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テーマ : 選挙しずおか

清水/小山/吉田の3町長選、6町議選 18日告示 統一地方選後半戦

 統一地方選後半戦の静岡県内3町長選と6町議選が18日、告示される。清水、小山の両町長選は一騎打ちの見通し。吉田町長選は現職の無投票7選(出直し選を含む)の公算が大きい。

3町長選と6町議選
3町長選と6町議選

 町議選のうち松崎、函南、清水は選挙戦が見込まれる。東伊豆、小山、吉田は無投票の可能性が高い。立候補の届け出は午前8時半から各町選管で受け付け、午後5時に締め切る。
 16日告示の富士宮市長選、7市議選とともに23日に投開票される。

清水町長選
 清水町は再選を目指す現職の関義弘氏(69)と町議の山本文博氏(65)の2人が、いずれも無所属で立候補する見通し。町を二分する大きな争点はなく、現町政への評価が問われる。関氏は財政健全化の実績をアピール。山本氏は町民主導のまちづくりを訴える。
小山町長選
 小山は現職の池谷晴一氏(73)と元職の込山正秀氏(75)=自民推薦=の一騎打ちとなる見込み。池谷氏は町の開発、芸術文化振興などハードとソフトの両面の均衡を重要視する。込山氏は停滞した再開発や企業誘致の前進による財政立て直し、活気創出を訴える。
吉田町長選
 吉田は無所属の現職田村典彦氏(79)が7選へ出馬を表明している。防災とにぎわい創出を両輪で進める「シーガーデンシティ構想」の進展を掲げる。ほかに出馬の動きはなく、2期連続無投票の公算が大きい。
町議選の構図
 18日に告示される県内6町議選は計76議席に対し、83人が立候補を予定する。松崎は定数を3、函南と清水は2上回る見通し。
 松崎は定数8に、11人が出馬準備をする。現職6に対し、元職1、新人4が切り崩しを図り、接戦が予想される。2011年以来の女性議員誕生となるか注目が集まる。
 定数12の東伊豆は無投票が見込まれている。現職10、新人2の12人が出馬を準備し、他に立候補に向けた動きは表面化していない。無投票になれば補選を除くと2回連続。
 函南は定数16に、現職10、元職2、新人6の計18人が立候補を予定する。盛り上がりに欠け、投票率低下が懸念される。新人が現職にどれだけ迫れるか注目される。
 清水は定数14に現職8、元職2、新人6の計16人が立候補する見込み。世代交代などで引退した6人の票の行方が鍵を握る。現職1人の伏見からは5人が出馬し、激戦が予想される。
 定数13の小山は無投票になる可能性が高い。立候補予定者説明会には現職9、新人5の計14陣営が参加したが、現職1人が健康上の理由から不出馬を決めたとみられる。
 吉田は定数13に現職11、新人2の計13人が出馬を予定する。3月まで他に新人1人が立候補を模索していたが、見送りを決めた。07年以来の無投票が濃厚になった。

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