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地域産業の担い手育成を 藤枝の産学官金会議 中小の振興策を検討

 藤枝市内の産学官金などでつくる市中小企業振興推進会議は26日、会合を市産学官連携推進センターで開いた。関係機関の代表者ら約30人が出席し、地域産業を担う人材の育成と確保などに向けた新年度の取り組みを確認した。

地域産業を担う人材の育成と確保などに向けた取り組みを確認した会合=藤枝市産学官連携推進センター
地域産業を担う人材の育成と確保などに向けた取り組みを確認した会合=藤枝市産学官連携推進センター

 幹事長を務める藤枝商工会議所の江崎晴城副会頭が新年度の検討テーマを報告した。人材確保と育成、事業継承のために、産学官金それぞれの現場で情報収集し、特徴や役割に応じた新たな施策を提案すると説明。環境変化に応じた地域産業の成長を目指し、「食と農」「健康・医療」を掛け合わせた市の成長戦略などを生かした基幹的産業の創出を推進するとした。物価高騰や災害に対応した企業の事業継続の促進についても紹介した。
 同商議所の山田寿久会頭は意見交換で「人材不足の課題は継続的な対策が必要だと考えている。市や各支援機関と連携して、振興策を推進していくことが大切」と述べた。

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