テーマ : 藤枝市

藤枝の未来、一緒に議論 小中高生と市長対談 施策に質問、提案

 藤枝市は10日、子どもの視点や思いを市政に反映する取り組みとして、市長と子どもたちによる対談「未来の藤枝を語り合う会」を市役所で開いた。公募で集まった市内在住の小中高生14人が、北村正平市長に対して市の施策に関する提案や質問を投げかけた。

テーマに沿って発言する高校生=市役所
テーマに沿って発言する高校生=市役所
北村藤枝市長(手前)と対談する高校生=市役所
北村藤枝市長(手前)と対談する高校生=市役所
テーマに沿って発言する高校生=市役所
北村藤枝市長(手前)と対談する高校生=市役所

 対談は「自分が市長になったら、どんなことに取り組みたいか」をテーマに、小中学生と高校生に分かれて行った。参加者は豊かな自然や住みやすい街といった藤枝の長所を紹介した上で、「新しい物を作るのではなく、既存の物に付け足して藤枝に興味を持ってもらえるきっかけを作りたい」「市立総合病院を人材と技術の両面で充実させたい」などと発言した。「バスでJR藤枝駅と結ぶ富士山静岡空港をうまく生かせていない」といった指摘もあった。
 西益津小6年の片井清加さん(12)は「自分の夢に向かって努力する上で参考になる良い機会だった」と話し、藤枝東高2年の水野美咲さん(16)は「違う学校や年代の人と意見交換できて刺激になり、市の取り組みも聞けて有意義な時間だった」と語った。
 市は、参加した子どもたちの意見を来年度策定予定の「市こども計画(仮称)」に反映する方針。
 (藤枝支局・青木功太)

いい茶0

藤枝市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞