • オープンキッチン さらに使いやすく トクラスが発売

     住宅設備機器メーカーのトクラス(浜松市西区)は、オープンキッチン「フラットタイプ―X」を発売した。コロナ禍により自宅で過ごす時間が増える中、一人で使っても家族が同時に使用しても作業しやすいスペースを確保した。  調理スペースや流し台が島のように独立している「アイランド」と、キッチン本体の一部が壁に接する「ペニンシュラ」の2種類。奥行きは88・8センチでカウンター全体に手が届きやすく、複数人で向かい合ってもゆとりを持って調理できる。ダイニング側への移動や受け渡しもしやすく、配膳や片付けを円滑に進められる。  本体価格は131万3700円から。

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  • 数式びっしりの食器商品化へ 自閉症の山口さんデザイン

     三島市のNPO法人「エシカファーム」に通所する自閉症患者の山口健太さん(41)が書き続ける数式をデザインにした食器が、10月から通販サイトで商品化される。幾何学的に配列された足し算の数式が独特な模様を生み出し、一風変わった皿やマグカップに仕上げている。売り上げの一部は山口さんに還元され、障害者の自立支援にもつなげる。  山口さんが数年前に書き始めた「健太数式」は、足し合わせる二つの数字がそれぞれ縦と横に増えていくよう規則正しく並んでいる。毎日2時間、仕事や掃除の合間に書き連ねた数式の紙は貼りつなげて作品に仕上げられ、各地の展示会にも出品されている。縦長の独特な字体が順番に並ぶ模様は、バーコ

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  • 地方創生へ連携協定 静岡市/セブン-イレブン/イトーヨーカ堂

     静岡市は1日、セブン-イレブン・ジャパン(東京都)、イトーヨーカ堂(同)と地方創生の推進に向けた連携協定を結んだ。地元産品の流通・販売支援や環境保全などで協力する。両社のネットワークを生かし、市民サービスの向上や地域活性化につなげる。  市役所静岡庁舎で締結式を行い、市内の食材を使った新商品をお披露目した。「するが牛」を使ったおにぎり、静岡おでん、本山茶を使用したシュークリームの3点。いずれも市内を中心としたセブン-イレブン158店で販売する。  市政情報の発信や地域の暮らし・安全に関する取り組みでも連携する。市内のセブン-イレブン80店に県内で初めてペットボトル回収機を設置し、リサイクルを

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  • 焼津かつお節のうまみ味わって 東洋水産がチルド麺発売

     東洋水産は1日、焼津産かつお節を100%使用したチルド麺「マルちゃん 昔ながらの中華そば 焼津かつお醤油味」を発売した。同社の松本健司静岡支店長が同日、焼津市役所を訪ね、中野弘道市長に新商品の発売を報告した。  新商品は、のどごしのよい細麺に、かつお節のうまみを利かせたしょうゆ味のスープを合わせたのが特徴。パッケージに市のマスコットキャラクター「やいちゃん」を掲載し、焼津らしさをアピールしている。  工場が焼津市内にある縁などから、静岡支店が焼津産の食材を使った商品を作りたいと企画した。本県や関東・中京地区の量販店や小売店で販売している。希望小売価格は168円(税抜き)。  報告の後に、中野

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  • ワイン酵母で発泡性日本酒「アビススパークリング」 花の舞が発売

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は1日、フランス・ブルゴーニュ地方の白ワイン酵母を使った発泡性日本酒「アビススパークリング」を発売する。  2019年に発売した清酒「アビス」と同じ酵母を使い、瓶内2次発酵で炭酸ガスを加えた。ワインに似たさわやかな香りと酸味、口の中に後から広がる米のうまみが特徴。日本酒を飲み慣れていない人も気軽に楽しめるように工夫した。  熱処理してあるため常温保管が可能。ワイングラスに似合う泡のある日本酒として、クリスマスなどのイベントにも最適という。  アルコール分は12%。720ミリリットル、税込み価格は1650円。年間3万本の販売を計画する。

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  • 森町産の梨活用 クラフトビール開発 1600本限定販売

     森町や町民有志らでつくる「森町ツーリズム研究会 森町でつながる推進部会」はこのほど、同町産の梨を使ったクラフトビール「森町生まれ梨麦酒ペアビア」を開発した。10月1日から1600本限定で販売開始する。  同部会は地域活性化策として、傷が付くなどして商品にならない果物を活用したクラフトビール作りに取り組んでいる。同町中川の野末農園から仕入れた「豊水」を掛川市の醸造所で加工。さわやかな風味と香りが特徴という。県立農林環境専門職大学(磐田市)の学生もボトルデザインや収穫作業に携わった。  同町のアクティ森で30日、完成発表会が開かれ、野末農園の野末直嗣代表ら関係者が出席。同部会の吉筋恵治会長は「地

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  • 西伊豆伝統食「潮かつお」の飴考案 静岡の大学生「地域を元気に」

     静岡市清水区の東海大海洋学部の学生がこのほど、西伊豆町伝統の保存食「潮かつお」を使った塩飴(あめ)「塩カツオDE塩分チャージ」を地元の飴元菊水の協力で開発し、同店での売り出しに臨んだ。食文化の継承や地域資源の魅力化を目指す取り組みの一環。4年の本山亮介さん(21)は「地域活性化につながればうれしい」と期待を込めた。  学生は2019年に開発に着手。潮かつおの成分分析に加え、新年の縁起物として供えたり、平安時代に献納されたりした歴史や文化の学習にも力を入れた。都内イベントで400人以上のアンケートを取るなどし、試作品の改良に励んだ。  潮かつおは同町のカネサ鰹節商店から調達し、粉末にして使用し

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  • オリジナル菓子、いなさ牛乳かりんとう発売 遠鉄ストア

     食品スーパーの遠鉄ストア(浜松市中区)は28日、パン・菓子製造のパントーネ・システム(掛川市)と共同開発した「いなさ牛乳かりんとう」を同ストア33店舗で発売した。  5月に発売し、累計2万5千個を販売した「クラウンメロンかりんとう」「浜名湖のりかりんとう」に続く3品目のオリジナル菓子。地元の「いなさ牛乳」入りの糖蜜とバターミルクや練乳を使用し、コク深く、ミルクの香りあふれる味わいに仕上げた。  パッケージにはかわいらしい牛のイラストを使い、若年層に手に取ってもらえるようデザインした。税込み213円。本年度はシリーズ累計8万個の販売を目指す。

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  • 「鍛造技術」で除菌ブース開発 焼津の駿南鉄工 コロナウイルス、大腸菌を除去

     焼津市の船舶用エンジン部品製造「駿南鉄工」(赤阪治恒社長)が建物の入り口などに設置できる除菌用ブースを開発した。ブース内部で噴霧される除菌液を全身に浴びることで、新型コロナウイルスや大腸菌が除去できるという。  ブースは高さ約2メートル40センチ、幅約1メートル、奥行き約1メートル10センチ。センサーで人を感知すると、ブース内部の側面から除菌液が非常に細かい霧状で15秒間出てくる。  同社によると、除菌液は中性のため、浴びても衣服を傷めることがない。吸い込んだり、肌に触れたり、目に入っても健康上の問題はない。ウイルスや菌を取り除く効果が認められているという。  同社が部品以外の製品を手掛ける

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  • 傷害保険の新商品 1日から取り扱い 清水銀行

     清水銀行は10月1日から、共栄火災海上保険の標準傷害保険「安心へのそなえ」を新たに取り扱う。銀行窓販商品としては全国の地銀で初めての取り扱い。県内の支店と豊橋支店で販売する。「安心へのそなえ」は、日常生活における不慮の事故に備える傷害保険で、新型コロナウイルス感染症などの特定感染症も補償対象という。

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  • カヌレ材料にプリンとラスク 清水町の専門店、フードロス対策

     フランスの伝統菓子カヌレの専門店「ななカヌレ」(清水町柿田)が、形崩れなどで商品提供できなくなったカヌレを材料にしたプリンとラスクを開発した。  同店によると、カヌレは繊細で気温や湿度などの要因により、焼きムラや形崩れが起きてしまうという。販売できないカヌレは店員のデコレーション練習などで使用し、2月の開店以降は活用方法を試行錯誤していた。  4月からラスクの商品化を始め、第2弾として素材が近いプリンに取り組んだ。細かく切ったカヌレを卵液に浸して焼いたプリンの販売を8月に始め、来店者らに好評という。「クラシック」「抹茶」「白隠正宗の甘酒」など約15種類を手掛ける。  シェフの鈴木匠さん(29

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  • 大井川茶園監修「静岡深むし茶」 マックスバリュ東海が発売

     マックスバリュ東海は27日、大井川茶園(焼津市)と共同開発したペットボトル茶「静岡深むし茶」を本県含む7県の199店舗で発売する。  県産の茶葉を100%使用し、茶葉の選定や味の仕上げは大井川茶園が監修した。渋みを抑えて、すっきりとした味わいに仕上げたという。  パッケージには深緑色を採用した。500ミリリットルで本体価格78円。

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  • 高級健康サプリ発売 エーエフシー 店舗販売 強化 国内39百貨店内で直営

     AFC―HDアムスライフサイエンスグループのエーエフシー(静岡市駿河区)は、老化現象を遅らせる効果が期待される新しい高級健康サプリメントの販売を国内39の百貨店内に展開する直営店で始めた。新型コロナウイルス禍で苦戦する店舗販売を強化し、健康志向の高まりで堅調なグループ収益の最大化を図る。  新商品は「My WELLNESS(マイ・ウェルネス)」。抗老化効果が期待される「NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)」、短期記憶力を向上する作用があるとされる「PQQ(ピロロキノリンキノン)」など4成分を3種類のサプリメントに加工した。1日分(4粒)ずつを袋詰めし、1箱(30袋入り)を税込み2万7千円

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  • ツーリングバイク10月発売 スズキ「GSX-S1000GT」

     スズキは22日、大型ツーリングバイク「GSX―S1000GT」を10月以降に欧米や日本などで順次発売すると発表した。  GSX―Sシリーズ初の長距離ツーリング仕様で、車両前部や側部を風防で覆ったフルカウルの大型ストリートバイク「GSX―S1000F」を6年ぶりに全面改良した。  スマートフォン連動の大画面フルカラー液晶メーターを同社のバイクで初採用した。最新の電子制御システムを搭載して操作性を高めた。長距離運転時の負担軽減に向け、車両全体をシャープなデザインにして風の抵抗を減らし、ハンドルの構造を改良して振動を低減した。  価格は各国での発売時に公表する。

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  • 愛のユッケ丼♡ 田子の浦港漁協食堂、四季メニューそろう

     富士市の田子の浦港で、名物の生シラスを使った丼などを提供する「田子の浦港漁協食堂」に秋限定の新メニュー「I(愛)のユッケ丼」が登場した。数量限定で10月末まで提供する予定。秋メニューが加わり、春夏秋冬の限定丼がそろった。  同港で揚がる生シラスや釜揚げシラスは国の地理的表示(GI)保護制度に登録されている。コロナ禍で遠方からの客足が減る中、県内や地元客に何度も訪れてもらおうと新メニューを開発した。  ユッケ丼は、一艘(そう)引きで揚がる名物の生シラスを生かした。ニンニクやごま油を効かせ、甘みを抑えた特製のタレに漬け、卵黄をのせた。薬味として刻みタマネギを用意した。名称は「夏で疲れた体にスタミ

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  • 掛川西高と共同開発 サンゼン、海鮮サラダとトマトライス販売

     掛川市の掛川西高食物研究部と地元スーパーマーケット「スーパーサンゼン」が総菜を共同開発し、19日に店頭で販売した。彩り豊かな海鮮サラダとトマトライスの2種類。20日も午前11時から総菜コーナーで各50食を販売する。  海鮮サラダは県内産のサーモンやサクラエビ、パプリカなど地元食材をふんだんに使った。タマネギドレッシングとレモンで味の変化を楽しめるように工夫した。トマトライスは長時間煮込んだ鶏ブイヨンで炊き、フレッシュトマトを添えた。  販売は盛況で、商品開発に携わった生徒がモニター越しにリモートで商品説明した。プロジェクトを主導した2年松原未侑さん(16)は「県産の食材にこだわり、子どもから

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  • 西伊豆のマルソウダ 刺し身でどうぞ 直売所、静岡のすし店で提供

     旬のソウダガツオを希少な刺し身で味わって-。県と西伊豆町の産地直売所「はんばた市場」が、伊豆西南沖で捕れたソウダガツオの一種「マルソウダ」の生食用商品を開発した。安価な加工用としての流通が主流だが、管理方法を見直し、商品化にこぎ着けた。18日から、協力先のすし屋「回転寿司のぶちゃん本店」(静岡市清水区)で提供する。  マルソウダは夏から秋にかけて温暖な海域に生息する。鮮度低下が速いため、宗田節の原料に使われることが多い。漁獲直後に船上で血抜きし、直売所で真空にした切り身をアルコールの急速冷凍機で保管するなど、品質や衛生管理を工夫し開発に成功した。商品は町自慢の夕日にちなんで「陽の丸(ひのまる

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  • 「富士ほうじ茶生ゼリー」販売 杉山フルーツ 地元の特産品PR

     富士市などがブランド化に取り組む「富士のほうじ茶」を盛り上げようと、同市吉原の青果店「杉山フルーツ」が人気商品「生ゼリー」の新商品「富士ほうじ茶ゼリー」を開発した。18、19の2日間で計約50個を販売する。今後は週末限定の商品になる予定。  同店の生ゼリーは、季節品を含め常時15種類ある。季節の果物をふんだんに使い、とろける食感や見た目の美しさで全国的な知名度を誇る。  新商品は、ほうじ茶の琥珀(こはく)色がきれいな2種類のゼリー。食べるとお茶の香りが鼻を抜け、果物と相性が良い。梨入り(税込み450円)は豊水を丸くカットし、見た目もかわいらしく、秋を感じさせる。次郎柿の入った柿入り(同600

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  • 釣り楽しく 浜名湖情報“太公望”に配信 アツミ工業(浜松市)がアプリ

     アルミ鋳物加工のアツミ工業(浜松市西区)は16日までに、浜名湖の水温や流速などの情報を釣り人に提供するスマートフォン用アプリ「つれるらー」を開発した。浜名湖でのレジャーに特化したアプリは珍しいという。  浜名湖の釣り客が多いことに着目した。浜名湖に係留する船に取り付けたセンサーなどからデータを収集し、プランクトン量や塩分濃度のほか、天候や潮の干満、風速などを10分ごとに配信する。釣果を保存できる機能も備えた。  月額500円。機能を一部制限した無償版も提供し、3カ月で6千ダウンロードを目指す。今後、利用者の釣果データを人工知能(AI)で解析して、同アプリを通じて釣果予想を配信する計画。渥美友

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  • スズキ「ジムニー」一部装備を追加 10月20日発売

     スズキは16日、軽四輪駆動車「ジムニー」と小型四駆車「ジムニーシエラ」に装備を一部追加し、10月20日に発売すると発表した。  ヘッドライトが自動点灯するオートライトシステムを標準装備する。燃費改善策として、4AT(4速オートマチックトランスミッション)車に停車時アイドリングストップ機能を装備する。  湖西工場(湖西市)で生産し、年間販売目標はジムニーが1万5千台、シエラが1200台。  

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  • 茶況(9月16日)「敬老セット」限定販売 JA掛川市

     JA掛川市の茶直売所「お茶処いっぷく」はこのほど、地元産の深蒸し煎茶や豆菓子、あられなどを詰め合わせた「敬老セット」を発売した。敬老の日(20日)までの期間限定。  祖父母に感謝の気持ちを届ける贈り物としての用途を想定し、「いつまでもお元気でいてください」とのメッセージを添えた。急須で楽しむ茶葉のほか、手軽な一煎パックや掛川茶ラテなどを詰めて、1080円(税込み)で販売している。  問い合わせはお茶処いっぷく<フリーダイヤル(0120)129557>へ。  (掛川支局・高林和徳)

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  • ブルーベリー使ったビール 浜松の企業が発売

     クラフトビール製造販売の浜松アクトビールコーポレーション(浜松市中区)は17日、フルーツビール「ブルーベリーエール」を発売する。愛管(同市北区)が自社農園で農薬を使わずに栽培したブルーベリーを副原料に、飲みやすいさわやかな味わいに仕上げた。  初夏に適度な降水量と日照量に恵まれた今季はブルーベリーが豊作だった一方、コロナ禍で業務用を中心に需要が低迷し、フルーツビールを共同開発したという。麦汁に、濃厚なピューレ状に煮詰めたブルーベリーと酵母を加え、発酵させた。  浜松アクトビール醸造責任者の杉本大樹さん(34)は「甘さを抑え、ブルーベリーの酸味と香りを引き立てた」と話す。  アルコール分は4・

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  • 茶托を新開発、色漆・曲線の美しさ表現 山梨仏具(牧之原市)【しずおかMIRUIプロジェクト】

     仏像などの製作で培った美しい曲線を表現する技法を応用し、茶わんやグラスの受け皿に使う茶托(たく)を開発した。「暮らしの道具づくり」をテーマにパン皿など家具や雑貨の提案を新事業として進める。  大正創業の老舗。オーダーメードの仏壇製造や、祭りに使う山車(だし)、彫刻などの文化財修繕を請け負う。  住宅の洋式化が広まって久しく、仏壇の販売減少が続く。さらに新型コロナウイルス感染症の影響で祭事自粛の動きが広がる中で、山車や神輿(みこし)といった神具の修繕件数も減少している。  逆境に対し、4代目の山梨由雅さん(32)は、伝統技法を生かした生活に身近な製品の販売を模索し、漆塗りの茶托の開発を思い立っ

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  • AI見守りロボ始動 異常時は連絡 ロボ・スタディと阪南大

     浜松市中区の福地三則さん(69)が代表を務めるロボ・スタディ(東京都)は、高齢者を見守るコミュニケーションロボットを阪南大(大阪府)と共同開発した。コロナ禍で、離れて暮らしている家族に活用してもらおうと、話し相手になる機能に加え、異常を検知した際に家族に連絡する音声認識AI(人工知能)を搭載した。  ロボットはペンギンをモチーフにしたデザインで高さ約20センチ、幅約18センチ、重さ約500グラム。利用者の名前を覚えて呼び、会話で健康をチェックして家族に通知する機能などを持つ。室内の音に異常があった際や、手をロボットの頭に一定時間載せると連絡メールを発信する。クイズや計算問題の出題もできる。

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  • 茶況(9月15日)品質保つペットボトル茶 高柳製茶、アルミ袋で包装

     牧之原市の高柳製茶は9月から、茶の変質を防ぐためにアルミ袋に入れた新商品「牧之原の雫茶プレミアムペットボトル」の販売を始めた。高い鮮度を保持できることを売りに販路拡大を狙う。  光や酸素の影響を受けて品質が低下してしまうペットボトルの商品を、光を通さないアルミ袋で包装した。袋の中には脱酸素剤を入れた。ペットボトルのままに比べ、保存できる期間が100日程度長くなったという。  高品質の静岡牧之原茶を原材料に、抽出温度や抽出時間にこだわった高級茶を使用。アルミ袋で包まないペットボトルの商品は以前から販売していて、高級レストランや一流ホテルで提供されている。品質が低下する課題を解決したことで、輸出

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  • 職域接種、ワクチン管理に会員技術活用 浜松商議所

     浜松商工会議所は、同商議所会館(浜松市中区)で8月から実施中の新型コロナウイルスワクチンの職域接種で、会員企業の技術を積極活用している。会場の換気やワクチンの管理に地元中小企業の機器を相次いで投入した。「ものづくりのまち浜松」ならではの企業連携が、約2万人を対象とする大規模接種の会場運営を支える。  連日、多くの予約者が訪れる同会館10階の接種会場。受付デスク前の2カ所と接種後の休憩所で、扇風機のようなファン付きの可搬式空気清浄器が稼働を続ける。  本業の工場自動化装置がコロナ禍で苦戦していたアライブテック(同市南区)が、新規事業として手掛けた。厚生労働省の換気ガイドラインで使用が推奨される

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  • 運転支援装置の光学部品開発後押し 静岡県工技研が効率化技術

     運転者の視界に入りやすい位置に速度などの情報を投影する運転支援装置「ヘッドアップディスプレー」の搭載車種が国内で急速に増えている。その光学部品の開発を後押しする測定・評価技術を静岡県工業技術研究所(県工技研、静岡市葵区)が開発した。期待する品質に届くまで試作を繰り返す作業量を減らし、効率的な開発に寄与するシステムとして、県内関連企業に活用を促している。  ヘッドアップディスプレーは、複雑な形状のレンズやミラーなどの光学部品を組み合わせて製品化される。部品成形に用いられる金型は、先端が1ミリ以下の切削工具で加工されているが、微細な凹凸を排除しきれないために「虹目」と呼ばれる光の散乱が生まれ、性

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  • 「アイフォーン13」を発表 カメラ性能強化、24日発売

     【ニューヨーク共同】米アップルは14日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新型機「13」シリーズを発表した。日米などで17日から予約を受け付け、24日に発売する。カメラの性能や、充電1回当たりの駆動時間を従来機種より改善させたのが特色。4機種あり、小型の「13ミニ」の最低価格が8万6800円、「13」が9万8800円。  昨年発売した「12」シリーズに続き、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに対応。世界での5G拡大に伴って対応スマホに買い替える動きが広がっており、アップルは高性能化を進めて需要獲得を狙う。

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  • 浜松パワーフード学会×お笑いEXIT 「ブチあげん米」発売

     浜松市の浜松パワーフード学会とお笑いコンビ「EXIT(イグジット)」のコラボ商品「身体と地元を内側からぶちあげるEXITのブチあげん(玄)米」の販売が13日、ネット通販限定で始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける同市の農家支援や同市産米のPRを目指す。  商品は今年収穫した同市産の玄米2キロ入り。パッケージには、同市出身でやらまいか大使を務める「りんたろー。」さんと兼近大樹さんの写真などをあしらった。  市観光・シティプロモーション課によるとコラボはEXITが8月、同市でライブを開催したのをきっかけに実現。商品名は兼近さんが考え、パッケージの文字の一部はりんたろー。さんが書いた。

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  • 米国で人気の低カロリー酒製造 静岡県内醸造所 地場産品加え

     静岡県内のクラフトビール醸造所が、米国で人気の炭酸入りアルコール飲料「ハードセルツァー」の製造・販売に力を入れている。夏から秋にかけて大手が新商品を投入する中、地域の産物を加えたローカル色豊かな製品を開発し、消費拡大を図る。  沼津市のリパブリューは2020年初頭に製造開始。畑翔麻代表は「国内で最も早く造り始めた」と胸を張る。19年秋の米国西海岸への研修で流行を目にし、現地の醸造所に製造法を教わった。  発酵過程で糖分を残さないため、低カロリーに仕上がるのが特徴。飲み口は酎ハイやサワーに近いが、酵母の香りや味も感じられる。20年12月に果実3種を加えた「トリプルベリーミックス」とかんきつ2種

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  • 熱海・伊豆山発「敬老」ギフト 飲食店×工房、米と箸置きセット発売

     大規模土石流に見舞われた熱海市伊豆山で飲食店を営む西川駒子さん(52)が同地区のガラス工房「スタジオ・イイロ」の協力を得て、雑穀米とガラス製の箸置きをセットにした敬老の日(20日)のギフト商品を発売した。西川さんは「全国の人に感謝を伝えたい」とギフトに込めた思いを語る。  ギフトは、腸内環境を整えることを意識して西川さんがブレンドした雑穀米と、近所でスタジオ・イイロを経営するガラス作家大東健太さん(35)が手掛けた透明感あふれる箸置きのペア。  東京で「駒子レストラン」を経営していた西川さんは2020年1月、海と山の景観にほれ込み伊豆山に店舗を移した。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で

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  • 機内食で旅行気分 新東名SAで販売 静鉄リテイリング

     静鉄リテイリング(静岡市葵区)は、全日本空輸の機内食を新東名静岡サービスエリアしずおかマルシェ上り店、同下り店、富士山静岡空港しずおかマルシェ売店で販売している。10月31日までの期間限定。  販売しているのは、ファーストクラスのレトルトパウチ機内食の「阿波尾鶏とマッシュルームのカレー」(税込み853円)、各クラスで提供する「ビーフコンソメスープ(粉末)」(810円)。国内空港で販売しているマシュマロ、クラッカーといった限定商品も扱っている。  静鉄リテイリングの担当者は「新型コロナウイルス下でも飛行機での旅行気分を味わってほしい」と話す。

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  • ワイン酵母の純米生原酒 花の舞酒造、9月11日発売

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は11日、ワイン酵母で仕込んだ純米生原酒「くらふとなま」を発売する。さわやかな甘さと酸味が特徴で、アルコール度数は12%と低く、飲みやすいフルーティーな味わいに仕上げた。  県産酒米を100%使用し、ワインの産地として知られるフランスのブルゴーニュ地方の酵母で醸造した。180ミリリットル、税込み価格は298円。年間3万本の販売を計画する。  2回ろ過する特別な製法でボトル缶に詰めた生酒シリーズの第2弾。加熱処理をしない生酒は要冷蔵が基本だが、濁りや劣化の原因になる火落ち菌の発生を防ぎ、常温流通を実現した。

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  • 熱海沖で採取、海洋酵母由来のカロテノイド 化粧品原料化に挑戦

     化学メーカーのケイ・アイ化成(磐田市)と化粧品原料メーカーのビタミンC60バイオリサーチ(VC60、東京)は、熱海沖で採取された海洋酵母が生成する天然色素「カロテノイド」を化粧品原料として活用する事業に取り組んでいる。海洋資源を新産業の創出につなげる県の「MaOIプロジェクト」の補助金を利用し、新規カロテノイドが有する美白やしわ抑制などの抗酸化作用の機能性を化粧品で実用化し、2024年度中に市場での販売開始を目指す。  ケイ・アイ化成は自社の培養装置などの設備を活用し、海洋酵母の工業的大量培養やカロテノイドの抽出といった製造技術の確立を担う。VC60は、抗酸化作用のある成分「フラーレン」を

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  • 小型車イグニス 装備を一部追加 スズキ

     スズキは7日、小型車「イグニス」に装備を一部追加して発売した。  モーターがエンジン走行をアシストするマイルド(簡易版)ハイブリッドシステム搭載の「MG」「MF」の2機種に、新たに「MV」を追加した。MVはLED(発光ダイオード)ヘッドランプやハンドルへのパドルシフトなどを装備した。  相良工場(牧之原市)で生産し、販売目標は月間1500台。

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  • 人気の釣りボート一部刷新 ヤマハ発動機 F.A.S.T.23

     ヤマハ発動機は10月、高い走行性と安定感で人気の釣り用ボート「F.A.S.T.23」を一部刷新したモデルを発売する。燃料タンクを拡充し、屋根のサイズアップを含めた新たな外観デザインを取り入れた。  燃料タンクは75リットルから100リットルに増量して航続距離を伸ばし、ポイントを移動しながら多様な釣りシーンを楽しんでもらう。操縦者周辺の屋根や窓のデザインをよりスタイリッシュに変更した。  コロナ禍で密を避ける傾向の高まりでマリンレジャー需要が伸びる中、一般販売に加えてレンタルボートのニーズを見込み、会員制クラブ「シースタイル」への配備を順次予定する。  国内で年間80隻の販売を計画する。メーカ

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  • 強化段ボール新商品開発 大村総業と富士市立高生、試作品を検討

     富士市の総合物流企業「大村総業」が同市立高の生徒と強化段ボールを使用した新商品の共同開発に取り組んでいる。6日は、5分の1スケールの試作品模型を基に若手社員と生徒が同校で打ち合わせをした。9月中に実物大の試作品を作り、実用性を試す。  昨年春に新商品開発プロジェクトを発足した同社は、強化段ボールの検査用ブースやベッドなどを製品化してきた。製品化を学ぶ教育の場を提供しつつ、高校生のアイデアを新製品開発に役立てる企画への参画を同校に呼び掛けた。総合探究科3年の長田桃果さんと井上碧人さんの2人が参加し、避難所用簡易更衣室と非対面式デスクを提案した。  長田さん提案の「間仕切レンジャーズ」は避難所の

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  • 乾燥果実、紅茶にいかが 包装一新 東伊豆の農家女性グループ

     東伊豆町に住む農家の女性グループ「ミセスこらってぃ」(山田里美代表)はこのほど、地元産のかんきつ類などで製造販売するドライフルーツを「紅茶用」としてPRするため、パッケージを一新した。町観光協会の協力を得て、町内の旅館などへ販路の拡大を狙う。  同グループは、かんきつ類やイチゴなどを栽培する町内の農家の女性8人で構成する。ドライフルーツは2019年、同町の稲取漁港直売所「こらっしぇ」がオープンした際、「町の特産品を作ろう」と、摘果した果実や規格外品を原料に開発した。  今回、パッケージを一新したのは、ニューサマーオレンジやレモン、イチゴなどを組み合わせたミックスタイプの「紅茶用」(450円)

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  • 希少キノコのバーガー発売 島田の電球メーカー栽培

     島田市川根町の大井川電機製作所が「ホホホタケ」と名付けて生産する希少キノコのハナビラタケを使ったハンバーガーを、同市幸町の「トラントトロワ・カフェ」が考案した。オーナーの原田真人さん(35)は「ユニークな地元食材を知る機会になればうれしい」と話している。15日から販売する予定。  ホホホタケは電球メーカーの同社が新規事業として栽培に挑戦し、白く華やかな見た目やこりこりした食感が特徴。首都圏を中心に全国に出荷し、認知度が高まりつつある。試作を重ね完成したバーガーは素材の味を生かすことを重視し、油で揚げたホホホタケにごま油と山椒で風味を付け、味噌を使った国産牛100%のパティ、レタスと一緒に手作

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  • 富士宮発キャンプ品人気 焚き火台やテーブル 自動車部品の製造技術生かす

     キャンプ熱が高まる中、自動車部品の製造などを手掛ける富士宮市の小林工業が立ち上げたキャンプギアブランド「ANCAM(アナキャン)」が次々と新商品を生み出している。金属加工技術を生かした焚(た)き火台に続き、デザイン性に優れたメタルテーブルなどキャンパーたちの人気を集めている。  ブランド名はアナザーライフキャンプの略語。企画した生産技術部次長の土屋鋭二さん(44)が「キャンプを通じて、もう一つの生活、もう一人の自分を見つけてもらいたい」との思いで名付けた。  ブランドを立ち上げた2018年から販売している焚き火台「FIRE WHIRL」は湾曲した4~6枚のステンレスプレートを組み合わせて形

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  • 金賞受賞酒 生原酒で味わって 花の舞酒造 直売所で限定販売

     花の舞酒造は30日まで、今年の全国新酒鑑評会の金賞受賞酒を生原酒で販売している。金賞に選ばれた酒を生原酒で提供するのは同酒造としては珍しい。浜松市浜北区宮口の直売所で1日10本を限定で売る。  生原酒は加熱処理する通常の酒よりも味に幅があり、コメのうまみが出やすい。300ミリリットル入りで1500円(税込み)。名誉杜氏(とうじ)の土田一仁さん(62)は「新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも地元の酒蔵を訪ねてくれる人たちに感謝を込め、販売することにした」と話している。  問い合わせは花の舞酒造<電053(582)2126>へ。

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  • ヘッドホン用 着脱式マイクケーブル ローランドが発売へ

     ローランドは18日、「V-MODA」ブランドのヘッドホンと組み合わせて使う着脱式マイクケーブル「BoomPro X」を発売する。  ファッション性を重視した5色のマイクカバーやケーブルを附属し、コロナ禍でのテレワークや生配信、eスポーツへの活用が期待される。想定価格は税込み6500円前後。初年度は国内外で3万台の販売を予定する。

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  • 通るだけ、コロナウイルス「除去」 ハマネツ(浜松市)など開発

     除菌装置開発の日伸メディカルと神戸大学医学部付属病院(いずれも神戸市)、環境機器メーカーのハマネツ(浜松市中区)などは3日、新型コロナウイルスなどを除去するゲートの開発が神戸市の新事業助成制度に採択されたと発表した。オゾンガスを含むエアシャワーをゲート上部から吹き付け、体や頭髪、衣服などに付着したウイルスや細菌類を取り除く。11月上旬に供用を開始する予定。  手のアルコール消毒だけでは除去できない全体的な感染症対策として昨秋から産学連携で開発を進めてきた。人がゲートを通るとセンサーが感知し、エアシャワーを吹き付けてウイルスなどの建物内への持ち込みを防ぐ。  無人時には、オゾンガスと人体に悪影

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  • かねはちとJ3沼津 「オイルサバディン」コラボパッケージ製作

     沼津市の水産卸売業「かねはち」とサッカーJ3アスルクラロ沼津が、同社の人気商品「オイルサバディン駿河燻鯖(くんさば)」のコラボパッケージを製作した。地場産業継承と地域の食文化発信の思いが一致した両者が協働し、全国のサポーターに沼津の地域資源となっているサバとJ3沼津のアピールにつなげていく。  オイルサバディンは、沼津産のサバ節を加工してオイル漬けにした缶詰。沼津港での水揚げ量はサバが上位にあり、市内ではサバをPRするイベントなども開かれている。クラブは地元企業と連携した地域産業の活性化を模索。「漁師らを応援したい」との思いに同社が応えた。  パッケージは、クラブカラーの青を基調に、サバとク

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  • サバ×こんにゃく レトルト食品に 焼津の女性経営者がタッグ

     焼津市の老舗サバ加工商店「あまる斎藤商店」と老舗こんにゃく専門店「岩崎蒟蒻(こんにゃく)店」が、それぞれの具材の長所を合わせた新たなレトルト食品を開発した。双方の女性経営者が、伝統の加工技術が生み出すサバの味を広めたいと意気投合。3カ月の制作期間を経て、焼津ならではの味を手軽に楽しめる商品が完成した。  原料のサバは身が割れていたり、薄かったり、傷が付いていたりして通常は荷に回すことが困難な材料を使っている。あまる斎藤商店の加工技術で凝縮されたサバのうまみが岩崎蒟蒻店のこんにゃくに染み込むことで、互いの食材の良さを引き立たせた絶妙な味に仕上がっている。製造はレトルト食品を手掛けるマルミヤ食品

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  • カナダ製の最新式トレーラーを販売 日本初、静岡の高橋ボデー

     特殊ボディー製作の高橋ボデー(静岡市清水区)は1日、カナダ製最新式トレーラーの販売を国内で初めて開始した。工具にも使われる「スウェーデン鋼」と呼ばれる丈夫な金属を使ったボディーは頑丈な上、スマートフォンで操作できるベルトコンベヤーが搭載されていて荷下ろしの際の横転事故を防止でき、作業時間も短縮できる。  トレーラーはトラウトリバー社製で、土砂運搬用(全長約10メートル)と比重が軽いウッドチップなどの運搬用(同約13メートル)の2種類。北米で実績のある同社がアジア展開に先駆け国内で代理店を探していた際、従来、スウェーデン鋼加工の高い技術があり、アフターメンテナンス能力のある高橋ボデーが初契約し

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  • 軽自動車「エブリイ」に横滑り防止装備追加 スズキ

     スズキは1日、軽自動車「エブリイ」「エブリイワゴン」に装備を一部追加して13日に、両車種の車いす移動車についても装備の一部を追加して10月18日にそれぞれ発売すると発表した。  エブリイとエブリイ車いす移動車に旋回時の横滑り防止装置を標準装備した。エブリイワゴンとエブリイワゴン車いす移動車には停車時アイドリングストップシステムを追加した。  磐田工場で生産し、販売目標は合計で月間7千台。

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  • 甘酒販売を再開 浜松・花の舞酒造 初回は1カ月で完売

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は8月31日、「花の舞あまさけ」の販売を再開した。同社初のノンアルコール飲料として6月24日に発売。初回生産の6千本が約1カ月で完売し、品切れになっていた。  酒造りの技術を生かし、米こうじのみを使って、滑らかな口当たりの甘酒に仕上げた。無添加で、子どもも安心して飲むことができる。同社は当初、3カ月で6千本の販売を見込んでいた。  担当者は「暑い時期は冷やして飲むと最適。健康志向の高まりもあり、想定を上回る売り上げを記録した」と話す。直売所と食品スーパーに加え、道の駅や高速道路のサービスエリア、ホテルなど取り扱い場所も増えているという。  価格は1本(160グラム)

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  • 工場内搬送用の自動運転EV、ヤマハ発など開発 サブスクで提供

     ヤマハ発動機、自動運転ソフトウエア開発のティアフォー(名古屋市)と両者の合弁会社「イヴオートノミー」は1日、工場などの自動搬送向けの新型自動運転EV(電気自動車)を開発したと発表した。物流効率化や人手不足の課題に対処するため来年夏から、同車両を使った自動搬送サービスの販売をサブスクリプション(定額制)で始める。  新車両は小回りなどを意識して設計した全長約2・4メートル、幅1・1メートル、高さ約1・8メートルの小型EV。1・5トンのけん引能力を持ち、リチウムイオン電池で駆動する。車両には障害物を検知するセンサー「ライダー」を設置。作成された3次元の立体地図に基づいて、屋内と屋外双方を走行でき

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  • 川根本町のユズで「盛り塩」 神棚製造会社が商品化

     神棚製造販売の静岡木工(神棚の里)=吉田町=はこのほど、川根本町産のユズを使用した「盛り塩」を商品化した。鮮やかな黄色は「土」を象徴する色と言われ、金運アップに効果があるという。  盛り塩は玄関や水場などの運気が落ちやすい場所に置き、家の災いをはらい、清める効果があると言われている。同社によると、コロナ禍で注目が集まり、特に女性客からの注文が増えているという。  女性目線を重視し、新商品の開発を進める中で香りが楽しめて、使い終わった後にバスソルトとしても使えるようにと香り豊かなユズに焦点を当てた。川根本町でユズ商品開発を手掛ける「KAWANE SENSE」のユズ粉末を使用した。  神棚の里各

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  • オクシズ材たいまつ 高校生の山田さんが製造販売 コロナ禍休校で家業に携わる

     静岡学園高3年の山田輝さん(17)=静岡市葵区=が市内の中山間地域「オクシズ」の間伐材でたいまつ「スウェーデントーチ」を製造し、専門店やキャンプ場で販売している。新型コロナウイルス禍で学校が休校し、家業の林業に携わる中で手掛けた商品で「衰退する産業や森林の環境を考えるきっかけになれば」と話す。  スウェーデントーチは縦長の切り込みを入れた丸太の内側に火をつけ、たき火のように使うキャンプ用品。鍋を置いて調理にも利用できる。山田さんは林業に携わる祖父の支援を受けながら、山に放置されていた「切り捨て間伐」を利用して高さ約24センチ、直径約18センチのトーチ約30個を製造、販売した。  アウトドアコ

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  • 家飲みにどうぞ クラフトビールの自販機設置 三島の直営店前

     三島市や沼津市で飲食店とビール工場を運営するリパブリュー合同会社は、三島市一番町の直営店「スライダーハウス」前にクラフトビールの自動販売機を設置した。コロナ禍で“自宅飲み”が広がる中、本格的なクラフトビールが非接触で手軽に購入できる。地元の原料を使ったオリジナル商品が並び、店舗販売を上回るペースで売り上げを伸ばしている。  自販機で売り出しているのは、同社が独自に開発した11種類の缶飲料。三島市で栽培が盛んなトマトとバジル、スモークモルトなどでピザ風味に仕上げた「三島トマトピザエール」のほか、アルコール度数20%、低カロリー、無糖質など特徴的なクラフトビールを多彩に集

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  • お茶漬け、パスタ…店の味、食事キットで再現 島田「KADODE OOIGAWA」

     島田市竹下の「KADODE OOIGAWA」は、施設内のお茶漬け店や農家レストランのメニューを簡単に再現できる食事キットの販売を開始した。担当者は「コロナ禍で自宅での食事が増える中、気軽にお店の味を楽しんでほしい」とPRしている。  第1弾は柳屋本店(焼津市)と共同開発した人気メニューの「朝茶漬け」。同施設のオリジナルブランド茶のティーバッグとかつお節、だしパックを2人分詰めた。深蒸しで火入れの強いタイプの茶葉を使い、かつお節に負けない香ばしさが特徴という。  農家レストラン「Da Monde」では形が悪いなどの理由で出荷できない野菜を積極的に活用していて、自宅向けに焼津産トマトを使ったパス

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  • 吉野家の常連か初来店か、AIが確認 サービスアイデア、島田商業高に特別賞

     牛丼チェーン「吉野家」などが昨年、AIやIoTの技術を駆使して、吉野家のサービスや品質向上を目指す取り組みを募集したプロジェクト「牛丼テック」で、島田商業高情報処理部の生徒が生み出したアイデアが特別賞に輝いた。斬新性から、当初無かった同賞を新設しての表彰に部員は「名誉」「信じられない」と喜びをかみしめている。  プロジェクトには25の団体、企業からアイデアが寄せられ、同校は唯一、学生からの応募だった。  提案したのは店舗改善に関する計14のアイデア。顧客満足度を上げる一案として、常連客と初来店した人を入り口の機械で判別し、店員に伝える仕組みを考えた。「はじめまして」「いつもありがとうございま

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  • ところてん作り、おうちで 伊豆産テングサをキットに 清水町

     ところてん製造販売の栗原商店(清水町)がこのほど、自宅でところてんが作れる体験キットの販売を始めた。コロナ下の外出自粛生活中に家族で楽しんでもらうとともに、収穫量が減少している伊豆産テングサの魅力を幅広い世代に発信する。  同社はところてんの原料として国内最高品質の伊豆産テングサを取り扱う。近年は生産者の高齢化などに伴い収穫量が減り、テングサを知らない若者が増えているという。伊豆産テングサの知名度を高めようと8月上旬にオンラインで開催したところてん作り教室が好評だったため、手軽な体験キットの販売を決めた。  キットは、乾燥テングサ50グラムと天突き棒、製作動画のURLを添付した説明書のセット

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  • レモン香るジン販売へ 沼津の蒸留所、松崎の無農薬ハーブ使用「すっきりした味わい」

     沼津市のジン製造「沼津蒸留所」は30日、松崎町のレモングラスで香り付けしたクラフトジンを発売する。小笹智靖代表(40)は「“松崎のレモングラス”を広く知ってほしい」と、地元特産品のPRにつなげたい考えだ。  レモングラスはレモンの香りがするイネ科のハーブ。同蒸留所は冬に同市戸田のタチバナ、春に河津町のバラなど、県東部の素材を使用したジンを季節ごと製造している。今回は夏をイメージした。  伊豆松崎レモングラス工房(鈴木茂孝代表)が栽培するレモングラスを、国産ミントなどと一緒に原酒に漬け込んで蒸留した。レモンのさわやかな香りが特徴。「甘みが抑えられ、夏らしいすっきりした味

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  • 無人運転を公道実験、実用化加速 沼津/伊東/掛川/松崎の4市町

     静岡県は2021年度、沼津、伊東、掛川、松崎4市町の4地区で、運転席に人が座らずに遠隔操作で対応する自動運転の実証実験を行う。公道で一般客も乗せる予定で、これまでより技術レベルを引き上げ、実用化へ動きを加速させる。新たに対象地区に加えた掛川市では、周囲の認識が難しいとされる夜間の走行にも取り組む。  県は自動運転技術を公共交通の運転手不足解消や高齢者への移動支援に活用したい考えで、東急などの民間企業と連携し、19年度から6年間、県内各地で自動運転の課題を検証する。  20年度までの実証実験では、ほとんどの区間で車内の運転席に人が座り、自動運転車が自動的に判断するのが難しい場合、ハンドル操作に

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  • スズキ、軽スライドドア市場で拡大狙う 「ワゴンRスマイル」発表、安定供給も課題

     スズキが27日に9月の市場投入を発表した電動スライドドア搭載の軽自動車「ワゴンRスマイル」。軽に高い利便性と居住性を求める消費者の声が一層強まる中、国内各社がしのぎを削る「軽スライドドア車」市場でシェア拡大に挑む。足元では世界的な半導体不足に伴う生産調整に悩まされ、市場への安定供給が課題となる。  「スライドドアの人気は予想以上」と同社の開発担当者。開発前にワゴンRユーザーを対象に次に欲しい車を聞いた調査で、4割がスライドドア付きを求めた。開口部が広く乗り降りが便利なことから、ワゴンRよりも背が高いファミリー向けの「軽ハイトワゴン車」分野で近年、スズキの「スペーシア」を含め各社が相次ぎスライ

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  • スズキ「ワゴンRスマイル」発表 電動スライドドアを採用

     スズキは27日、軽自動車「ワゴンR」シリーズの新型車「ワゴンRスマイル」を9月10日に発売すると発表した。同シリーズで初めて電動スライドドアを採用するなど利便性を向上させ、軽自動車市場の競争が激化する中でファミリー層、高齢者層への訴求力を高める。  電動スライドドアは後席左右に標準装備し、広い開口部を確保した。モーターがエンジン走行をアシストするマイルド(簡易版)ハイブリッドシステムを搭載する。前方と後方の衝突被害軽減ブレーキも備える。丸形のヘッドライトなど親しみやすい外観デザインを採用した。  27日のオンラインでの発表会見で鈴木俊宏社長は「機能性、装備、デザインにこだわり、お客様を笑顔に

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  • ウェブ内部通報システム 9月1日に提供開始

     インターネット関連事業などを手掛けるリンクファシリティーズ(神奈川県)は9月1日、会社でのハラスメントや不正を匿名で内部通報できるウェブシステム「ヨクスルLINE(ライン)」の提供を開始する。  利用者はシステムを通じて、個人の特定につながる情報を除いたメッセージやデータを勤務先に送り、問題解決を求めることができる。同社が通報内容を閲覧することはない。会社側が用意する窓口から内部通報する従来の手法に不安を抱く社員は多いという。  使用料は月額980円(初期費用2千円)。問い合わせは御殿場市の同システム運営事務局<電0550(80)0512>へ。

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  • 測量機器の小型軽量化へ演算機能内蔵センサー 浜松ホトニクス開発

     浜松ホトニクスは24日、スポット光の入射信号をチップ内で演算し、位置情報を出力する機能に特化した「演算機能内蔵型プロファイルセンサー」を開発したと発表した。外部コントローラーでの演算処理が不要になり、測量機器の小型化や低価格化につなげる。測量・FA(ファクトリーオートメーション)機器メーカー向けに9月1日、発売する。  回路設計を見直して射影データの重心演算回路をチップに盛り込み、光入射位置を座標データとして出力する機能に集約した独自のセンサーを完成させた。  読み出し速度を高めてスポット光を自動追尾できる機能を加えたことで、溶接ロボットなどFA分野での拡大を見込む。待機時は消費電力を低減で

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  • 「お茶塩ポテチ」刷新 静岡県産緑茶+駿河湾の塩 全国展開目指す 浜松・さがみ園

     茶卸・小売業のさがみ園(浜松市南区)は11月、静岡県産緑茶の粉末と駿河湾の海洋深層水から作った塩で味付けしたポテトチップスを発売する。県内限定販売の「お茶塩ポテトチップス」を刷新し、全国展開を目指す。  お茶塩ポテチは主に土産品として年間約5万袋を売り上げていたが、コロナ禍で需要が減少している。県外の小売店でも扱ってもらえるようにリニューアルを決めた。  粉末茶と塩が絡みやすいよう菓子の表面をぎざぎざ型に変え、窒素を補充できる袋に変更して賞味期限を現状の4カ月から6カ月に延ばす。内容量は120グラムから食べきりサイズの60グラムに減らす。  同社は新商品などの専用サイト「Makuake」を通

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  • 「甘く ほくほく」 浜松・水窪じゃがた 冷凍コロッケに

     浜松市天竜区水窪町のNPO法人こいねみさくぼはこのほど、在来種のジャガイモ「水窪じゃがた」を使った冷凍コロッケを商品化した。同町のスーパー「山道商店」で販売している。  水窪じゃがたは小ぶりで味が凝縮されているのが特徴。商品には7月に地域住民が収穫したじゃがたを使った。同NPOのメンバーで山道商店の山道孝司代表によると、売れ行きは好調だという。「甘みがあり、ほくほくしておいしい」とPRする。  10個入りで税込み950円。

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  • 高精度の穴加工、多軸ヘッド機で 桜井製作所が新システム

     桜井製作所は18日、部品加工の複数工程を短時間で行う多軸ヘッド機の新システムを開発したと発表した。別の加工機が必要だった高精度の穴加工(仕上げ加工)を、1台の多軸ヘッド機でできるようにした。  素材を削った後、0・5秒で刃を収納する機能などを搭載。加工した部品を引き戻す際に刃が当たってできる「戻り傷」を防ぎ、安定した仕上げ加工が可能になった。  多軸ヘッド機の導入が進む自動車や二輪車など、輸送用機器部品の製造現場を中心とした利用を見込む。

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  • 戸田タチバナの香り癒やしに 沼津の狩野さんミスト開発

     沼津市でサロンを営む狩野順子さん(51)が、同市戸田の特産品のタチバナを材料にしたアロマミストを開発した。地域特産の生産者を支援するとともに、コロナ禍の中で気持ちのリフレッシュにつなげてほしいと手掛けた。狩野さんは「多くの人が癒やされるようタチバナの香りを届けていきたい」と語る。  狩野さんはアロマとフィットネスで更年期の不調改善を目指すサロン「カリーシアネオ」のオーナー。同市戸田がミカンの原種とされるタチバナの国内北限の自生地で、タチバナが古事記や日本書紀に登場することを知って魅了された。古代から存在するロマン、さわやかな香りにひかれ以前からタチバナを扱った商品開発を夢見ていたという。  

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  • 「紙の缶飲料」発売 大井川茶園

     製茶会社の大井川茶園(焼津市)はこのほど、紙製飲料容器「カートカン」を使った緑茶飲料「茶禅華」を発売した。  脱プラスチックの観点から、早稲田大未来イノベーション研究所との共同研究でリサイクル可能な容器を開発した。  195グラム30本入りで3888円。ネット通販などで販売する。

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  • コーヒー用フレーバー素材開発 食感や香り楽しんで 牧之原市のドリーム・フーズ

     乾燥食品原料の検査や異物除去を請け負うドリーム・フーズ(牧之原市、佐藤慎亮社長)はこのほど、ドライフルーツやナッツ類を使ったコーヒー用のトッピング素材を開発、販売を始めた。  食感や香りを楽しむフレーバー素材で、ナッツやカカオ豆をローストしたカカオニブなどを約16立方センチのキューブ状に圧縮した。「ガデズ(女神)」のブランド名で、インターネット販売する。食品原料の選別技術を生かした同社初の消費者向け商品で、女性をターゲットに販路拡大を図る。  事業開発部長の神野香澄さん(35)が営業担当だった4年ほど前にオリジナル商品作りを提案した。4月に女性社員4人で販促チームを発足し、SNSでの情報発信

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  • 安定長期の火山ガス分析へ量子カスケードレーザー 世界最小、従来品の約150分の1 浜松ホトニクスが開発

     浜松ホトニクスは17日、従来品の約150分の1となる世界最小サイズの量子カスケードレーザー(QCL)を開発したと発表した。産業技術総合研究所(産総研)が開発中の駆動システムと組み合わせた光源として火山ガス中の濃度分析装置に搭載し、長期間の安定的なモニタリングにつなげる。  火山の観測は、二酸化硫黄や硫化水素などの濃度を数カ月前から分析し続け、噴火の予測などに結び付ける。寿命が長い光源や光検出器による全光学式の装置は安定しているため、産総研とともに新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトを通じて、小型で高感度の技術開発を進めた。  中赤外光を波長7~8マイクロメートルの範囲

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  • スズキの軽トラック「キャリイ」にぬかるみ脱出機能

     スズキは軽トラック「キャリイ」シリーズの一部仕様を変更し、18日に発売すると発表した。発売60周年記念車も併せて発売する。磐田工場(磐田市)で生産する。  タイヤがぬかるみにはまった時に自動制御で車輪の駆動力を高める「ぬかるみ脱出アシスト」機能を追加した。積載時の車体の沈み込みを防ぐため、一部機種に後部サスペンションを支える強化スプリングを付けた。  特別仕様車の60周年記念車は、キャリイ初の4速AT(オートマチックトランスミッション)を採用した。  キャリイは1961年10月に発売。個人商店や農業の現場などで使われ、国内累計販売台数は468万台。

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  • シャキシャキ食感♡こだわり「タケノコ王カレー」開発 風岡さん「苦手な人にも感動届けられる」

     テレビのバラエティー番組に出演し、“タケノコ王”として親しまれている風岡直宏さん(47)=富士宮市長貫=がこのほど、真富士屋食品(静岡市)と共同で静岡県産タケノコを使ったレトルトカレー「タケノコ王カレー」を開発した。県産タケノコの普及促進や農家の所得向上を目指す。  レトルトカレーはキーマ風。豚ひき肉のうまみに加え、大きく刻んだタケノコの存在感が目を引く。通常は商品性が低いというタケノコの根元に着目し、レトルトにすることでほどよい堅さを維持しタケノコの食感が楽しめる商品に仕上げた。  パッケージは風岡さんのイメージカラーのピンクを全面に、自身も登場するインパクトあるデ

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  • 作曲家林哲司が作品集 ヒットメーカー、歩み回顧

     シティポップの名曲がブームを起こしている作曲家林哲司(富士市出身)が、作品集「林哲司melody collection」をリリースした。年代やレコード会社の枠を超え、ヒットメーカーの歩みを改めて世に送る。  年代の副題を付けた2枚組アルバムの3タイトル。竹内まりや「September」、杏里「悲しみがとまらない」、杉山清貴&オメガトライブ「ふたりの夏物語 NEVER ENDING SUMMER」など、ベスト盤と呼ぶべき楽曲を全部で100曲ほど選んだ。  約40年前に林が作曲した松原みきの「真夜中のドア stay with me」が、世界規模の「シティポップ・リバイバル」をけん引している。作品

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  • 墓石にQR 写真や人生史…故人の思い出を共有 藤枝の石材店提案

     藤枝市の佐野石材が、インターネットサイトに誘導するQRコードを墓石に貼り付け、故人の情報を親族間で共有できるようにする取り組みを始めた。核家族化や個人主義が進んで墓じまいや永代供養が増える中、佐野雅基社長(48)は「亡くなった家族の記憶を残し、伝承するお墓の価値を再定義できれば」と話す。  米国発祥で、「ネット上のお墓」とも呼ばれる「追悼ドットコム」のサイトを活用する。故人の写真や人生史のほか、家系図、家族のエピソード、メッセージなどをサイト上に格納し、親族や友人らが閲覧できるようにする仕組み。管理者と招待者だけが利用できるようにする閲覧制限機能もある。  同社によると、主な活用方法として、

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  • 石垣いちご、爽やかビールに 静岡の飲食店と農家が開発

     静岡市久能特産の「石垣いちご」をPRしようと、静岡市内の飲食店主と農家がこのほど、クラフトビール「久能石垣いちご麦酒」を開発した。駿河区久能産イチゴの酸味や爽やかな後味が特徴で、県内の酒屋などで販売する。  駿河湾沿岸の久能地区は海からの放射熱を生かしたイチゴ栽培が盛ん。例年、イチゴ狩りシーズンには県内外から観光客が訪れるが、昨年以降新型コロナウイルスの影響でイチゴ狩り客は減少している。  こうした状況を受け、地域を盛り上げようと、久能出身の飲食店「呑処鞠舞(のみどころまりぶ)」店主の提橋京平さん(32)=葵区=がイチゴ農家「原文農園」と協力し、ビールづくりを企画。柿田川ブリューイング(沼

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  • 温泉スプレー 犬にも癒やし♡ 焼津の旅館が商品化

     焼津市の温泉旅館「蓬莱(ほうらい)荘」が新規事業部門として設立した会社「ピオニエス」(望月美佐社長)がこのほど、敷地内の温泉水を活用した犬用のスプレーを開発した。犬の足元や体にシュッと一吹きすることで、温泉気分のリラックス効果をもたらすとともに、健康維持にもつながる。  同旅館には宿泊客から「ペットの犬と一緒に温泉に入りたい」という要望があった。温泉の入浴以外の利活用を模索していた望月社長は、麻布大(神奈川県)と共同で、温泉水と犬の健康維持との関連性について研究を実施。「蓬莱荘の温泉水が犬の健康に役立つ」という結論が得られたことから、商品化に踏み切った。  150ミリリットルのボトル1本で3

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  • まろやかでクリア 限定「秋の月見酒」 花の舞酒造

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は、季節限定の「秋の月見酒」を発売した。春先に搾った日本酒を夏まで貯蔵した後、生づめする江戸時代から続く伝統製法「ひやおろし」で仕込んだ。  昨年まで「ひやおろし」の商品名で販売していたが、製造方法を改良してラベルも刷新した。温度のむらが少ないこれまでより大きな冷蔵タンクで保管。タンクの温度を5度前後上げ、江戸時代の製造条件に近づけた。酵母の働きが活発になり、まろやかですんだ味わいに仕上げた。  特別純米原酒、純米原酒、純米吟醸原酒の3種類。720ミリリットルの本体価格は1100~1630円。

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  • トリイソース味 ウズラの卵発売

     鳥居食品(浜松市中区)は20日、カネセイ食品(藤枝市)と共同開発したソース味のウズラの卵を発売する。木おけで熟成させた鳥居食品の「トリイソース」を使い、食べやすい優しい味に仕上げた。  国産のウズラの卵をゆでた後、ウスターソースで煮込んで味付けした。通常のソースにデンプンを加え、煮込み専用に改良。しょうゆ味のウズラの卵などを製造販売するカネセイ食品が最適な時間で加工調理し、卵の柔らかさを保ったままソースの豊かな香りと味をしみ込ませた。  1袋10個入りで税込み500円。14、15日に遠鉄ストアで先行販売する。

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  • “ピザ風味”のビールいかが 三島産トマトとバジル使用

     三島市で栽培が盛んなトマトを活用したクラフトビール「三島トマトピザエール」が完成し、地元の酒屋などで14日から販売が始まる。バジルなどで“ピザ風味”に仕上げた新感覚の味わいで、コロナ禍での自宅飲みにもぴったりな缶飲料として売り出す。  製造元は沼津市にビール工場を持つリパブリュー合同会社。三島で生産されるトマトをペースト状にして使い、大麦やスモークなど4種類のモルトで酸味やくん製香を加えた。バジルを使うことでピザに近い味わいとなり、畑翔麻オーナーは「マルゲリータを想像するようなクラフトビール。特にチーズと相性が良い」と話す。  三島市が進める飲食店と農家のコラボ企画「

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  • BOSSブランド ギターバッグ発売 ローランド

     ローランドはこのほど、使い勝手やデザイン性、耐久性などを兼ね備えた「BOSS(ボス)」ブランドのエレキギター用バッグ2種類を発売した。  軽量ながら高い基本性能を備えた「CB-EG10」と、多層構造の外装で防水性を強化し、厚みのある内部パッドで保護性能を高めた「CB-EG20」。  想定価格はEG10が9350円前後、EG20が1万6500円前後。初年度の国内外の販売予定は各6千台。

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  • 塔婆、再生可能な紙製に 「紙のまち」富士、業者連携

     先祖の供養も環境に優しく―。岳南地域の墓参りの風習である「塔婆」をリサイクルしようと、富士市の業者が連携して今夏から紙製の塔婆の普及に乗り出した。植物由来の新素材「セルロース・ナノファイバー(CNF)」を活用して堅さを実現した板紙で作った紙製塔婆で、資源の有効活用や「紙のまち」のPRにつなげる。  紙製の塔婆は、墓石販売業「熊力石材」(同市大野)が「紙製エコ塔婆」として7月に販売を始めた。使用後は同社が無料回収し別の紙製品に生まれ変わる。  岳南地域ではコンビニ店でも販売される木製の塔婆は再利用できず、墓石改装も手掛ける同社は処分に困る寺院の依頼で使用済みのミニ塔婆を回収後、廃棄してきた。小

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  • パンとスープの朝食3種 杏林堂薬局と味の素が共同開発

     杏林堂薬局(浜松市中区)と味の素はこのほど、パンとスープの朝食メニュー3種類を共同開発した。簡単に調理でき、タンパク質やビタミンを効果的に摂取できる。  両社の管理栄養士が「野菜のミネストローネ」「キノコのポタージュ」「サラダチキンとブロッコリーのスープ」の各スープを考えた。味の素のスープの素「クノールカップスープ」に湯を注ぎ、野菜やハム、調味料を加えると、5~10分で調理できる。杏林堂の「くるみパン」「ベーコンエッグマフィン」などと一緒に食べることを推奨している。  パン工房を併設する杏林堂の県内10店で9月15日まで専用の売り場を設け、レシピを配布する。同社管理栄養士の橋本梓さん(29)

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  • 扇形テーブル活用提案 家具製造販売マルミヤ、コロナ禍在宅勤務に

     オーダー家具製造販売のマルミヤ(静岡市駿河区)は、新型コロナウイルス禍で増加した在宅勤務者に向け、扇形のテーブルの活用を提案している。自宅のリビングや寝室の一角を、集中して仕事に向き合える空間として有効活用するアイテムと位置付けている。  サイズは幅と奥行き各95センチ、高さ70センチ。購入者の要望で調整可能。脚の位置も工夫し、特徴的な形の天板のどこに力がかかっても転倒しにくいよう組まれている。置き場所の環境に応じ、色の変更やコンセント設置といった注文にも対応する。  店舗兼ショールームでは、新型コロナウイルス禍に配慮し、予約制で消費者の相談に対応中。太田浩史社長は「一般的なデスクよりも多く

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  • 地元レモンと蜂蜜のソフトクリーム 30日まで限定販売 浜松・中区の長坂養蜂場

     浜松市中区神明町の「長坂養蜂場はちみつスイーツアトリエ」は30日まで、市内産のレモン果汁と蜂蜜を使ったソフトクリームを販売している。レモンを菓子の材料に加工する過程で不要になる果汁を活用した。  同市内ではJAとぴあ浜松や障害者施設、製菓材料卸売会社などが連携し、規格外で出荷できないレモンを製菓材料に加工している。加工時に出る果汁の使い道に困っていたため、相談を受けた長坂養蜂場が新しいソフトクリームを開発した。  100回以上の試作を重ね、さわやかなレモンの酸味とハチミツの甘みがともに強調される味わいに仕上げた。濃厚なソフトクリームの中にレモン果汁とハチミツをふんだんに入れ、レモンの蜂蜜漬け

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  • キャベツたっぷり♡ギョーザの新商品 杏林堂薬局が発売 浜松

     杏林堂薬局(浜松市中区)は10日、冷凍食品「本当においしいキャベツたっぷり野菜餃子(ギョーザ)」を発売した。県内67店舗で販売する。  2007年に発売した「本当においしい餃子シリーズ」の新商品。皮を薄くし、国産キャベツと青森県産ニンニクの使用量を大幅に増やした。キャベツのしゃきしゃきとした食感と甘み、ニンニクの風味を存分に楽しめる。  30個入り、税込み価格は1080円。

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  • 奥行き230センチサイズ ベーゼンドルファー、高級ピアノ発売

     ヤマハミュージックジャパン(東京)はこのほど、子会社べーゼンドルファー(オーストリア)のグランドピアノ新製品「Model 230VC」を国内発売した。  190年以上の伝統があるグランドピアノを現代向けに設計し直した「VC」ラインでは5機種目で、「280VC」に次ぐ高級モデル。奥行き230センチと自宅内にも設置しやすいサイズながら、フルコンサート用さながらの音の迫力と重厚感、色彩感あふれる音色を兼ね備えた。  受注後、同国の職人が手作業で仕上げる。価格は2200万円。

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  • 「最上級」ほうじ茶販売へ 富士の道の駅2カ所 14日から 農家こだわり「凜茶」

     富士市の茶農家が作った最上級ほうじ茶「凜茶(りんちゃ)」の販売が14日に始まる。富士川まちづくり会社は販売に合わせて市内2カ所の道の駅で開く「富士のほうじ茶フェア」(7~22日)でほうじ茶を使った茶漬けや丼などの「ほうじ茶グルメ」を提供する。  同市は昨年度からほうじ茶のブランド化に取り組み、6月に「ほうじ茶の香りのするまち」を目指す「富士市ほうじ茶宣言」をした。凜茶は若手農家4軒が手間暇をかけた最上級のほうじ茶。市内産の一番茶を使用し、茎と葉を選別。農家自ら焙煎(ばいせん)して浅いりと深いりをブレンドした。  14日から販売するティーバッグ(計20グラム、税込み864円)は水出し専用で富

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  • お茶香るうどん♪ 伊豆の国・蔵屋鳴沢が販売 地元製麺所とコラボ

     茶の製造販売などを手掛ける蔵屋鳴沢(伊豆の国市)が地元の製麺所ムロフシ(長泉町)とコラボして、自園栽培の茶をふんだんに使ったうどんを発売した。  コロナ禍で飲食業が厳しい状況にある中、自社製品の特徴を見直していた蔵屋鳴沢と、特注麺の製造に力を注ぐムロフシの思いが合致して開発した。抹茶とほうじ茶の2種類で国産小麦を使用。抹茶は鮮やかな色味の「おくひかり」を使い、ほうじ茶は伝統的な砂いり製法で香りを引き出した。  蔵屋鳴沢が運営するレストラン「ほむら」(同市中)で提供するほか、テークアウトやネット販売も行っている。蔵屋鳴沢の稲村浩宣社長は「茶の良さを知ってもらう商品になれば」と期待し、ムロフシの

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  • PCR検査 安全、正確に 静岡の産業用機械メーカー、前処理の自動化設備を開発

     産業用機械メーカーのアステクノス(静岡市駿河区)は、新型コロナウイルス関連で用いられるPCR検査の検体前処理工程を自動化する設備のコンセプトモデルを開発した。自動車産業などの専用機製造で培った自動化技術を応用した設備で、理化学分野へ投入して事業領域拡大を目指す。  採取した検体を検査用容器に移し替える前処理工程は、多くの国内検査機関で臨床検査技師が手作業で担っているという。同社は長引くコロナ禍で技師の負担が増すばかりの現状に着目。PCR検査で最も感染リスクが高いとされる工程を自動化し、新型コロナの感染再拡大で増大する作業も安全かつ正確に処理できるオリジナル設備を開発した。  新設備は生物学的

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  • 名曲思わせる香水「音楽の香り」 浜松の楽器店が商品化

     浜松市中区のアオイ楽器店(川上嘉将社長)はこのほど、バッハ、ベートーベン、ショパンの名曲の特徴をイメージした香水「音楽の香り」を開発し、発売した。  コロナ禍で音楽教室が休講になった昨年、川上社長は「前半、中盤、後半と変化する楽曲と同様、香りも時間で変わる。音楽のまちの楽器店として特性を具体化できないか」と思い立った。「G線上のアリア」「エリーゼのために」「幻想即興曲」を選び、都内の香水制作会社などの協力で商品化に結び付けた。  外箱は楽譜をイメージし、バーコードをグランドピアノの形にするなど細部にこだわった。想定価格は5280円で、各300個を用意。卸業者の協力を得て全国の楽器店での販売を

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  • 自販機横 「捨てにくい」リサイクルボックスを開発 異物混入減へ浜松など全国3カ所で実証実験

     清涼飲料水製造企業などでつくる全国清涼飲料連合会は2日、リサイクルボックスの異物混入を減らすための実証実験を浜松市など全国3カ所で23日から実施すると発表した。一般ごみを投入しにくいボックスを設置し、効果を検証する。  自動販売機の脇などに設置されるリサイクルボックスは瓶や缶、ペットボトルの回収が目的だが、弁当の空き容器やたばこの吸い殻などの異物が約3割紛れ込み、資源循環の妨げになっている。実証実験するリサイクルボックスは、投入口を下向きに設計し、ボトルがぎりぎり入る口径でごみを捨てにくくした。  浜松市は23日から9月19日まで市内40カ所で実施する。前半2週間は現状調査を行い、後半2週間

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  • 精子の高精度観察に成功 不妊治療への活用期待 浜松医科大研究チーム

     浜松医科大の生殖周産期医学講座の宗修平特任助教と、浜松医科大発のベンチャー企業「NanoSuit(ナノスーツ)」の共同研究チームが、生きた状態の精子を電子顕微鏡で観察することに成功した。精子表面の構造を細かく知ることができるようになり、不妊治療への活用が期待される。研究は6月、アンドロロジー(男性学、雄性学)学会賞を受賞した。  電子顕微鏡による観察は試料が真空状態に置かれるため、乾燥などの前処理段階で試料がダメージを受ける。宗特任助教は、同大などが開発した電子顕微鏡で生きたまま細胞を観察する「ナノスーツ技術」を応用した。  ナノスーツ法では、精子に電子線を当て、水分が出ないように保たれる膜

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  • モーツァルト聴かせ栽培 「踊ら米か」♪ キャッチコピー募集 浜松の農業法人

     浜松市西区の「じゅんちゃんファーム」は今秋、音楽を聴かせて生育を促した音響栽培米「踊ら米か」を発売する。発売を前に15日まで、同社のホームページや公式インスタグラムで商品のキャッチコピーを募集している。  育苗施設や水田に高周波音の多いモーツァルトの曲を流し、音波振動で光合成を活発化させたという。マーケティングを専攻する静岡県立大(静岡市駿河区)の学生チームと一緒に販売戦略を考え、消費者の関心を高めるためにキャッチコピーの公募を決めた。入賞者21人に「踊ら米か」などをプレゼントする。  宮本純社長は「国内の消費量が減少傾向にある中、コロナ禍で飲食店需要が低迷するなど米を取り巻く環境は厳しいが

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  • クラウンメロンでとろりんプリン♡ 浜松の洋菓子店、3種類発売

     浜松市中区のドリアン洋菓子店はこのほど、クラウンメロンを100%使用したプリン「なまとろりん」を発売した。  メロンピューレの入ったプリンの底にメロンソースを入れた。なめらかな口当たりで、県西部特産の最高級マスクメロンのさわやかな香りと甘さを楽しめる。約90グラムで税込み価格は367円。  地元のフルーツを使ったプリンのなまとろりんは、三ケ日みかんと紅ほっぺに続く第3弾。密封した状態で低温加工するため、保存料を使わずに賞味期間が約1カ月と長いのが特徴。

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  • CNFをケーキやジャムに 植物由来の新素材 富士、富士宮の和洋菓子店が活用

     植物由来の新素材「セルロース・ナノファイバー(CNF)」の活用が食品分野で加速している。植物からできた食品添加物としての安全性や、保水性、材料を混ぜた時の分散安定性などの機能が評価されている。商品に使用を始めた富士、富士宮市の和洋菓子店がこのほど、市役所で活用事例を報告した。  富士宮市の洋菓子店「フルーリス」はホイップクリーム全般にCNFを活用する。加藤正人代表によると、健康志向を背景に使用頻度が高まる低脂肪生クリームは形の維持が難しいが、CNFの使用で泡立てやすく形も保持できた。チーズケーキは気泡が維持され、焼き上がりが良く、しっとりした食感も増した。加藤代表は「洋菓子に大事な乳化が安

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  • 果汁たっぷり♪ クラウンメロンのサワー発売

     袋井市の静岡県温室農業協同組合クラウンメロン支所とJA全農は、同市や近隣で生産しているクラウンメロンを使った「静岡県産クラウンメロンサワー」を開発した。28日から東海4県(静岡、愛知、三重、岐阜)のセブン-イレブンで販売する。  従来は破棄する規格外のメロンを使用。果汁6%と、高果汁のサワーを実現した。果汁率にこだわることで、クラウンメロンの豊潤な甘みと香りを引き出した。若い女性向けにアルコール度数は3%に抑えた。  コロナ禍で贈答品としての売り上げが低迷する中、生産者の所得向上を目指して開発した。セブン-イレブン約2100店舗に加え、系列スーパーでも販売予定。税抜き198円。中條文義支所長

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  • 祝卒乳「完!PAI」ビール 富士宮のNPOと醸造所コラボ開発

     富士宮市のNPO法人母力向上委員会が、クラフトビール醸造所・フジヤマハンターズビールとコラボし、卒乳を祝うビール「完!PAI」を開発した。同醸造所の直営店舗(宮町、大鹿窪)などで販売している。  コンセプトは「授乳を終えたママが初めて飲むビール」。やさしい苦みと、甘い後味が特徴のペールエール。黒を基調としたシックなラベルのデザインを採用した。同法人の担当者は「授乳期間はすごく大変。お疲れさまの一言とともにパパからのプレゼントとして使ってもらえたらうれしい。卒乳の節目を家族で祝うきっかけになれば」と願いを込めた。  ビールは1缶720円(税込み)。6月5日から販売がスタートし、2週間ほどで初回

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  • 黒はんぺんをアレンジ「黒はんメンチ」 学生試行錯誤3年、静岡県内の天神屋で販売

     静岡市清水区の東海大静岡キャンパスの学生が22日、静岡県内3企業の協力で開発した「黒はんメンチ」の販売を開始した。特産の黒はんぺんを材料に、より多くの人に食べてもらえるようメンチカツにアレンジした一品。約3年にわたる試行錯誤を経て商品化した。  学生たちは同大の教育活動「商品開発プロジェクト」の一環として、魚離れが進む食生活に一石を投じようと考案した。練り製品製造の丸又(焼津市)や水産加工品販売のショクザイ(静岡市駿河区)とともに商品を研究し、弁当・総菜販売の天神屋(同区)の協力で県内全27店での販売を実現した。  材料のすり身の魚臭さを取り除くためにショウガやナツメグを加え、鶏ひき肉やおか

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  • スズキ EV、脱炭素化で連携 トヨタ、ダイハツなど5社で軽商用車研究

     スズキとダイハツ工業は21日、トヨタ自動車といすゞ自動車、日野自動車が連携する商用車研究事業に参加し、商用車を軸にした軽自動車のEV(電気自動車)化、物流業界全体の効率化と脱炭素化に取り組むと発表した。国内軽メーカー上位2社が連携を強化し、次世代技術の活用で温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に注力する。  両社はトヨタなど3社が4月に事業を始めた新会社「コマーシャルジャパンパートナーシップテクノロジーズ」(東京都)に10%ずつ出資する。これまで大型トラック中心だった脱炭素化の枠組みを軽トラックなど軽商用車に一気に広げ、コネクテッドカー(つながる車)など次世代技術によ

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  • 学校のお便り、行事 ネットで保護者に連絡 富士宮のIT企業開発 教員負担軽減

     富士宮市野中のIT企業「EGエンジニアリング」(芝切祐貴代表)がネット上で学校と保護者、児童生徒の3者間での情報共有に特化した教育用ICTツール「スクジュール」を開発した。芝切代表自身も教師だった視点を生かして学校現場の負担軽減を目的に設計。2021年度から地元の井之頭小などで導入が始まった。  同ツールは3者をネット上でつなぎ、円滑な情報共有ができるシステム。これまで紙で配ってきた学校からのお便りや行事予定をネット上で一元管理し、保護者らに直接届けられるほか、児童生徒の学習記録の共有や保護者からの欠席遅刻早退の連絡をスマホやパソコンから可能にした。  新たに導入した井之頭小で1年生クラスを

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  • 果汁たっぷり ユズビール♡ 川根本町の特産物活用 KAWANEホールディングス

     しずおか食セレクションに認定されている「川根本町ゆず」をPRしようと、KAWANEホールディングス(同町)が県内のクラフトビール製造会社と連携し、ユズビールを開発した。22日から町内の飲食店や宿泊施設で提供する。  KAWANE―が指定管理者として運営する「ウッドハウスおろくぼ」で宿泊者に町の特産物をいかした品を提供できないかとビールの開発に着手。牧之原市の「池田屋麦酒」との共同開発で製品が完成した。  ビールにはユズの果皮、果汁をふんだんに使用した。KAWANE―の浜谷友子取締役は「栓を開けたときに広がるユズのさわやかな香りが特徴」と話す。450本限定。  ウッドハウスおろくぼのほか、フォ

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  • クレープ作る小型ロボット話題 1分で焼き上げ、飲食店に試験導入 浜松のベンチャー企業開発

     浜松市中区のベンチャー企業「モリロボ」はクレープの生地を非接触で自動的に焼き上げ、飲食店の人材不足解消にもつなげるロボットの小型化に成功した。静岡大浜松キャンパスの現役大学生が導入開拓に貢献し、同区のレストランで今月中旬に実証実験が始まった。約4年間にわたって改良と需要調査を重ねた森啓史社長(43)は「子供も大人もわくわくできる浜松産ロボット。導入加速で業界を盛り上げたい」と話す。  クレープロボット「Q」は、クレープ店でのアルバイト経験がある森社長がスズキ勤務時の元同僚らの協力を得て、2017年2月に生み出した。生地の材料を入れたボトルを設置し、約1分で焼き上がる。人手不足解消と人件費節減

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  • タブレット活用、セルフレジアプリ ゼロレジ(静岡市)が提供

     システム開発のゼロレジ(静岡市駿河区、小林祐太社長)はこのほど、飲食・小売店向けにタブレット端末を活用したセルフレジシステム「0レジ」の提供を始めた。  顧客が端末に表示された商品メニューとともに、クレジットカードやスマートフォン決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」などの支払い方法を選び、決済を行う。現金払いも可能。  店側がアプリをダウンロードして利用する。月額は税込みで8800円。タブレット端末を使うため初期投資を抑えることができるという。  小林社長は「コロナで経営が厳しい飲食店を応援できれば」と話している。問い合わせは同社<電050(3390)1269>へ。

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  • 茶況(7月19日) 手土産に特化した新商品発売 藤栄製茶

     藤栄製茶はこのほど、あいさつの手土産としての利用に特化した新商品「お茶です どうぞよろしく」を発売した。  感染症の流行により試飲してから購入することができないため、パッケージのみで選んでもらえるような商品づくりを意識したという。時田至社長は「営業先や引っ越しのあいさつなどで活用してもらえたら」と話す。  リーフとティーバッグの2種類で、ともに県内産の茶葉を使用した。リーフは80グラム入り540円、ティーバッグは3グラム15包入り432円(ともに税込み)。水出しでも香りと甘みがしっかり出るように浅蒸しと深蒸しをブレンドした。  同社のほか、玉露の里や新東名高速道上り藤枝パーキングエリア売店、

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  • 石川県産食材で山むすびに新味 春華堂などが発売

     菓子メーカーの春華堂(浜松市中区)と飲食・衣料販売のサザビーリーグ(東京)は19日、五穀せんべいをスープに入れて食べる「山むすび だしゆのこ加賀棒茶香る白エビスープ」を発売した。  サザビーリーグが運営するアフタヌーン・ティー・リビングの石川県出店を記念し、加賀棒茶や発酵素材のいしるなど同県産の食材で「山むすび だしゆのこ」シリーズの新味を開発した。ふくよかな香りとすっきりとした味わいを楽しめる。税込み465円。  静岡県では静岡伊勢丹(静岡市葵区)と遠鉄百貨店(浜松市中区)で取り扱う。

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  • 臥龍梅の生酒にアワビ…「鮑の日本酒浸し」 三和酒造とかいや共同開発、静岡空港などで販売

     山梨名物の煮貝を手掛ける甲府市の水産加工業「かいや」と静岡市清水区の三和酒造が、新商品「かいや・鮑(アワビ)の日本酒浸し」を共同開発した。静岡空港の観光PR施設「空のしおり」に両社が出展したことがコラボのきっかけ。16日、静岡空港ターミナルビルのコンビニなどで販売を開始した。三和酒造が製造する臥龍梅の生酒にアワビを浸した。生酒を使用することで、より豊かな香りを実現した。ホタテのエキスも加え、貝のうまみを際立たせた。薄くスライスして食べるのがおすすめという。  静岡、山梨の観光情報を発信する両県の協働施設「空のしおり」が空港にオープンした4月以降、商品化を進めてきた。かいやの中村敏社長は「酒の

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  • バナナワニ園×反射炉ビヤ 第2弾はパパイア バナナも再発売

     伊豆の国市のクラフトビール醸造所「反射炉ビヤ」と、東伊豆町の動植物園「熱川バナナワニ園」は19日から、同園で収穫した完熟パパイアを使ったビール「伊豆パパイヤHAZY(ヘイジー)」を同園などで販売する。3月に同園のバナナを使って販売した「伊豆バナナワニIPA」に続く、同園のフルーツビール第2弾で、完売していた同商品も同日から数量限定で再発売する。  両社は「コロナ禍で疲弊する伊豆から明るい話題を発信したい」と、3月に販売したバナナビールが好評だったため、同園で栽培する別の果実での醸造を検討した。その中で、夏らしい爽やかな味わいが期待できるパパイアを選んだ。パパイアのビールは全国的にも珍しいとい

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  • 入院患者の移動に自動運転車椅子 浜松で実証実験

     入院患者が自動運転の車椅子で病院内を移動する実証実験に取り組んでいる浜松市リハビリテーション病院(同市中区)は16日、実験を報道公開した。  ベンチャー企業WHILL(ウィル、東京都)が開発した電動車椅子2台を使い、患者が院内のリハビリ室と病棟の間の廊下約50メートルを、健常者が歩く速度より遅い時速2キロで移動した。体の片側にまひの症状がある80代の男性患者は「乗っているだけで目的地に着く。楽でいいね」と話した。  実験は8日に始まり、21日まで。40人程度に試乗してもらい、安全性や正確性を点検するほか、介助に必要な作業時間の削減などの効果も確認する。市は実験結果を精査し、導入の可否を判断す

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  • 静岡新聞で包装 「読む焼き芋」発売 高速道路SAなど6カ所 「地域の歴史知って」

     静鉄リテイリング(静岡市葵区)は16日から、静岡新聞の紙面を包装紙に印刷したパッケージの「冷やし焼き芋」を、運営する県中部の高速道路のサービスエリア(SA)や観光地の売店など6カ所で発売する。価格は250円(税込み)。  焼き芋から連想されるイメージの新聞を活用して、地域について知ってもらおうと企画した。しずおかマルシェ富士山静岡空港店で扱っているパッケージには「静岡空港 開港」(2009年6月4日)の記事が、玉露の里(藤枝市)は「玉露の里 3大産地岡部に殿堂落成」(1991年10月5日)のニュースなど販売場所にまつわる過去の掲載記事がデザインされている。  同社の担当者は「パッケージの新聞

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  • 俳優要潤さんがアンバサダー 浜松の自動車フィルターメーカー 高性能マスク販売

     浜松市天竜区の自動車・二輪車用フィルターメーカー「ROKI」(島田貴也社長)は15日、新規参入したマスク事業の第1弾となる高性能フィルター不織布マスク「纏(まとい)」を発表した。専用サイトで同日から販売し、全国の薬局などで9月から店頭販売を始める予定。  新製品は、医療用サージカルマスクの最高性能であるレベル3を満たし、独自形状のデザインでフィット感も高めた。1958年の創業以来のフィルター製造技術を凝縮した。浜松市浜北区に新設した工場で生産する。  都内で行われた発表会で、新事業本部の池田正寿本部長は「(新型コロナウイルスの影響で)医療現場は苦労している。社会貢献を目指したい」とマスク製造

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  • 富士山湧水で育てた 水かけつぼみ菜漬け かつまたファーム(御殿場市)【静岡ものづくり最前線】

     富士山の湧水に育まれた北駿名産の水かけ菜。その、つぼみの部分を漬物にした。「農家の秘密のご馳走(ちそう)」とされた逸品。味が濃く、独特のほろ苦さとからみ、香りが楽しめる。  水かけ菜収穫のピークが過ぎた早春、つぼみの先端から15センチ程度を摘み取る。ミネラル豊富なヒマラヤの塩で手もみし、たるにつけ込む。添加物は一切使わない。  農家に受け継がれていたが、収穫時期が田植えの準備と重なるため量産が難しく、市場に出回ることはほとんどなかった。勝亦健太社長(45)は「水かけ菜に比べて繊維が緻密。食感も良い」と話す。冷凍可能で一年中出荷できる。  勝亦社長は10年前に就農し、主にトマトを生産する。当時

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  • 静岡のマーマレード 金賞獲得 青木農園 樹齢100年超の夏ミカンから製造

     静岡市清水区のかんきつ農家「青木農園」が樹齢100年以上の夏ミカンから製造したマーマレードが、5月に愛媛県で開かれた「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」のプロの部で金賞を獲得した。商品開発担当の青木文優さん(32)は「お客さんに良い報告ができた」と喜ぶ。  プロの部には日本と台湾の事業者から344点が出品され、28点が金賞を受賞。同園のマーマレードは、素材の質や食感が高く評価されたという。  青木さんによると、かんきつ類の平均寿命は約40年というが、100年以上が経過した同園の6本の木は現在でも実をつける。「改良が進む前の、昔ながらの強い酸味が特徴でマーマレード向き

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  • ショウガジャムで温活を 日本平育ちのレモンも使用 ウーマン・ラボの有賀さん商品化

     女性の健康について情報発信する「ウーマン・ラボ」代表の有賀久美さん(39)=静岡市駿河区=は、冷え性対策の「温活」に関心を持ってもらおうと、「ジンジャー コンフィチュール(ジャム)」を商品化した。ショウガは体を温める代表的な食材。「日々の暮らしに取り入れ、自分の体を見つめ直すきっかけにしてもらえれば」と語る。  有賀さんは温活をテーマに、運動や食事などの講座を市内で展開している。新型コロナウイルス禍で活動を自粛していた際、温活を発信するツールを作りたいと商品化を思い立った。国産の古根ショウガと、同市清水区の太陽光パネルの下で育てられる「日本平ソーラーレモン」を使用した。  ショウガの辛みを和

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  • 究極お芋プリン限定発売 磐田・玉華堂、掛川・おいもや共同開発

     老舗菓子店の玉華堂(磐田市)と、干し芋や焼き芋販売のおいもや(掛川市)は10日、「プレミアムおいもプリン」を限定発売する。玉華堂の人気商品「極ぷりん」をベースに、高糖度で甘い安納芋を使ってなめらかなサツマイモプリンに仕立てた。  コロナ禍で外出制限が続く中、地域住民に楽しい「自宅時間」を過ごしてもらおうと、共同開発した。プリンの上には角切りイモを乗せ、別添えのカラメルを絡めると、焼き芋のような食味を楽しめる。80グラムで税込み価格は450円。8月1日までの毎週土、日曜日に浜松、磐田、掛川、袋井市の両社直営6店舗で販売する。

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  • 人気沸騰メロディオン 60周年で限定色発売 鈴木楽器製作所

     教育楽器などを手掛ける鈴木楽器製作所(浜松市中区)は鍵盤ハーモニカ「メロディオン」の誕生60周年を記念し、3色の限定モデルを発売した。鍵盤ハーモニカは愛用するプロミュージシャンが近年急増し、コロナ禍の巣ごもり需要も手伝って人気が沸騰中。発売から約1カ月が経過しても注文が殺到していて、同社は節目を機に看板製品のPRを一層強化する考えだ。  国内初の鍵盤ハーモニカといわれる「スーパー34」を生み出した1961年以来、改良や製品群の拡充を重ね、全国の児童と大人に親しまれてきた。  限定モデルは大人向け上位機種「PRO-37v3」をベースに、緑、黄、赤の3色をそろえた。同社のイメージカラーの緑と黄に

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  • 「うなぎいも」パイ8月発売 春華堂と日本航空が共同開発

     菓子メーカーの春華堂(浜松市中区)と日本航空中部地区(名古屋市)は8日、洋菓子「大地のパイ 紅はるか」を共同開発したと発表した。ウナギの骨や頭を肥料に使って栽培したサツマイモ「うなぎいも」をパイ生地に包んで焼き上げた。発売は8月1日。  サツマイモの品種は高糖度の「紅はるか」で、両社の社員らが浜名湖周辺の畑で育てた。焼き芋と干し芋に加工し、リンゴと白あんを加えてサツマイモの甘みを引き出した。価格は税込みで1個194円。  両社はコロナ禍で需要が落ち込む中、「前を向いて今できることを考えよう」と、2020年に連携プロジェクトを始めた。五穀せんべいをスープに入れて食べる「山むすび だしゆのこ」も

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  • 口の中に広がる甘味「ドライみかん」 JAみっかびが新商品

     浜松市北区のJAみっかびは2日、新たなオリジナル商品として三ケ日ミカンの主力品種「青島」のドライフルーツ「無添加ドライみかん」を特産物直売所と特産センターで発売した。  同JAが力を入れている持続可能な開発目標(SDGs)の一環として、産地のふぞろい品をカンボジアの提携工場で加工している。現地の雇用貢献や技術提供などによる経済サポートも行っている。  風味を残すため低温長時間で乾燥させていて、ミカンの甘味が口の中に広がる。原材料はミカンのみで無添加。一袋80グラム1080円(税込み)。公式ネットショップでの販売は近日中に開始する予定。  (細江支局・吉沢光隆)

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  • 熱海人気店「おさかな食堂」 御殿場アウトレットに姉妹店

     熱海市の熱海銀座商店街にある人気店「熱海銀座おさかな食堂」の姉妹店「熱海おさかな食堂」がこのほど、御殿場市の御殿場プレミアム・アウトレットにオープンした。熱海市外初出店。熱海近海の魚介類を中心に、旬の海の幸を使った丼や定食を提供する。  一押しメニューは同店限定の「赤富士てっぺん丼」。南まぐろの赤身とトロビンチョウマグロを、富士山をかたどるように盛り付け、イクラとウニをかけた。  5種類以上の旬の魚介を盛り付けた「海鮮てっぺん丼」や「網代サバ丼」など本店の人気メニューのほか、熱海を代表するスイーツ「熱海プリン」も取りそろえる。  白木を基調とした店内に60席を設けた。熱海市の飲食業「夢タカラ

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  • 特産コーン、2番果も活用 富士のベーカリーが新商品2種類

     富士市松岡のパン店「ベーカリー マルタ」が同市特産の高糖度トウモロコシ「富士山麓わくわくコーン」の通常は出荷されない2番果を有効活用したパン2種類を商品化した。7月末まで期間限定販売し、わくわくコーンの知名度向上や普及拡大に協力する。  新商品の塩パン「わくわくコーン」(税込240円)は生地にホワイトソースとそぎ切りした大ぶりのコーンを乗せ、甘しょうゆを塗ってあぶり、焼きトウモロコシのように香ばしく仕上げた。粒のコーンにタマネギ、ベーコン、チーズを入れた具だくさんの「ミニ食パン」(280円)とともに1日限定10個を販売する。  トウモロコシは見た目も良く最も甘い、株最上部の1番果を出荷する。

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  • 魚介だし香る 浜松生まれBBQソース 静岡県協会と企業コラボ

     浜松市北区都田町に本部を置く静岡県バーベキュー(BBQ)協会はコロナ禍の需要増を踏まえ、「浜松生まれの静岡BBQソース」を地元企業と共同で開発した。日本人の味覚に合う魚介だしを効かせたオリジナル和風ソースで、7月1日に発売する。  天然醸造の醤油(しょうゆ)作りを100年以上続ける明治屋醤油(浜北区)が製造し、食品卸事業のユイサポート(東区)がプロデュースを担った。  コロナ禍で少人数制の出張BBQを続ける鳥居克啓会長(36)が両社と約1年間試作を重ね、国産のカツオやイワシなどの粉末だしを加えた家族で楽しめる風味を完成させた。  税別800円(200ミリリットル)で、パッケージは国産の高級感

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  • 戸田塩使用「深海塩キャラメルソース」 パンやアイスに…オンライン販売 沼津のプリン専門店

     沼津市千本港町で「沼津深海プリン工房」を運営する北海物産(三島市)は、沼津市戸田産の塩を使った「深海塩キャラメルソース」の販売をオンラインで始めた。  同ソースは、地元産の材料を使用して沼津の新しい土産物につなげようと戸田塩を使用した。購入者からも同工房の人気商品「塩キャラメルプリン」のソースだけ販売してほしいとの要望が寄せられて商品化に至った。  同工房の山本美樹店長(45)は「パンに塗ったり、アイスクリームにかけたりと万能。戸田塩の奥深い味わいを楽しんでほしい」と話した。  1個90グラムでスイート、ビター、ワサビの3種類を1セットにして販売する。「ワサビ」は伊豆天城産のワサビを使用して

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  • 世界最高出力パルスレーザー開発 浜松ホトニクス、エネルギー2倍以上に増幅

     浜松ホトニクスは28日、半導体レーザー(LD)の世界最高出力の250ジェールを実現した産業用パルスレーザー装置を開発したと発表した。光エネルギーの蓄積能力の向上やビームの高品質化などで、従来装置と同程度のサイズを保ちながら、エネルギー増幅能力を2倍以上に高めた。  強固な金属材料などが必要な航空機や自動車製造のレーザー加工処理の効率化を図る。世界最大面積のセラミックス10枚を搭載し、光エネルギー蓄積能力を約2倍に向上させた。増幅器の設計を見直し、新開発の小型LDモジュール8台の照射角度や位置などを工夫して装置全体の光学設計も最適化した。  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と進め

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  • 静岡限定商品はさわやか柑橘系♡ スタバ日本上陸25周年記念「フラペチーノ」

     スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)は、日本上陸25周年を記念した商品「47 JIMOTO フラペチーノ」を発表した。47都道府県ごとに、それぞれ地域色を前面に出したオリジナルの商品を展開する。  静岡県内の店舗で限定販売するのは、「静岡みかん シトラスだらーけ フラペチーノ」。静岡県産三ケ日みかんのピューレをベースにした柑橘系の味わいが特徴で、トッピングにはホイップクリームと抹茶パウダーで富士山をイメージした。  同商品は、静岡県内店舗で働くスタッフからアイデアを募集、地元ならではの視点で地域を象徴する自然や特産品をイメージし、商品化した。  販売期間は6月30日から8月3日まで

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  • 酒かす使ったチーズケーキいかが 富士の洋菓子店が商品化 味は…「賛否両論」 

     富士市平垣の洋菓子店「polipoli(ポリポリ)」が富士宮市の酒蔵「牧野酒造」の日本酒「富士山」の酒かすを使ったスティックチーズケーキ(税込み250円)を商品化した。店主の加藤伸知さん(46)は「酒の味わいが濃く、賛否両論がある。好きな人にはたまらない味」と話す。6月中は店頭で限定販売。今後は同酒造などで販売する予定。  同店の看板商品は、風味の違うチーズを使ったスティック状のチーズケーキ6種。販路拡大を目指し、地産地消やSDGsを意識し、富士山麓らしい新商品を模索する中以前から加藤さんが飲んでいた縁で、牧野酒造の絞りきらず酒の味が濃い酒かすに目を付けた。  酒かすを限界量まで入れてつぶし

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  • 位置調節可能なボール式指圧器 浜松健器が開発

     浜松市西区の健康機器ベンチャー浜松健器は市内企業4社の協力を受け、指圧位置を調節できるボール式の指圧器を開発した。  長さ約30センチ、幅約8センチの金属と樹脂のケース上に、直径約6センチの発泡シリコンゴム製ボール二つを配した。床の上に置き、肩や腰などに当てて使う。レバーを押すと二つのボールが最大9センチまで離れる機構を考案し、体のさまざまな部位に当てられるよう工夫した。  部品加工で三青工業(同市北区)、ユーエス(同市西区)などが協力した。  25日発売で価格は税込み5500円。自動車部品メーカー出身で、自身も腰痛に苦しんだ経験を持つ松本明夫社長(60)は「メードイン浜松の製品。日常の体の

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  • ノンアルコール「甘酒」 すっきり優しい甘さ 花の舞酒造が発売

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は24日、「花の舞あまさけ」を発売した。米こうじのみを使い、優しい甘さとすっきりとした後味に仕上げた甘酒で、同社初のノンアルコール飲料として売り出す。  米こうじは県産酒米を100%使用し、酒造の技術で製造した。無添加で、子どもから高齢者まで幅広い世代が楽しめる。これからの季節は冷やして飲むと、夏ばて予防に最適という。本体(160グラム)価格は183円。  「甘酒を造ってほしい」との要望が消費者からあり、ビールやワイン風味などノンアルコール飲料の市場が伸びていることから、飲料メーカー「白州屋まめ吉」(山梨県北杜市)と提携して商品化を決めた。コロナ禍で日本酒需要が落ち

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  • 「三方原馬鈴薯」ポテトチップス JAと湖池屋、数量限定販売

     JAとぴあ浜松(浜松市東区)と菓子メーカーの湖池屋(東京)は、浜松特産のジャガイモ「三方原馬鈴薯(ばれいしょ)」のポテトチップスを数量限定で発売する。同社のオンラインショップで17日から予約受け付けを開始、浜松市内の同JA直営4店舗で25日から販売する。  新ジャガの季節に合わせたコラボ企画で3年目。同社のオンラインショップでは昨年、2万4千ケース(1ケース6袋換算)が1週間で完売する人気を集めたため、今年は使用するジャガイモを前年の1・4倍の70トンに増やした。「うす塩味」と「ノリ塩」の2種類。1袋75グラム入りで税込み価格は250円。  三方原台地の赤土で栽培した三方原馬鈴薯は甘みがあり

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  • 名車シートを家具に 焼津の工房、デザインや座り心地を再現

     ハコスカ、Z、GT-R―。焼津市の家具工房「木工のデン」(神野克昭代表)が、往年の名車のシートをモチーフにした椅子を商品化した。本物同様の細かい装飾や座り心地が特徴。神野代表は「あこがれの車に思いをはせながらくつろいで」と話す。  モデルは1960~70年代に人気を博した日産自動車のスポーツカー「GC10型スカイライン2000GT」「S30型フェアレディZ」「KPGC10型スカイラインGT―R」の3種類。家庭で使いやすいようにサイズを調整しているが、車用の皮革を使った座面は実車と同じバネ構造で座り心地を再現。日産のお墨付きを得て、背面に各車種のプレートを貼った。  かつて実車に乗っていた人た

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  • エイグローブ(浜松)、ベトナムにアンテナ店 食品メーカー輸出支援

     輸出コンサルティング業のエイグローブ(浜松市中区)は、コロナ禍で苦境にある国内中小食品メーカーの海外展開を支援するため、ベトナムにアンテナショップ型のレストランを開設した。茶や水産加工品などを使ったメニューを提供し、現地の消費者やバイヤーに日本の食材の魅力を発信する。  ホーチミン市中心部の商業施設内に設置し、店名は「ジャパニーズ・イーツ」。県内外の食品メーカー約30社の商材を使う。日本のだしと魚の練り物にベトナムの麺を加えた「ジャパニーズフォー」、フランスパンにチーズと漬物を乗せた軽食、デザートの抹茶プリンなど、現地の消費者の好みに合わせてメニューを開発した。  同店舗を交流とマーケティン

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  • 低糖質パン発売 マックスバリュ東海

     マックスバリュ東海は16日、低糖質のパン2種類を県内96店舗で発売した。小麦たんぱくを使ったミックス粉で焼き上げ、標準的な食パンに比べて糖質を7割少なくした。  健康志向の高まりを受け、同社の管理栄養士が監修した。2種類のうち、「プレーン」は酸味のある生地に脱脂粉乳や油脂を配合し、ぱさつきを抑え食べやすい食感にした。「黒ごま」は生地に対して10%の黒ごまを練り込み、香ばしい風味とプチプチとした食感に仕上げた。  1個15グラムの一口サイズ。ともに5個入りで本体価格は148円。

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  • ツナのレトルトパウチ 三共食品(焼津市)、使い勝手の良さ重視【静岡ものづくり最前線】

     ビンチョウマグロを使った唯一の小売り用自社ブランド製品。使い勝手の良さを重視し、レトルトパウチを採用することで、缶詰の開封時の煩わしさを解消した。  ツナ缶に使われる頻度の高いキハダマグロではなく、味の良さにこだわりビンチョウマグロを使っている。油分が少なく、油切り不要でそのまま、サラダに入れたり、ごはんにかけたりして食べる。森琢史社長(32)は「下味がしっかり付いているため、しょうゆをかけなくても十分」と話す。  レトルト食品の製造工程の要は加圧加熱殺菌。ツナフレークを袋に入れた状態のまま自社工場の殺菌釜に入れて、120度の熱で殺菌。安全性を高めた上で常温保存を可能とした。  製造開始は2

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  • 電子ドラムの最上位モデル ローランドが発売

     ローランドは、アコースティックドラムさながらのデザインと演奏表現力を備えた電子ドラムの最上位モデル「VAD706」を発売した。  Vドラムシリーズで好評な高品位の音源や最新の編集機能などの搭載に加え、ドラムパッドやシンバルをアコースティックのセットと同等のサイズに設計し配置することで自然な演奏感を実現した。  塗装仕上げの木製シェル(胴)を採用したパッドは、グロスナチュラルとグロスエボニーの2色から選べる。  別売りのバスドラムなどを含めたフルセットで税込み84万2500円前後。初年度の販売予定は国内外で計千台。

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  • 作業指示簡単な制御盤 浜松のエヌエスティー、中小製造の負担減

     産業用検査・計測装置のエヌエスティー(浜松市北区)は、製品の耐久試験などでの使用を想定し、プログラム作成ソフトを組み込んだ制御盤を新たに開発した。制御盤を自社で製作するケースが多いという中小製造業の負担軽減を図る。同様の装置は業界では珍しいという。  制御盤「RDC―2000」は幅25センチ、長さ約30センチ、高さ約16センチの箱型。プログラム作成ソフトはフローチャート式で、制御に必要な指示を簡単に入力できる。  「制御盤の製作に時間がかかる」「自社で設計ができない」という顧客の声をヒントにした。製品を繰り返し作動させる耐久試験や荷重試験のほか、気温や明るさに応じて設備を動かす環境制御などで

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  • コロナ禍転じてピリッと新商品 授産施設運営NPO×わさび漬け製造会社がタッグ 三島

     三島市で授産施設を運営する特定NPO法人「にじのかけ橋」と同市のわさび漬け製造販売「山本食品」が、廃棄するシイタケの軸とワサビで作るつくだ煮を発売した。新型コロナウイルスの影響で激減する仕事の確保に向けてシイタケ栽培を始めた同NPOと、コロナ禍で空いた時間を新たな挑戦につなげる同社が手を組み、新商品開発につなげた。  同NPOは昨年9月、施設で働く障害者120人の雇用を守るため、シイタケ栽培を開始した。函南町で3カ月に3200キロを生産し、三島市でシイタケと地元野菜を売りにした飲食店をリニューアル。シイタケを使った総菜パンや土産品なども販売している。  そんな中、大量に捨てられるシイタケの軸

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  • 自動車内装材を生活に 共和レザーがBtoC本格参入 合成皮革のバッグや衣料、ECサイトで販売

     自動車シート用表皮材などを製造する共和レザーは、原料の合成皮革を使った自社のファッション・生活用品を販売する電子商取引(EC)サイトを開設し、BtoC(個人消費者向け)事業に本格参入した。軽く丈夫で防水性のある自動車内装材の特長を生かした商品群で、新規需要創出に挑む。  ECサイト「Sobagni(ソバニ)」で、バッグや衣料品など35種類を販売する。内部に複数のポケットを付けた約500グラムの軽量ビジネスバッグ(税込み2万7千円)や通気性を高めたスリッパ(同3380円)など、デザインと機能性を両立させた。  2月に新設したブランド企画部の5人が商品企画を担当し、国内縫製メーカーが仕上げる。

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  • 家飲みに「責め」の日本酒 萩錦酒造とコメヤス酒店が商品化

     静岡市駿河区の酒蔵「萩錦酒造」(萩原知令社長)と葵区の「コメヤス酒店」(岡野重美代表)は、日本酒を搾る工程の終盤でもろみに一定の圧力をかけて得られる「責め」と呼ばれる清酒の新ブランド「責め取り」を発売した。  責めは、搾り工程の中盤までに得られる酒に比べ雑味が多く、安価なのが特徴。同酒蔵は、これまで主に業務用に販売してきたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う業務需要低迷を受け、同酒店と共同で家飲み需要向けに商品化した。  ラベルは、文字をアートとして描く静岡市出身のカリグラフィー作家、ザックバランさんが手がけた。  萩原社長は「手頃な価格で品質の高い日本酒が味わえる『責め』を楽しんでほしい」

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  • 軽くて頑丈、強力固定 浜松の太悦鉄工、キャンプ用ペグを新開発

     精密・建設機械部品製造の太悦鉄工(浜松市東区)は、ジュラルミン製で軽さと頑丈さを兼ね備えたキャンプ用「フレペグ」を新開発した。独自の金属加工技術で平面とらせん形状を組み合わせて固定力を高め、一般的なペグの3分の2ほどの全長19センチに仕上げた。自社の電子商取引(EC)サイトを立ち上げて今月から販売している。  同社は2015年、サッカーゴールやイベント用大型遊具などが簡単な作業で強力に固定できるフレペグを開発。全売上高の10%を占めるまでに成長させた。コロナ禍で部品製造の受注が減る中、キャンプ需要が伸びている状況に着目し、半年間かけて完成させた。  回転しながら地中に入っていくらせんの角度を

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  • 自分だけの1本に“変身” ペン先端部デザイン商品化 静岡文化芸術大卒業生「後輩の励みに」

     浜松市中区の「UO(ウオ)デザイン事務所」が、デザインを担当した大手メーカー製ボールペン用のカスタムパーツを商品化し、15日に発売する。静岡文化芸術大(同区)を卒業した30代の同級生2人が、新型コロナウイルス禍の昨年5月に設立した同事務所の自社ブランド製品第1号。「後輩たちの励みになれば」との思いを込め、前向きな発想で事業に挑む。  同社がデザインを受け持ったボールペンは、サクラクレパスの「ボールサインiD」(税込み220円)。共同代表の松田優さん(35)と谷雄一郎さん(34)が「黒系だけで6色を生み出す」との“異色”のコンセプトを軸に、丸形と六角形の間を取るようなグ

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  • 5種から味選ぶフルーツティー 浜松・ビーズトーク

     静岡県産の紅茶や緑茶を販売するビーズトーク(浜松市南区)は8日、ドライフルーツを細かく刻んでブレンドした「5種の食べるフルーツティー」をクラウドファンディングサイト「マクアケ」上で発売した。  コロナ禍で在宅勤務や家事、育児に励む人に、一息つける時間を楽しんでもらおうと開発した。その日の気分や体調などに合わせて選べるようパイナップル、ピーチ、カシス、マンゴー、ストロベリー味を用意。製造は島田市のティークラフトが担った。  菓子の材料やトッピングにも使える。1袋50グラム入り。5種セットが税込み6372円で、早割などがある。

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  • 海鮮テークアウト、新静岡セノバに出店 沼津・かねはち

     水産卸・加工のかねはち(沼津市、杉本幸仁社長)は24日、沼津港の海産物などを使った料理のテークアウト専門店を静岡市葵区の新静岡セノバにオープンする。新型コロナウイルス感染拡大による外食や観光の自粛ムードが続き、水産卸や飲食事業が苦戦する中、「巣ごもり消費」を取り込もうと新業態に挑戦する。  かねはちはコロナ禍で、注力してきた関東圏の飲食店向け水産品の卸売りや、沼津港とセノバにある直営飲食店の業績が大きく落ち込んだ。新たな収益確保を目指し、自宅で食事を用意する機会が増えた20~30代の働く女性や母親を主なターゲットにした小売り業態の店舗を企画した。  新店舗では、海鮮丼やすし、総菜など約30種

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  • 管理栄養士監修の和総菜とサラダ マックスバリュ東海が発売

     マックスバリュ東海はこのほど、自社の管理栄養士が栄養バランスを考えた「和総菜盛り合わせ」と「ビタミンサラダ」を県内82店舗で発売した。  和総菜盛り合わせはホウレンソウのごまあえ、オクラのおひたし、カボチャ煮、豆腐ハンバーグなどが入り、1日に必要な野菜の約3分の1を取ることができる。  ビタミンサラダはビタミンEを豊富に含むナッツとオレンジを使い、レタスやクリームチーズなどと合わせた。かんきつドレッシング入り。ともに本体価格は298円。

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  • イチゴ光合成機能可視化 静岡県が「葉面積評価センサー」開発 栽培効率化、収量増目指す

     静岡県はこのほど、イチゴの収穫量を左右する葉の光合成機能を計測する「葉面積評価センサー」を開発した。葉を摘み取る時期の見極めなど現状では生産者の経験に頼ることの多い栽培管理を効率化し、県産イチゴの生産性の拡大につなげる狙い。  葉に照射された「可視光」と「近赤外光」の二つの光を計測する。可視光は葉を通過すると光合成で光量が減る一方、近赤外光の量は変わらない特性を生かし、センサーが感知する双方の光量の差から1株あたりの葉面積を割り出して、光合成機能を評価する。  センサーは、直径5センチ長さ5センチの透明な円筒状アクリルパイプの上下を、7センチ四方の黒色アクリル板2枚で挟んだ形状。上部のアクリ

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  • 冷たい「藤枝朝ラーメン」カップ麺で再現 寿がきや食品が商品化

     大手食品加工メーカー「寿がきや食品」が、藤枝市独自の食文化である藤枝朝ラーメンのカップ麺「全国麺めぐり藤枝朝ラーメン冷たい醤油味」を商品化した。朝ラーメンを愛する市民有志の団体「藤枝朝ラー文化軒究会」の公認商品で、7日から全国のスーパーや県内のコンビニ店で販売される。  かつおだしの甘口しょうゆ味で、かやくはチャーシューやネギ、メンマ。熱湯を注いで6分後に湯切りし、3回ほど冷水を入れて熱を取る調理法を採用することで冷たいラーメンを再現した。販売数は20万食。価格は税込み257円。  藤枝朝ラーメンは、早朝の新茶取引などの後に仕事帰りの一杯を求める人が多く、ラーメン店主が開店を早めたことが起源

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  • 牧場&酒造連携 酒かす飼料に肉牛育成 口溶けよく、コク深く 富士宮「富士山岡村牛・富士錦ver」

     富士宮市の富士山岡村牧場と富士錦酒造が連携し、酒かすを飼料に育てた牛の新商品「富士山岡村牛・富士錦ver」を開発した。県畜産技術研究所の研究成果を元にした取り組み。5、6日に開く販売会に初出荷する。  牛肉は酒かすを飼料に育てたことでより口溶けよく、コクの深い食味に仕上がった。脂質もさらに向上したという。同研究所が実施した肉牛への酒かす給与技術の開発と発育や肉質に与える影響に関する研究成果を元に、今年1月から同牧場の肥育牛に同酒造の酒かすを与えてきた。  背景にあるのはコロナ禍における高級牛肉や地酒の消費減。地元の食産業の存続に向けた取り組みに加え、エコフィードの利用によるSDGsの実践も視

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  • オリーブオイル残渣で化粧品 クレアファーム、美容成分を活用

     オリーブなど県産農産品の6次産業化を進める「クレアファーム」(静岡市、西村やす子代表)は、オリーブオイルの生産工程で生じる残渣(ざんさ)を原料とした化粧品の開発に乗り出す。県の先端技術開発拠点「AOIパーク」(沼津市)で県立大などと行ってきた研究開発成果を生かし、これまで廃棄処分してきた残渣の有効活用と高付加価値化を図る。  同社が静岡市清水区や藤枝市などで運営する直園オリーブ農園は計約10ヘクタールで2020年の生産実績は約10トン。収穫した実の約9割が搾油後は残渣となることから、活用法を模索してきた。  このほど、残渣から抽出したエキスを原料に、コロナ禍のマスク使用で肌荒れに悩む女性をタ

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  • 甘味+酸味 桑の実を使った「くわジャム」発売 松崎の企業組合

     松崎町の企業組合「松崎桑葉ファーム」(斎藤省一代表理事)はこのほど、桑の実を使った新商品「くわジャム」を開発した。1瓶120グラム入り600円(税込み)。150瓶限定で店頭や町内の「ほのぼの売店」、「より道売店」で販売している。  同町は県内唯一の桑葉の生産地。同組合は生産の中心を担い、約2年前にジャムの試作品販売を行った。その後、木の剪定(せんてい)方法など工夫を重ねて実の生産を拡大し、本格的な販売にこぎ着けた。  ジャムは実に砂糖を混ぜて弱火で煮た後、レモン汁を加えて仕上げた。実本来の濃厚な甘みと程よい酸味が楽しめる。斎藤代表理事は「アントシアニンなど健康成分も豊富に含んでいる。さらに生

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  • 父の日に漬物いかが 男性に人気の5品詰め合わせ 熱海の岸商店 限定40セット販売

     熱海市咲見町の漬物店「岸商店」は20日の「父の日」に向けて、熱海土産の定番「七尾たくあん浅次郎漬」など男性に人気の漬物5点を詰め合わせたギフト商品を40セット限定で、店頭とオンラインで販売している。  七尾たくあんのほか、浜松産エシャレットのしょうゆ漬け、野沢菜ちりめん、希少種の梅「皆平早生(かいだれわせ)」の梅干しを厳選。さらにクリームチーズのみそ漬け、皮むきいかの塩辛、長いもわさび味の3点から好きな1点を選ぶことができる。  京都市の老舗風呂敷専門店「宮井本店」の風呂敷に包み、メッセージカードを添えて提供する。価格は3240~3800円。  企画担当の橋本千乃さん(39)は「コロナ禍で外

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  • 新ご当地グルメ「浜松焼そば」発売 浜商調査研究部と鳥居食品

     浜松商高(浜松市中区)の調査研究部は1日、新たなご当地グルメとして老舗ソースメーカーの鳥居食品(同区)と共同で商品開発した「浜松焼そば」のPR販売会を、JR浜松駅構内の売店で開いた。  浜松焼そばは「地元を思い出す味わい」がコンセプト。もっちりとした太麺に味が絡むよう、スパイシーなオリジナルソースを考案した。ウナギの骨の粉末ふりかけが風味を引き立てる。  販売会には生徒20人が参加し、商品を紹介するチラシを配るなどして、駅利用者らに購入を呼び掛けた。2年の田畑百慧さん(16)は「まずは形になって、本当にうれしい。浜松を懐かしんで、皆さんに笑顔になってほしい」と話した。  浜松焼そばは、1袋3

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  • 募金型自販機を設置 ダイドーと藤枝江崎新聞店、市のサッカー事業支援

     ダイドードリンコと藤枝江崎新聞店は28日、藤枝市藤枝の同店本社前に、市のサッカー関連事業を支援するための募金型自動販売機を設置した。民間企業への設置は初めてで、市は協力企業の拡大を図る。  募金型自販機は、ダイドーと設置事業者がそれぞれ、飲料品の売り上げに応じて寄付金を負担する仕組み。サッカー応援自販機は藤枝総合運動公園サッカー場に1台置かれていて、市内2台目になる。  市はホームページで設置事業者を紹介するほか、パンフレットを活用して協力企業を募るとしている。  (藤枝支局・岩下勝哉)

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  • ジュビロ選手から結婚祝福メッセージ 1月末まで披露宴プラン グランドホテル浜松

     グランドホテル浜松(浜松市中区)は6月1日、サッカーJ2のジュビロ磐田と提携した結婚披露宴プランを発売する。所属選手が新郎新婦に祝福のビデオメッセージを寄せ、サイン入りユニホームをプレゼントする。  ジュビロのスポンサー企業の同ホテルが、球団に共同企画を提案して実現した。会場をジュビロの応援グッズで飾り付け=写真=、ホームスタジアムのDJによる選手紹介風のアナウンスなどオプションを用意する。サポーターは12番目の選手と呼ばれるため、基本料金は40人で税抜き120万円に設定した。2022年1月末までの開催披露宴が対象。  コロナ禍で結婚式の延期や規模縮小が増える中、同ホテルは「感染対策を徹底し

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  • 「純米生酒」ボトル缶に 花の舞酒造、5月31日発売 常温流通を実現

     花の舞酒造(浜松市浜北区)は31日、ボトル缶に詰めた純米生酒「くらふとなま」を発売する。2回ろ過する特別製法で濁りや劣化の原因になる火落ち菌の発生を防ぎ、要冷蔵の生酒の常温流通を実現した。  県産酒米を100%使い、飲みやすいフルーティーな味わいに仕上げた。アルコール度数は14・5%。冷やに最適のため、これからの季節にぴったりという。180ミリリットルで税込み価格は298円。  加熱処理をしない生酒は新鮮で人気が高いが、高温に弱く販売場所が限られていた。瓶より軽く割れない缶に詰め、常温管理を可能にすることで流通経路を大幅に増やす。  日本酒業界では若者ら新たな愛飲者の開拓が課題で、高田謙之丞

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  • ヤマハ発動機「YZF-R7」欧米発売 国内は冬以降

     ヤマハ発動機はこのほど、スポーツバイクの新製品「YZF―R7」(689cc)を欧米で発売すると発表した。日本市場には2021年冬以降に投入する予定。  スポーツモデル「MT―07」のプラットフォームを活用し、エンジンは21年車と同一仕様。剛性バランスを整えた軽量フレーム、倒立式フロントサスペンションなどを採用して操縦性を高め、幅広い運転技術のライダーに扱いやすくした。  磐田市の本社工場で製造する。米国でのメーカー希望価格は8999ドル(約98万円)。

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  • 川根本町産のユズ使用 サワービール発売 静岡・駿河区の醸造所

     静岡市駿河区のクラフトビール醸造所「ウエストコーストブリューイング」がこのほど、川根本町産のユズを原料に使ったサワービールを商品化した。数量限定発売。  町産のユズのほか、パッションフルーツやカシス、ピンクグレープフルーツ、梅のピューレなども使用した。甘酸っぱさと後口のユズのほろ苦さが特徴という。  静岡市内の同醸造所直営店や島田市の緑茶・農業・観光の体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA」で購入可能。詳しい購入先は醸造所の公式ホームページに掲載されている。問い合わせは同醸造所<電054(204)1747>へ。  

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  • 出勤のお供に静岡茶 マイボトル定額制プラン提供 川根本町の「クラフト・ティー」、都内に直営店2カ所開設

     川根本町の日本茶ブランド会社「クラフト・ティー」(新谷健司社長)が今春、都内にサブスクリプション(サブスク、定額制)サービスを使ったスタンド型の直営店舗を初オープンした。丸の内店と飯田橋店の2カ所で、通勤客らをターゲットに県産茶の消費拡大を目指す。  川根本町で地域活性化に取り組む「KAWANEホールディングス」が昨年10月に新宿駅地下で始めた新ブランド「クラフトティー・トウキョウ」のサブスクのテスト販売から事業を独立させ、新店舗の出店につなげた。  オープンした2店舗の人気メニューはマイボトル持参で月額税込み2千円の会員プラン。店舗に持ち寄れば、50度の低温でじっくり抽出したティーバッグ入

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  • 五輪応援、カウベルに乗せ 声援代わりの新様式提案 小山の有志が商品化

     自転車競技の応援グッズとして海外では定番のカウベル。東京五輪・パラリンピック自転車ロードレース会場になる小山町の有志が、富士山などをデザインしたオリジナル品を作った。大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため声援自粛が求められることも予想され、メンバーは「思いをカウベルの音色に乗せ、国内外から訪れる選手を勇気づけたい」と話している。  有志グループ「We are OYAMA(ウィーアーオヤマ)」が町の象徴である富士山と、町が生誕地とされる童話の英雄金太郎をデザインした2種類を作った。富士山は宝永山を強調して町から見える姿を表現した。金太郎は頭を富士山の形にした。いずれも裏側には町の地形をプリ

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  • 有機抹茶入りアイス 島田市「緑茶化計画」コラボ、ウエルシアと8品目

     島田市とウエルシア薬局が連携して、市内産の有機抹茶を使用したアイス「チョコクランチ抹茶バー」を製品化した。市のシティープロモーション「市緑茶化計画」の関連商品。30日から、県内外のウエルシアグループ全店で発売する。192円(税込み)。横浜薬科大でカテキンの効能を研究している渡辺泰雄教授が監修を務めた。北海道豊富町産の牛乳とクリームをぜいたくに使った抹茶アイスにチョコレートクランチをコーティング。材料にこだわり、濃厚な味わいが楽しめる。  市と同薬局とのコラボ商品は8品目。これまで、市内産の有機抹茶を使用したソフトクリーム、パウンドケーキなどを開発し、好評を得てきた。市の担当者は「抹茶のおいし

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  • 岳鉄×シーラックがコラホ゛「バリ勝男クン。」つけナポ味開発

     焼津市のシーラックと富士市の岳南電車(通称岳鉄)が協力して開発した、人気のかつおぶしチップの新商品「ナイトバリ勝男クン。富士つけナポリタン味」(税込216円)が5月1日から富士市内で発売される。発売日には地元の吉原商店街で特設会場を設け、ラッピング電車が運行を始めるなど地元を挙げたPRを展開する。  新商品は、市民団体「富士つけナポリタン大志館」の協力で「つけナポ」の風味を再現した。岳鉄名物の夜景電車をイメージしてチップをイカスミで黒く仕上げ、ピーナツやごまを工場のともしびに見立てた。キャラクターが仲良く登場するパッケージも色彩で夜景を表現した。  これまでコーヒーやミネラルウオーターをグッ

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  • 三ケ日みかん味、飲む緑茶ゼリー発売 浜松・やまと興業

     輸送機器部品メーカーのやまと興業(浜松市浜北区)は26日、「べにふうきゼリー三ケ日みかん味」を発売する。ドリル工程の技術を利用して緑茶のべにふうきと特産の三ケ日みかんの皮を粉末化し、果汁を加えて栄養分豊富な飲むゼリーに加工した。  2019年に発売した人気商品のリニューアル版。寒天を増やして食感を少し硬くし、糖分を減らして甘さを控えめに仕上げた。ミカンの味がより濃くなったという。内容量は180グラム。税込み210円。マックスバリュ東海と自社の通信サイトで販売する。販売目標は3万個。

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  • 香炉、ペースト…茶アイデア続々 静岡ChaOIプロジェクト【新茶特集】

     静岡茶の新しい需要創出を目指して昨年度スタートした静岡県の「ChaOI(チャオイ)プロジェクト」。生産者や茶商などが技術やノウハウを持ち寄り、香りやうまみ、機能性などを生かした新商品の開発が進んでいる。  製茶問屋のお茶のあおしま(島田市)は牧之原市内の茶農家と連携して、茶葉を熱してたく香りを楽しむ茶香炉専用の茶葉の開発を進めている。プロジェクトの一環で、お茶の香り成分のモニタリング調査を重ね、「リラックス効果がある」として増産に向けた原料確保を進める。青島光俊代表は「農家と力を合わせて新たな顧客を掘り起こしたい」と話す。  JA静岡経済連は、2018年に業務用の抹茶ペーストの生産を始めた。

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  • 函南の洋菓子店、ケーキ自販機導入 父の介護と店切り盛り…1人で担う女性考案

     函南町柏谷の洋菓子店「ケーキ・デポ」は、非対面で購入できるケーキの自動販売機を導入した。1人で店を切り盛りしながら父の介護も行う野田孝子さん(62)が、効率よくお客に商品を提供するために考えた。新型コロナウイルスの影響で人との接触に抵抗感が広がる中、時代と身の丈に合った売り方を模索している。  35年前に洋菓子の道に入り、三島市でケーキ店のオーナーシェフも務めた。東京のホテルでパティシエとして働いていた2008年、両親の介護のために函南町に戻り、自宅を改装して店をオープンさせた。空いた時間で商品を作るため、受注は全てオーダーメード。アレルギーを持つお客の要望にも細かく応えてきた。  認知症を

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  • 粉末茶を共同開発、高校生と製茶業者ら 静岡市長にお披露目

     静岡市清水区の東海大付属翔洋高の生徒がこのほど、市役所を訪れ、パルシステム静岡、掛川市の製茶販売業「山英」と共同開発した粉末茶「スウィーティーグリーン」を田辺信宏静岡市長にお披露目した。  掛川市産のお茶で、苦みや渋みがなくさわやかな味わいなのが特徴。水や湯に溶かして甘いお茶として飲めるほか、ヨーグルトに混ぜたりトーストにかけたりするなど好みに合わせたアレンジができる。1年生8人や同社の関係者らが田辺市長に商品開発の経緯や商品の魅力を説明した。  SDGsを学ぶ同校の授業の一環。持続可能な静岡茶の生産や消費を次世代につなげることを目的に、1年生約80人が試作改良を重ねてきた。田辺市長は「開発

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