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有機米、有機茶味わって 藤枝の推進協議会が小中校給食に提供

 藤枝市の茶や米生産者らで構成する「オーガニックシティ推進協議会」と市は6日、有機農業実施計画の実現に向け、市内の小中学校の給食や保育施設のおやつに有機茶と有機米の提供を始めた。市によると、学校給食などへの提供は県内初の取り組み。有機茶生産者の杵塚民子会長(42)と稲作農家の松下明弘副会長(60)らが青島小を訪れ、食育授業を兼ねて化学肥料を使わない有機農業の特性と魅力をPRした。

松下副会長(左)の説明を受けながら、有機米と有機茶を味わう児童=藤枝市立青島小
松下副会長(左)の説明を受けながら、有機米と有機茶を味わう児童=藤枝市立青島小
有機米と有機茶を味わう児童=藤枝市立青島小
有機米と有機茶を味わう児童=藤枝市立青島小
松下副会長(左)の説明を受けながら、有機米と有機茶を味わう児童=藤枝市立青島小
有機米と有機茶を味わう児童=藤枝市立青島小

 有機農産物の消費拡大に向けた戦略の一環で、学校給食を通じて子どもや保護者に理解を深めてもらうのが狙い。児童は松下副会長の説明を受けながら、あっという間に完食。「おいしい」と好評を得た。
 5年の木村蓮君(10)は「有機米はいつものご飯よりも食感がもちもちしている。普段はお茶を飲まないけれど、有機茶なら全然飲める」と笑顔を見せた。杵塚会長は「まだ知られていない有機農業に関心を持ってほしい」と話した。
 協議会などは来年2月16日まで、市内の小中学校全27校で有機茶を40回提供。市立保育園でも有機抹茶を使用した蒸しパンやケーキなどの菓子を用意する。
 (藤枝支局・青木功太)

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