酢やシソで減塩のススメ 清水町が食育研修
清水町はこのほど、本年度第1回の食育推進ボランティアフォローアップ研修を同町のまほろば館で開いた。ボランティア約10人が講義や調理実習を通して、減塩や野菜の摂取方法に学びを深めた。
地域住民の健康増進や災害時の対応連携に関する協定を町と結んでいる中北薬品の担当者が講師を務めた。食塩の過剰摂取によって血圧上昇のほか、骨粗しょう症や認知症になるリスクが高まることを解説。減塩のポイントとして、調味料に酢やシソを使用する手法を伝えた。
調理実習では、ホウレンソウやニンジンといった野菜をふんだんに使った2種類のギョーザを作った。
3人の子どもがいるという鬼束理絵さん(45)は「このギョーザなら子どもも野菜を食べてくれそう。学んだ減塩方法を実践したい」と話した。