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ひきこもり相談　ＬＩＮＥで藤枝市　４日から窓口開設

　藤枝市は４日、ひきこもりに悩む市民を対象にＬＩＮＥ（ライン）を使った相談窓口を開設する。年代と性別に問わず、対面や電話での相談に抵抗がある人が気軽に利用できる。市によると、ＬＩＮＥのひきこもり相談は県内初という。

（提供写真）ひきこもり相談窓口のＬＩＮＥの画面

　専用のＱＲコードを読み取って友だち登録をする。対応するのは、福祉政策課の公認心理師や精神保健福祉士の資格を持った職員。住んでいる地区と悩み事などを自動対話システム「チャットボット」で回答した後、具体的なやりとりが始まる。
　同課によると、ひきこもりは将来的に生活困窮者となる可能性が高く、早期の支援を必要とする一方で、当事者との対面による面談が難しいという。相談へのハードルを下げ、選択肢を増やすために身近なツールのＬＩＮＥを活用した。担当者は「相談者の対面面談や就労支援などの社会参加につなげたい」と話す。
　相談は土日と祝日、年末年始（２９日～１月３日）を除く午前８時半～午後５時。時間外は自動応答機能で対応する。利用無料。

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