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テーマ : 裾野市

露店不正 組員ら起訴内容認める 地裁沼津支部初公判

 静岡県東部の祭り会場での露店出店権を不正取得したとして、詐欺罪に問われた指定暴力団山口組藤友会組員の無職の男(66)=裾野市深良=と清掃員の女(52)=同市公文名=両被告の初公判が14日、静岡地裁沼津支部(室橋秀紀裁判官)で開かれ、ともに起訴内容を認めた。
 冒頭陳述で検察側は、無職の男(66)が暴力団組員のため出店許可を得られないと認識し、女に露店の売り子をやるよう頼み、売上金を得ていたと指摘。静岡県東部の二つの祭りで、女が報酬計6万5千円を受け取っていたと明らかにした。今後、追起訴する方針も示した。
 起訴状などによると、両被告は昨年6~8月、暴力団員が実質経営する露店であることを隠し、「沼津夏まつり・狩野川花火大会」と三島市の「三嶋大祭り」の主催団体に「出店申込書」などを提出。出店権利をだまし取ったとされる。

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