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藤枝市、スポーツ核のまちづくり 「トレセン構想」来年度着手

 藤枝市の北村正平市長は1日の市議会11月定例月議会の一般質問で、来年度からスポーツを核とした滞在型のまちづくりに向け、スポーツ交流戦略「藤枝シティ・トレセン構想」に着手する考えを明らかにした。平井登氏(藤のまち未来)への答弁。多様なスポーツに関わる活動と観光の誘導を進めて地域経済への波及を目指す。
 藤枝総合運動公園内に計画している宿泊と屋内運動機能を備えた滞在型拠点施設や市民グラウンドなど、市内各所でスポーツ活動の施設、交通といった環境整備を構想に盛り込む。都内の大学による大規模なスポーツ合宿や大会の誘致、サッカーJ2藤枝MYFCの本拠地の同公園サッカー場への来訪者を観光につなげるフットボールツーリズムなども官民一体で取り組む方針。
 サッカー場は屋根付きのバックスタンドを整備中。市は、クラブのJ1ライセンスの条件として求められる1万5千人収容のスタジアムやクラブハウスを兼ねた専用練習場、不足する駐車場の整備支援も構想の一環として行う。
 (藤枝支局・青木功太)

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