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テーマ : 裾野市

中学生が心肺蘇生訓練 裾野の女性消防団員指導

 裾野市消防団の女性団員4人が17日、同市の東中で自動体外式除細動器(AED)を使った心肺蘇生方法を生徒に指導した。学校の避難訓練に合わせ、全校生徒361人に「緊急時はきょうの訓練を思い出し、自信を持って行動してほしい」と呼びかけた。

心肺蘇生法を実演する女性消防団員と代表生徒=裾野市の東中
心肺蘇生法を実演する女性消防団員と代表生徒=裾野市の東中

 女性団員は傷病者を見つけた場合の対応について実演を交え、「周りに協力をお願いし、救急車が到着するまで心臓マッサージを続ける。AEDは音声案内に従って操作する」と説明した。生徒はペットボトルを使って心臓マッサージを実践した後、代表生徒が女性団員と一緒にダミー人形による模擬訓練に臨んだ。
 代表の小池柊憂さん(3年)は「あまり経験がなかったので、心臓マッサージをずっと続けるのは大変だった。訓練で学んだことを役立てたい」と話した。
 東中では同日朝、学校の近くに倒れている高齢者を通学途中の複数の生徒が見つけ、教員に知らせたり、雨の中で傘を差しながら付き添ったりして救助に貢献したという。

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