おいしい「そば」楽しみ 児童が種まき 裾野・富岡第二小
裾野市の富岡第二小4年生9人が25日、学校近くの畑にソバの種をまいた。JAふじ伊豆なんすん地区本部(沼津市)による特産品を利用した食育活動の一環。11月に収穫し、12月にはそば打ちを体験する。
児童はJA職員の指導でくわを使って真っすぐな浅い穴を掘り、種の量が均一になるよう気を配りながら約500平方メートルの畑に種をまき、土をかぶせた。秋にはソバの白い花が咲き誇る見込みで、杉山怜穂奈さん(9)は「まいた種を足で踏んだりしないように気を付けた。滑らかなそばを食べるのがいまから楽しみ」と笑顔を浮かべた。
寒暖差のある富士山麓の裾野市は、ソバ栽培の適地として知られる。須山小の3年生も9月4日から、同JAの指導でそば作りに挑戦する。