強風被害の旧植松家住宅 4月屋根修復 裾野市
裾野市は4月、国指定重要文化財の旧植松家住宅(同市千福)の屋根を修復する。1月中旬の強風で、屋根の最も高い水平部分「むね」の一部が吹き飛んだという。
修復工事は4月上旬に始め、同月内に完了する予定。長さ約10メートルのむねを取り換える。工事費は約180万円の見通し。
旧植松家住宅は同市にあった江戸時代中期の代表的な平地農家。中央公園に移築し、裾野市を代表する観光スポットになっている。現在は応急措置としてむねをブルーシートで覆い、見学は可能。