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テーマ : 裾野市

北駿の県立高 将来像議論 県教育長 市町長ら 御殿場で地域協議会

 北駿(御殿場市、裾野市、小山町)の県立高の在り方を検討する地域協議会北駿地区が1日、御殿場市で開かれた。2024年度中の地域のグランドデザイン(全体構想)策定を目指し、北駿の現状や課題、県立高に求められる将来像などについて意見交換した。
 池上重弘県教育長や各市町長、教育長、商工会長、域内の県立高4校の関係者らが集った。北駿地区は現在、中学3年生が1433人で、今後も右肩下がりに生徒数が減少すると予想されている。23年の調査では生徒の区域外への流出が流入を616人上回っている状況も確認した。
 各市町で高校生と地域をつなげる取り組みが展開され、将来地元に戻ってくる人材の育成を重視する共通認識が示された。小中高の連動や地域需要に応じた学科編成、選考を検討する必要性を指摘する声が出た。県教委が適正とする学級数と生徒が充足していない現状とのギャップやカリキュラムの自由度、設備面で有利性を持つ私立校との関係に言及する意見もあった。

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