「道路損傷通報」に最高賞 職員提案の業務改善策 焼津市が優秀事例表彰
焼津市は28日、優れた業務改善に取り組んだ職員を市役所で表彰した。2022年度の最優秀賞は道路損傷内容をスマートフォンで通報できる申請フォームを立ち上げた道路課の村本向史さんを選んだ。
村本さんが立ち上げた申請フォームで、損傷した場所や状況の正確な把握につながり、迅速な対応が可能になるとともに、システム構築費の削減が図られた。
22年度は22年3月から23年2月までの1年間で集まった1111件の改善報告から、17人と1団体に最優秀賞、優秀賞、奨励賞などが贈られた。イラストレーターによる名刺デザイン制作や動画活用の庁内研修、高校生とコーヒーショップが連携した認知症カフェといった改善事例が入賞した。
表彰式で中野弘道市長は最優秀賞や優秀賞の事例を評価し「市民の幸せにつながる貢献を期待したい」と語りかけた。