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テーマ : 裾野市

鳥に優しい富士山に 裾野、小中生が巣箱設置

 富士山周辺で地域貢献活動に取り組む堀内浩庵会(山梨県富士吉田市、堀内光一郎理事長)はこのほど、裾野市須山で「愛鳥のつどい」を開いた。地元の小中学生が野鳥の餌になる樹木を植え、巣箱を設置した。

野鳥の巣箱を取り付ける須山中の生徒=裾野市
野鳥の巣箱を取り付ける須山中の生徒=裾野市

 遊歩道沿いの森林を会場に、地域住民や市職員らも参加。大人と一緒に須山小の6年生19人は餌の実がなるナナカマドとヤマボウシの苗木計20本を植樹し、須山中の1年生13人が木製の巣箱20個を樹木にロープで取り付けた。
 巣箱はシジュウカラやコムクドリなどの野鳥が使う可能性があるという。須山中の鈴木凛花さん(12)は「巣箱の設置は難しかったけれど、ロープで強く巻きつけたらうまくできた。鳥が入ってくれるとうれしい」と笑顔を見せた。
 野鳥のつどいは1986年に山梨県で始め、2021年から裾野市でも開いている。

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