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テーマ : シニア・介護・終活・相続

ダウン症少年画家 大村さん個展 個性豊かな力作並ぶ 5日まで 浜松市北区

 静岡県立浜松みをつくし特別支援学校高等部1年で、ダウン症の大村剛輝さん(15)=浜松市北区三方原町=の個展「ごうきのミライエ展」が3日、同区根洗町のカフェ「しまうま倶楽部」で始まった。A4判のコピー用紙にサインペンで動物や人物などを密集させて描いた個性豊かな力作約60点が並ぶ。5日まで。

2回目の個展を開いた大村剛輝さん(左)と母由実さん=浜松市北区根洗町のしまうま倶楽部
2回目の個展を開いた大村剛輝さん(左)と母由実さん=浜松市北区根洗町のしまうま倶楽部

 大村さんが個展を開くのは2022年9月に続き2回目。ゴルフ場をテーマにした「カキーン!コンコロコン!」、動物と人物を描いた「みなさんにおせわをしてるんだよなあ」など、独特な作品タイトルが目を引く。23年春以降は学校やデイサービスの友達を描くことが増えたといい、作風の変化も楽しめる。
 会場の窓には、大村さんの母由実さん(58)が主宰する「えほん文庫」が7月に開いたワークショップで、ダウン症の子どもと家族が太陽などを描いた窓絵も飾られている。由実さんは「ダウン症について悩みを抱える家族の希望になれたら」と話した。

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