裾野市、一般会計14年ぶり黒字 2022年度の実質収支
裾野市は23日、2022年度一般会計歳入歳出決算を発表した。財政調整基金の取り崩しがなくなり、実質単年度収支は5億4400万円の黒字(前年度は1億4900万円の赤字)だった。黒字になったのは08年度以来14年ぶり。
歳入決算額は前年度比6・6%減の214億1700万円、歳出決算額が9・1%減の200億6900万円。事業の完成や終了に伴い、前年度は計上した新火葬施設整備事業費やオリンピック・パラリンピック推進事業費がなくなった。
歳入歳出差引額は13億4700万円。次年度繰越財源を控除した実質収支額は11億7100万円だった。