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テーマ : 裾野市

「農福連携」強化へ JAふじ伊豆なんすん

 JAふじ伊豆は23日、なんすん地区本部管内4市町(沼津、裾野、長泉、清水)の首長らと意見を交わすアグリサミットを沼津市のプラサヴェルデで開いた。JAの担当者は、障害者が農業現場で働く「農福連携」を来年度から進めると説明した。生産基盤を強化し、地産地消推進の一助にする。
 JAは障害者に依頼する作業の抽出やマッチングを手がけるNPO法人を通じた作業員募集、農業者への受け入れ提案を担う。行政は福祉事業者や農業者への周知などに当たる。まずは各市町のモデルケースをつくる。
 村田悠裾野市長は、障害者が充実して働けるシステム確立が重要と指摘した。デジタルを活用しながら「新たな農福連携の形が、なんすん管内からできる」と期待を込めた。
 各市町の農政担当職員、商工会・商議所のトップも出席した。地産地消に向けた販売戦略、食農教育も議題になった。

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