QCサークル知事賞 2団体が静岡県庁訪問 業務効率化事例を説明
QCサークル東海支部静岡地区の秋桜大会で最高賞の静岡県知事賞を受賞した2団体の関係者がこのほど、県庁に川勝平太知事を訪ね、受賞を報告するとともに、業務効率化などの実践内容を説明した。
2団体はトヨタ自動車東富士研究所(裾野市)の「TMサークル」と、トヨタ自動車東日本東富士総合センター(同)の「現状ダハハw!サークル」。
TMサークルは、米国で販売する車の走行試験時に、1本のゴムロールを用いて、コースの白線を日本規格から米国規格に変更する手法を発案した。テープを手で貼って白線を施していた従来に比べ、作業人員と時間、ごみを削減した。
現状ダハハw!サークルは、アパートや倉庫の賃貸処理業務で、請求書の作成を自動化した。送付方法も郵送からメールに切り替え、作業工程を従来比で10日間以上短縮した。
両団体は東海支部が主催する来年9月のチャンピオン大会に本県代表として出場する予定。