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おたふくかぜ ワクチン接種助成 藤枝市、2024年度から

 藤枝市の北村正平市長は30日の市議会11月定例月議会の一般質問で、来年度からおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)のワクチン接種費用を助成する考えを示した。山本信行氏(公明党)への答弁。
 市感染症対策課によると、国内のおたふくかぜは4~5年ごとに流行を繰り返しているが、新型コロナウイルスの影響で前回の流行から7年が経過し、今後大規模な流行が予測されるという。ワクチンの公的助成で接種率を高め、予防や合併症の軽減、集団免疫の形成を進める。助成は接種費用の2分の1程度を検討している。
 おたふくかぜはインフルエンザよりも感染力が強く、髄膜炎や難聴などの合併症を伴う可能性がある。一方、ワクチンの接種率が85~90%になると罹患(りかん)危険率がゼロになるという。北村市長は「接種率90%を目指し、公費助成の実施に向けた制度設計を速やかに行う」と述べた。

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