高齢者福祉・介護 充実へ3カ年計画 裾野市
裾野市は29日までに、2024年度から3カ年の第10次高齢者保健福祉計画と第9期介護保険事業計画を策定した。高齢者福祉と介護保険サービスの充実に向け、施策体系となる基本目標を2項目増やして8項目とした。
高齢者の日常生活に関連した基本目標を「地域における福祉施策の推進」と「安全・安心なまちづくり」に分け、新しい基本目標として「認知症施策の総合的な推進」を掲げた。
同市の高齢化率は23年度の28・5%から計画最終の26年度には30・0%に上がる見通し。特に75歳以上の後期高齢者の増加で、高齢者だけの世帯や介護保険サービスの利用が増すとみられ、市は計画に沿って支援を広げる。