AI搭載次世代型道路灯 裾野市で1月18日から実験 速度超過検知し「ゆっくり」表示
裾野市は18日から、人工知能(AI)を搭載したスマート道路灯とローカル5G通信を利用した交通安全対策の実証実験を同市伊豆島田で実施する。
南小の東側を通る市道1721号線に設置した4基の道路灯をスマート道路灯に換え、発光ダイオード(LED)照明で夜間、路面上に光文字で「速度注意」と表示する。一定の速度を超えて走る車両も自動検知し、道路脇の電光掲示板に「ゆっくり」と表示して注意喚起する。
実証実験は2月末まで。通行車両の運転者を対象にアンケートを行い、速度を落としたかなどの行動変化を検証する。市によると、限られたエリアで展開するローカル5Gなどを利用した同様の実験は、国内の自治体で初めて。