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沖縄撮影、半世紀 藤枝で垂見さん集大成の写真展

 那覇市在住の写真家垂見健吾さんの個展が3月11日まで、藤枝市青木の琉球堂写真店で開かれている。沖縄に移住して50年間で撮影した写真の中から、集大成として垂見さんが選んだ作品16点が並ぶ。

沖縄の自然や県民の表情を捉えた写真が並ぶ垂見さんの個展=藤枝市青木の琉球堂写真店
沖縄の自然や県民の表情を捉えた写真が並ぶ垂見さんの個展=藤枝市青木の琉球堂写真店

 沖縄本島と周辺島々の自然や祭り、県民の表情などを捉えている。西表島の豊年祭や多良間島の八月踊り、那覇市首里金城町の日常のほか、女性の手に施された独特な入れ墨「ハジチ」、石垣島での追い込み漁といった沖縄ならではの写真をそろえた。
 垂見さんと10年以上の交流がある同写真店の経営者平井慎二郎さんは「垂見さんが生きてきた古き良き沖縄を感じてほしい」と話した。
 3月3日午後6時からは、垂見さんのトークイベントが行われる。20人限定で参加費2千円。予約は同写真店<電054(645)2334>へ。

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