「歓喜の歌」4年ぶり大合唱 裾野・西中生徒が地域住民と発表会
裾野市の西中は22日、地域住民との合唱発表会を開いた。全校生徒481人と地域住民44人が、ベートーベンの交響曲第9番「歓喜の歌」を体育館に響かせた。
年末の恒例行事だったが、コロナ禍で中断し、4年ぶりに開いた。以前は3年生が下級生を指導するのが伝統だったという。現在の3年生も初参加だったため、11月末から各学級で練習を繰り返し、全校集会でも練習して本番に備えた。生徒だけで歌った後、地域住民が合唱を披露し、最後に全員で歌声と気持ちを合わせた。
生徒会長の杉山陽紀さん(2年)は「地域の方々とつながりができてうれしかった。今日の本番が一番大きく、みんなの歌声が響いていた」と感想を話した。