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就活助成、ゲーム全国大会、スポーツツーリズム… 藤枝市若手 アイデア施策 地域活力向上へ提案

 藤枝市は7日、20~30代の若手職員11人でつくるプロジェクトチームの政策提言発表会を市役所で行った。地域活力向上に向けた魅力づくりをテーマに、生産年齢人口の増加と消費拡大の二つの方向性を掲げ、計8事業を北村正平市長ら市幹部に提案した。

政策提言書を北村藤枝市長(右)に提出する若手職員=市役所
政策提言書を北村藤枝市長(右)に提出する若手職員=市役所


 若手職員は就職支援による移住定住促進を図るため、全国の大学、短期大、専門学校に通う学生を対象に就職活動に伴う交通費の助成制度を発表した。藤枝の新たなブランディングと来訪のきっかけづくりとして、サッカーゲーム「eFootball」を活用した全国大会の開催、スポーツツーリズムのコーディネーターの配置、藤枝総合運動公園の宿泊施設併設など合宿や大会の誘致に向けたハード面の整備を挙げた。
 提言発表は若手の発想を施策に取り入れるため、2008年度から実施している。メンバーは約9カ月間、他市町への視察などを通して準備をしてきた。リーダーを務めた市広域連携課の斉藤哲平さん(34)は「少子高齢化の中でも活気ある魅力的な藤枝であり続けられるよう活動を生かしていきたい」と話した。
 (青木功太・藤枝支局)

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