ピクセルアート 子ども熱中 沼津・放課後等デイサービス
沼津市原の放課後等デイサービス「カララ」でこのほど、障害がある子どもが手がけるデジタルアートの支援に取り組む団体「EDO-1 PROJECT」(茨城県)を講師に迎え、タブレットで絵を描くピクセルアート教室が開かれた。
「ドット絵」とも呼ばれるピクセルアートは、テレビゲームでも使われる。団体によると、指先のタッチ一つで色を塗ることができるため、絵を描いたり直線を引いたりすることが苦手な子や、色塗りに飽きてしまうケースでも取り組める利点があるという。利用者の子ども9人はタブレットの使い方を教わった後、創作活動に熱中した。
カララでは自信感形成や自立支援につなげようと、子どもが描いた絵を「NFTアート」と呼ばれるデジタルアートにして発信、販売している。安藤和宏代表は「今までは手描きの絵を自分がデジタル化していたが、子どもたち自身の手で描けることがわかった。楽しそうに使いこなしていたので、今後も取り入れていきたい」と話した。