車いすバスケでシュート 御殿場、パラスポーツ体験会
スポーツを核としたまちづくりを図る御殿場市の官民組織「スポーツタウン御殿場推進協議会」は24日、パリ五輪・パラリンピック開幕まで残り200日を切ったことに合わせ、パラスポーツの体験会を市体育館で開いた。
車いすバスケットボールの体験では、神奈川県に拠点を置くチーム「SAGAMI FORCE」の春田賢人選手をゲスト講師に招いた。園児から中高年まで約100人が参加し、競技用車いすの操作や膝にボールを置いた状態でのドリブルやターン、座った状態でのシュートに挑戦した。裾野市の林蒔菜ちゃん(5)は「車いすは手でちゃんとこげた。シュートはゴールに届かなかったけど楽しかった」と笑顔を見せた。
ボッチャの体験やパラ種目のパワーリフティング、アーチェリー、車いすフェンシングなどを紹介するパネル展も開かれ、市民がパラスポーツへの関心を高めた。
(御殿場支局・塩谷将広)