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台湾の高校と姉妹校協定 藤枝東高、国際的視野拡大へ

 交換留学を実施している藤枝東高と台湾・国立台南第一高級中学(高校)はこのほど、さらなる交流発展を目的に姉妹校協定を締結した。藤枝市の小杉苑で締結式が開かれ、藤枝東高の佐野文子校長と台南第一高級中学の廖財固校長が協定書に署名した。学校間協力を促進し、生徒の国際的視野を広げる。

姉妹校協定書を手にする佐野校長(左)と廖校長=藤枝市の小杉苑
姉妹校協定書を手にする佐野校長(左)と廖校長=藤枝市の小杉苑

 協定には学習活動の企画、学校の主要行事や生徒の自治組織活動への参加、グローバルな情報ネットワークを通じた教育と学習資源の共有、教員と生徒、保護者間で強い絆を築くなどの内容を盛り込んだ。
 廖校長は両校の友好関係と藤枝東高の創立100周年を祝う書を佐野校長に贈り、「両校の生徒の世界観を広げ、文化教育に力を注ぎたい。友情が長く続くよう祈っている」とあいさつした。佐野校長は「創立100周年の年に姉妹校の締結は誇るべきこと」とし、出席した1年生約280人に「恐れずにグローバルな視点で新たに挑戦する気持ちを持ってほしい」と呼びかけた。
 藤枝東高は2010年度から台湾への修学旅行、14年度からは台南第一高級中学と交換留学を行ってきた。今年1月19日~2月4日に台南第一高級中学の生徒らが藤枝東高を訪問した。
 締結式に先立ち、昨年12月に台南市を訪れた藤枝東高の1年生4人は、17日間の留学生活を報告した。
 (藤枝支局・青木功太)

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