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藤枝の魅力表現 駅前商店街の街路灯フラッグ 藤枝順心高生がデザイン

 藤枝駅前商店街振興組合(古川賢吾理事長)と藤枝順心高美術造形デザイン科の生徒が協力して制作した街路灯フラッグがこのほど、お披露目された。JR藤枝駅北口の商店街の街路灯72カ所に掲出している。

商店街の街路灯にお披露目されたフラッグ=藤枝市内
商店街の街路灯にお披露目されたフラッグ=藤枝市内

 同組合は、未来を担う若者が思い描く街のイメージのデザインが藤枝市の玄関口を飾る商店街のフラッグにふさわしいと考え、同校に依頼した。地元の商店街と高校生がコラボしてより良い地域振興と街づくりにつなげ、にぎわいと商店街の新しいイメージを醸成する。
 生徒44人が考案した中から、3年の山野晴菜さん(17)と杉本美優さん(17)、2年の大城エイミさん(17)、佐藤姫奈さん(16)の4人のデザインが採用された。フラッグは縦50センチ、横70センチ。水と花、光で明るく爽やかな街の魅力を表現したり、下から見上げた大きな木で開放感を演出させたりする作品が掲出されている。
 同日は駅前の同組合事務所で、古川理事長が4人に感謝状と記念品を贈呈した。水、木曜を除く11月28日までの午後2~8時は、44人の作品を同所で展示している。古川理事長は「若者の新しい発想のデザインがそろった。組合の思いと一致している」と喜んだ。
 (藤枝支局・青木功太)

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