あなたの静岡新聞
▶ 新聞購読者向けサービス「静岡新聞DIGITAL」のご案内
あなたの静岡新聞とは?
有料プラン

テーマ : シニア・介護・終活・相続

飲酒ひき逃げ 起訴内容認める 地裁浜松支部初公判

 湖西市で2022年12月、業務で児童を送迎中に乗用車を飲酒運転した上、事故を起こしたにもかかわらず、その場から逃走したとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害アルコール等影響発覚免脱)と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた元NPO職員、無職の男(60)=同市古見=の初公判が9日、静岡地裁浜松支部(杵渕花絵裁判官)で開かれた。被告は起訴内容を認めた。

静岡地裁浜松支部
静岡地裁浜松支部

 検察は冒頭陳述などで、被告は事件当時、障害のある小学生らに放課後デイサービスを提供するNPOに勤務し、児童らを自宅に送迎する業務中に事故を起こしたと主張。事故前に、コンビニで複数回にわたって酒を購入していたことや、被告にアルコール依存症の治療歴があることも説明した。
 起訴状などによると、被告は22年12月5日午後5時10分ごろ、同市古見の国道301号で乗用車を飲酒運転し、信号待ちをしていた男性の乗用車に衝突。男性に軽傷を負わせた上、飲酒運転の発覚を免れるため逃走したとされる。

▶ 追っかけ通知メールを受信する

シニア・介護・終活・相続の記事一覧

他の追っかけを読む