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県警拳銃射撃競技大会 松本巡査(藤枝署)個人で優勝 夜勤明けに訓練「自信になった」

 藤枝署地域課本町交番勤務の松本美羽巡査(24)がこのほど、藤枝市の県警察学校で開かれた本年度の県警拳銃射撃競技大会の個人第1部で優勝した。夜間の交番勤務後、日中に2~3時間の練習に励み、業務と訓練を両立させた。若手からベテランまで県内の警察官約80人が出場した中、2年目の若さで快挙を成し遂げた。

県警拳銃射撃競技大会の個人第1部で優勝した松本巡査=藤枝署
県警拳銃射撃競技大会の個人第1部で優勝した松本巡査=藤枝署

 2分以内に15メートル先の標的を撃つ「遅撃ち」や中腰で暗闇の的を狙う「腰撃ち」など3種目と筆記科目を合わせ計160点満点で競った。各種目50点満点のうち、松本さんは47、45、44点と安定した結果を残し、筆記は10点満点を獲得。2位の出場者を1点上回り、146点で頂点に立った。「練習通りの撃ち方を心がけた。応援してくれた人々に結果で返すことができてうれしい」と振り返る。
 高校時代は陸上部に所属し、800メートルを専門とした。鍛えられた体幹を生かし、警察学校時代は授業で得意としていたという。「自信になった。向上心を持って業務に取り組みたい」と気持ちを新たにした。
 (藤枝支局・青木功太)

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